じじぃの「グーグルゾン(Googlezon)・EPIC2014・日本のソフトバンク・楽天は勝てるか」

EPIC 2014 日本語字幕版 (Googlezon EPIC 2004年の未来予想) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Afdxq84OYIU
【公式】電子ブック楽天kobo> − 電子ブックリーダー kobo Touch 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=mbUZt4FHiHo
EPIC 2014 ウィキペディアWikipedia)より
EPIC 2014とは2004年11月にロビン・スローンとマット・トンプソンが公開したFlashムービーである。音楽はアーロン・マクレランが手がけた。公開年の春にポインター学院(英語版)で行ったプレゼンテーションが元になっている。全8分でクリエイティブ・コモンズの非商用ライセンスの下で公開されている。
2014年時点の架空の「メディア史博物館」が持つ視点を描いた内容であり、Googleニュースのような人気のあるニュースアグリゲーターやブロギング、ソーシャル・ネットワーキングといったWeb 2.0技術の収束が与える影響、ユーザーが仮定的な未来でジャーナリズムや社会に大々的に参加できることを扱っている。「Googlezon」というスラングが人気を得ていき、このシナリオでは深刻化している主なプライバシーや著作権問題にも触れている。

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文藝春秋』 2014年8月号
グーグル、アマゾンに孫、三木谷は勝てるのか 【執筆者】川端寛(ジャーナリスト) (一部抜粋しています)
世界の仮想空間を支配する「彼ら」が、「テレビ」に触手を伸ばし始めた。その野望が実現すれば、我々はもはやどこに居ても、何をしていても、「彼ら」の手から逃れられなくなる。身を委ねればこの上なく快適だが、何か大切なものを奪われるかもしれない。インターネットの原型であるワールド・ワイド・ウェブ(WWW)が生み出されてから4半世紀。「彼ら」すなわち、グーグル、アマゾン・ドット・コム、アップルのネットBIG3が張り巡らせた蜘蛛の巣は、我々の生活のすべてを覆い始めた。対抗できる日本企業はあるのだろうか。
「それはすべての時世の中で最良の時であり、最悪の時でもあった」
2004年、インターネット上で公開された1本のフラッシュ・ムービーが世界のネット関係者の間で話題になった。タイトルは「EPIC 2014」。チャールズ・ディケンズ二都物語』の一文で始まる約8分間の物語は、1989年にスイスのCERN研究所にいたティム・バーナーズ・リーがWWWを発明したところから始まる。94年のアマゾンの誕生、98年のグーグル誕生、ブログの普及など、ネットの歴史を簡単に振り返った後、05年からフィクションに切り替わる。
05年、グーグルが電子メールや写真や画像など利用者があらゆる情報を容量無制限で保存できる「グーグル・グリッド」というサービスを開始。
08年、グーグルとアマゾンが合併し「グーグルゾン」が誕生する。グーグル・グリッドと、アマゾンが一人一人の購買履歴から利用者の好みを割り出す「推奨システム」が統合され、グーグルゾンはユーザー個人の興味に合わせたニュースをコンピューターで自動的に生成し、配信するようになる。
11年、新聞社のニューヨーク・タイムズ著作権法違反でグーグルゾンを提訴するが、最高裁グーグルゾンが勝訴。ニューヨーク・タイムズは最後の抵抗としてオンラインサービスを停止し、エリート、高齢者のための紙媒体に戻る。
14年、グーグルゾンは消費習慣や政治信念などで利用者を細かく分類し、一人ひとりの利用者が知るべきニュースをコンピューターが自動作成する「EPIC(進化型個人別情報生成システム)」を投入、爆発的な支持を集める。それは我々人類が望んで生み出したものだが「おそらく別の方法があったのかもしれない」というナレーションで物語は締めくくられる。
「EPIC 2014」は、米サンフランシスコのネット企業で働くロビン・スローンなど、数名の若者がニューヨーク・タイムズ・デジタルのCEO、マーティン・ニルセンホルツの講演に触発されて作った近未来の物語だ。民衆が「ビッグブラザー」と呼ばれる権力者に支配されるジョージ・オーウェルの小説『1984』が下敷きになっている。
作者のスローンは、「EPIC 2014」の公開から数年後のインタビューで「オールドメディア(新聞やテレビ)は僕の予想以上に健闘している」と語っている。確かに14年時点で新聞やテレビは広告収入の減少に苦しみながらも生きながらえている。グーグルゾンも誕生していない。
だからと言って、これからもオールドメディアが「第4の権力」で居続けられる保証はない。「EPIC」誕生に向けた準備はさりげなく、しかし着実に始まっているのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
8月号の『文藝春秋』に「グーグル、アマゾンに孫、三木谷は勝てるのか」という記事が載っていた。
記事に載っていた「EPIC 2014」をユーチューブで見てみた。
インターネットの歴史を振り返るような映像になっている。
ソニーが出てきた。その後、マイクロソフト、グーグル、アマゾンが出てきた。最後は
グーグルゾン」が誕生するところで終わっている。
時価総額でいうと、アップルが55兆円、グーグル38兆円、アマゾン15兆円。それに対し、ソフトバンクが9兆円、楽天は1兆7000億円しかない。
戦後、宇宙開発で日本はペンシルロケットから始まった。今、JAXANASAに比べれば10分の1ぐらいの規模しかない。それでも、「はやぶさ」などでかなりの成果を上げている。
ソフトバンクも、楽天も、ドワンゴも、今後大きな可能性を秘めているような気がする。