じじぃの「人の生きざま_443_秋吉・敏子」

ソロモン流 ジャズピアニスト・秋吉敏子 8月24日 バラエティ動画
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-47103.html
秋吉敏子−LouTabakin Band: Long Yellow Road/ Lady Liberty; JUST JAZZ1986 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=xs5s0POfvXk
1996 - Toshiko Akiyoshi Big Band - Strive For Jive 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Mu3NrWwLLqo&list=PLF653090590F1111F
穐吉敏子 ウィキペディアWikipedia)より
龝吉 敏子(あきよし としこ、Toshiko Akiyoshi、1929年12月12日 - )は、ニューヨーク在住の日本人ジャズピアニスト、作曲家、編曲家、ビッグバンドリーダー。
【来歴】
満洲 (現、中国東北部) 遼陽に日本人の両親の元に生まれた。
1956年、26歳で単身渡米して、日本人としては初めてバークリー音楽院(Berklee College of Music、現バークリー音楽大学)で奨学生として学ぶ。1962年、チャールズ・ミンガスのバンドに参加。1963年、最初の夫チャーリー・マリアーノとの間に娘のマンディ満ちるをもうける。1965年離婚。
1967年に現在の夫でありフルート、テナーサックス奏者のルー・タバキンと出会い、1969年結婚。1973年にロサンゼルスで秋吉敏子ルー・タバキンビッグバンドを結成し、1974年、ジャズと日本古来の和楽を融合した『孤軍』を発表する。
自らの作編曲で通算30年にわたって活動を続け世界的に名声を馳せた。その評価と人気を示すものとしてアメリカのジャズ専門誌ダウンビートでは秋吉とルーのビッグバンドは批評家投票で1979年から5年連続、読者投票では1978年から5年連続で共に1位を獲得している。
ちなみに、夫婦揃って熱心なワインコレクターである。

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ソロモン流 「賢人:世界的ジャズピアニスト・秋吉敏子の苦悩のジャズ人生に迫る」 2014年8月24日 テレビ東京
【案内人】船越英一郎、【ナレーション】魚住りえ 【賢人】秋吉敏子 【ナレーション】魚住りえ
今年84歳を迎えた秋吉の新たな挑戦となる、アメリカ人の音楽家ガーシュインの最高傑作オペラ「ポギー&ベス」を秋吉流ジャズに置き換えてのアレンジ。今年の春から初夏にかけて東京、埼玉、大阪で行ったコンサートの様子。その他、貴重映像を初公開する。しかし、そんな華々しい活躍の裏には、秋吉にとって辛く拭い去りたい過去があった。様々な葛藤を乗り越えてジャズ界のトップへと上り詰めていった秋吉の60年にわたる孤軍奮闘のジャズ人生に迫る。
http://dogatch.jp/news/tx/27561
8月24日 テレビ東京 ソロモン流 「賢人:世界的ジャズピアニスト・秋吉敏子より
挑戦! オペラをジャズに
この夏、秋吉さんは大胆なチャレンジに挑んでいます。
今はその準備の真っ最中。あとはどういうイメージを膨らませるか。
ニューヨークの自宅から車で40分ほど走ります。
そこはもう森の中。
軽井沢の別荘のような家に入っていく。
実はここがもう1つの仕事場。こもって譜面を書くときに使っています。
今挑んでいるのはオペラをピアノで弾くこと。
オーケストラの分厚い音をどうピアノで表現するのか。緻密なアレンジの力が要求されます。
コンサートは2週間後。もう直前です。
秋吉さん、「これはアメリカの代表的なオペラだし、これ以上悲惨な物語はないのではないか」
オペラ 「ボービーとベス」 作曲 ジョージ・ガーシュウィン
出口の見えない貧困と揺れる愛に翻弄される主人公を描いた作品です。
有名なのはこの曲『サマータイム』 ♪。
叶わぬ夢が綴られた悲しい子守歌。多くのミュージシャンによってカバーされてきました。
マイルス・ディビスのトランペット『サマータイム』の音が流れる。
秋吉さん、「これをそのまま演奏するのは意味がないわけですよ。それじゃ他の人がやればいいんで。他の人がやれないことを私がやらなきゃいけない。それで初めて私がジャズピアニストとして演奏する意味が出てくる」
秋吉さんはリズムを変え、苦しい道を歩むようなイメージにアレンジしました。
アレンジしたピアノ曲が流れる。
「ゴスペル」の伝統的な調子の取り方です。
ゴスペル・・・アメリカの黒人霊歌 強烈なリズムとビートが特徴
取材スタッフ、「なぜ、ゴスペルに?」
秋吉さん、「ただなんとなくやってるっていうんじゃなしに。ちゃんと地面に足がついている取扱い方」
秋吉さんは84歳になっても、過去のヒット作に頼った活動はしていません。常に何かに挑戦し続ける。リスクを取ることが若さの秘訣なのです。
果たしてどんな作品になるのか?
納得いく音が降りてくるまで試行錯誤を続けます。
ライブで共演するのはドラムとベースだけ。
アレンジした譜面をもとにリハーサルでニュアンスを固めていきます。
本番は目前に迫っていました。
間に合うのか? 84歳奇跡のピアニスト秋吉敏子さん。
ライブ当日になりました。
会場はミッドタウンの老舗ジャズクラブ「JAZZ at KITANO」。
世界中のジャズファン憧れの店です。
耳の肥えた通たちにどう聞かせるのか? 本番直前になって名作『ポーギーとベス』を弾く重圧がのしかかってきました。
84歳。秋吉敏子さんの挑戦です。
プリーズウェルカム…トシコアキヨシ!
今夜も1曲目は『ロング・イエロー・ロード』。
アメリカで歩んだ60年近い歳月が胸をよぎります。
オペラ『ポーギーとベス』の新作アレンジ。
軽快な楽曲からスタートです。
そして、ついに『サマータイム』。
力量が試される曲です。
84歳。伴奏なしで名曲を弾ききってみせました。