じじぃの「メタンハイドレートで水素社会へ・燃料電池・水素ステーション!資源戦争」

「高い?安い?」水素1kg1100円 水素ステーション(15/04/13) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=FEnTBut0IZk&feature=youtube_gdata

メタンハイドレート

21世紀のエネルギー問題の切り札メタンハイドレート
●水素を燃料とする、燃料電池車実用化の期待
将来、水素を多用する燃料電池時代が到来したとき、自動車、発電、冷暖房など、メタンから取り出される水素の需要度はかなり高いものと予想されます。
燃料電池二酸化炭素の排出量が少なく、火力・原子力発電など大規模集中型発電のエネルギー効率が35%程度に対して、70%以上と高い。現在はまだ補助電源のイメージですが、いずれは火力・原子力発電に取って代わるのでは、と業界では予測されています。
http://www.mcae.jp/nittan/methan/21.html
家庭用燃料電池燃料電池って何でんねん? イズム「ism」
各家庭で普通に使っている、都市ガスから水素をつくり出せばいいんですから。現在、ほとんどの都市ガスは天然ガスを利用しており、天然ガスの主成分はメタン。水素は、メタンから取り出すことができるんですよ。これを「改質」と言ってね。あとは、取り出した水素を燃料電池に入れて空気と化学反応させれば、電気ができるというわけ。
http://panasonic.co.jp/ism/fc/2.html
水素自動車の水素の値段
http://www.rikasuki.jp/memorial/aimai/kurashi/fl332.htm
週刊ニュース深読み 「水素社会元年 日本は世界に勝てるか?」 (追加) 2015年2月14日 NHK
【司会】小野文惠 【ゲスト】レッド吉田、大林素子 【専門家】佐々木一成(九州大学 教授)、町田尚(芝浦工業大学 教授)、片岡利文(NHK解説委員)
今回のテーマは「水素」。エネルギーの9割を輸入に頼る日本が"エネルギー大国"になれるかもしれない!? 燃料電池車やエネファームなど、水素の技術で日本はぶっちぎり。 しかも今年は「水素社会元年」と位置づけられ、新年度の水素関連予算は700億円にも...。 しかし、水素エネルギーの普及には、安全性やコスト、海外展開など課題が山積み。
日本は"水素社会"を実現し、世界をリードすることができるのか?
●技術立国から営業立国へ
片岡、「日本は技術はあるが、ガラパゴス化した製品も多い。アメリカはシェールガスOPEC原油、ロシアは天然ガス、ドイツは再生可能エネルギー、オーストラリアは褐炭。それぞれの国にエネルギー事情がある。褐炭から水素を採れるのは日本だけ。日本の売り込みポイントは相手の都合に合わせた提案ができるか。『技術立国から営業立国へ』と提案する」
佐々木、「北九州では水素社会を形にしている。九州大学も2030年くらいのモデル都市を想定したものを形にしている」
http://www1.nhk.or.jp/fukayomi/maru/2015/150214.html
水素半値へ開発アクセル 燃料電池車用「ガソリンより安く」 岩谷産業、圧縮機ない供給装置 千代田化工、低コストの常温輸送 2014/7/29 日本経済新聞
燃料電池車(FCV)の年度内の市販が決まる中、燃料の水素価格引き下げに向けた動きが加速してきた。政府はFCVの燃料価格を2020年に現時点の想定の半値近くに下げ、ハイブリッド車(HV)並みにする目標を掲げている。また、新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)は28日、初の「水素エネルギー白書」を策定。水素の製造・輸送から販売まで供給網全体で低コスト化の取り組みが進みつつある。
この流れのなか、14日に日本初のFCV向け、商用水素供給施設「水素ステーション」を開設したばかりの岩谷産業は、2年後をメドに圧縮機のいらない水素ステーションの開発を目指す。液化水素を専用装置で気体に戻した後、高圧にして自動車に供給する圧縮機だけで1億4000万円程度かかるようである。低コスト化の取り組みが加速する格好に。
http://www.nikkei.com/article/DGKDASDZ2804D_Y4A720C1TJ2000/
おはよう日本 2013年3月19日 NHK
●水素燃料時代到来か 燃料電池車の普及は?
あなたの家に燃料電池車がやってくるかもしれません。
水素を使った燃料電池車は次世代のエコカーとして期待されていますが、コストなどが壁に。今、価格を抑えた車の開発など普及への動きが加速しています。企画では、最新の試作車にいち早く試乗。コストダウンにつながる最先端技術も紹介します。
燃料電池車に使われている触媒はプラチナです。群馬大学では高価なプラチナの替わりに安価なカーボンを代替に使うことに成功しました。燃料電池車の早期実現に寄与することが期待されます。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2013/03/0319.html
『資源戦争――いま世界で起きている本当に凄い話』 ニュースなるほど塾/編 KAWADE夢文庫 2012年発行
日本を資源大国に変える? メタンハイドレートの可能性 (一部抜粋しています)
日本のエネルギー自給率は、わずか18%しかない。石油は99.6%、天然ガスは96%、石炭に至っては100%を輸入に頼っており、長期的・安定的な資源確保が常に重要な課題となっている。
そんな日本も、将来の資源大国をめざしてエネルギー戦略を立てている。それはメタンハイドレート戦略だ。
メタンハイドレートとは、天然ガスの主成分であるメタンが深海底や極地のツンドラにおいて低温、高圧化で水と結合し、シャーベット状になったもの。シベリアのツンドラ地域、メキシコ湾、カナダの北極海アリューシャン海溝など、水深1000メートル以上の深海にメタンハイドレートの存在が確認されている。
再生可能エネルギーではないが、石油や石炭に比べてCO2やチッソ化合物の排出量が少なく、クリーンエネルギーとして注目されている。
このメタンハイドレートが近年、日本の周辺海域に豊富に埋蔵されていることがわかった。産業技術総合研究所によると、埋蔵量は10兆立方メートルで、日本の年間天然ガス消費量の105年分に相当するという。
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原油価格が最高値をつけた2008年の天然ガスの平均輸入価格は、1平方メートル当たり55円だったが、メタンハイドレートは生産コストだけで92円(推定)になる。メタンハイドレートがいかにコストのかかる資源かわかるだろう。
生産量の増加や効率性の向上、施設建設費の提言などにより、生産コストを下げることが商業化に向けた最大の課題といえる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
6月25日、トヨタは水素で走る燃料電池車を2014年度内に700万円程度で発売すると発表した。
発表した燃料電池車は、水素充填1回は3分でおよそ700km走ることができる。
いよいよ、水素社会へ突入か。
課題は水素ステーションで、水素ステーションの建設コストに約4〜5億円かかるとのこと。
ところで、燃料となる水素はどこから取り出すのか。ガソリン価格と比べて水素の価格はどれぐらいになるか。
水素は原油精製の段階で副産物として大量に発生する。現在の水素の値段はほぼガソリン価格と同じだ。
水素が水として大量に存在するのだから、電気分解して取り出せばいいと思うかもしれないがコストが高くつく。
次世代燃料の1つに「メタンハイドレート」がある。天然ガスのメタンがシャーベット状になったものだ。
これを海底から取り出し、水素ステーションに貯蔵して水素を取り出すとガソリン価格の2倍ぐらいになりそうだ。
まだまだ、水素社会へ突入とはならないのだろうか。