じじぃの「錬金術といえば賢者の石・どんな金属も金に変えられる?ホラー実話」

The Alchemyst - The Secrets of The Immortal Nicholas Flamel 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ElcN4P38kxQ
賢者の石 未公開 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=kdbEDU09EPA
中世ヨーロッパの錬金術

ニコラ・フラメル ウィキペディアWikipedia)より
ニコラ・フラメルまたはニコラス・フラメル(Nicolas Flamel、1330年 - 1418年)はパリの出版業者。錬金術にも関係し、金属変成や、賢者の石の製造に成功したという伝説がある。
多数の錬金術書の著者であるとされ、フラメルが1407年にパリに建てた家(オスピス)は現在もパリで最も古い建物として残されている。
現代の科学による金の生成 ウィキペディアWikipedia)より
核分裂によるもの
 錬金術の目的の一つである「金の生成」は、放射性同位体の生成という意味であれば、現在では可能とされている。金よりも原子番号が一つ大きい水銀(原子番号80)に中性子線を照射すれば、原子核崩壊によって水銀が金の同位体に変わる。
核融合によるもの
 金に限らず、多くの金属原子は、超新星の誕生の過程で起こる核融合によって生成され、その爆発によって宇宙空間に放出された、星の残骸である。

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『世にも不気味なホラー実話―世界中から集めた』 ミステリーゾーン特報班 KAWADE夢文 2008年発行
「賢者の石」はどのようにしてつくられたのか (一部抜粋しています)
錬金術というと、今ではインチキ以外の何ものでもないようにおもわれているが、昔の人は、まじめもまじめ、大まじめに錬金術にとりくんでいた。
なかでも、14世紀後半のパリに生きたニコラ・フラメルは、あらゆるものを金に変える「賢者の石」の製造に成功したという伝説をもつ男だ。
フラメルは、パリで写本販売業を営んでいたが、1357年のある日、異国人から「アブラハムの書」という不思議な本を売り渡される。その本は、秘密めいた挿話や奇妙な記号で埋めつくされていたが、フラメルには初めなんのことかさっぱりわからなかった。
だが、そこは錬金術の奥義が書かれているに違いないと確信した彼は、パリ中の学者に訪ね、本の内容について聞いてみるが、満足な答えが得られない。そうこうするうちに、21年の歳月が経った。
1379年、彼は書物を解読するため、ユダヤ人学者が大勢住むスペインに赴く。この本がユダヤ人の始祖アブラハムについて書かれたものだとすれば、ユダヤ人なら書物の謎を解く手がかりを与えてくれるかもしれない、と考えたのだ。
フラメルは、スペインでユダヤ人のカバラユダヤ教神秘主義)学者カンシュと出会う。意気投合したふたりはカバラの秘法書と思しきその書物を解読していく。そして、書物の解読がほとんど終わったとき、カンシュが病でこの世を去った。
フラメルは帰国後、修得した錬金術によって「賢者の石」の製造に成功したという。彼はにわかに裕福となり、教会や病院、礼拝堂などへ多くの寄付を行なうようになった。こうした慈善事業が実際に行われていたことは、現在まで残る記録が明らかにしている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『世にも不気味なホラー実話―世界中から集めた』という本を見ていたら、「『賢者の石』はどのようにしてつくられたのか」があった。
賢者の石とは、中世ヨーロッパの錬金術師が鉛などの金属を金に変える際の触媒となる物質のことである。
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』は、魔法学校で魔法使いになるための勉強をする少年少女たちが繰り広げる夢と冒険のファンタジーだ。
錬金術という言葉は、鉛を金に変えるということからインチキの代名詞にもなっている。
しかし、現代では原子物理学の進展により元素周期表上の鉛から金を生成することは理論的には不可能でなくなっている。
鉛(Pb:原子番号82)から金(Au原子番号79)に変えるには鉛の電子を3個減らすだけで済むのである。
お暇とお金のある方は試してみてはどうだろうか。