じじぃの「人の生きざま_413_逢坂・じゅん(レツゴー三匹)」

逢坂じゅんさん死去 お笑いトリオ「レツゴー三匹」 68歳 2014.5.8 MSN産経west
お笑いトリオ「レツゴー三匹」で活躍したタレントで俳優の逢坂じゅん(おうさか・じゅん、本名=渡辺美二=わたなべ・よしじ)さんが8日午後5時29分、脳溢血(のういっけつ)のため大阪市内の病院で死去した。68歳。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140508/wlf14050822420029-n1.htm
レッツゴー三匹 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=TljzeSk5wj4&feature=kp
半沢で好演レツゴーじゅん急死 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=h1c3gUrxsgw
レツゴー三匹 ウィキペディアWikipedia)より
レツゴー三匹(1968年 - )は、和光プロダクション松竹芸能(じゅんのみオフィスのいり所属)所属の漫才トリオ。タイヘイ一門の総領格だが、永らく半休止状態にある。
トリオ名の由来は、名古屋の焼き鳥屋「三匹」であった。それだけではインパクトがないので「レツゴー」を付けた。
レッツゴー三匹」との誤記が散見されるが、正しくは「レツゴー」。
週刊新潮 2014年5月22日号
墓碑銘 レツゴー三匹、トリオ漫才から俳優へ 逢坂じゅんさん、突然の悲報 (一部抜粋しています)
俳優、逢坂じゅんとして活躍していたが、漫才トリオレツゴー三匹」のレツゴーじゅんも記憶に鮮明だ。
「じゅんでーす」「長作でーす」とそれぞれ威勢よく名乗り、リーダー格の正児が「三波春夫でございます」とうやうやしく挨拶する。
「笑わずにはいられません。登場の時点でお客さんをすっかり引き込んでいました」
と、演芸評論家の相羽秋夫さんは振り返る。
松竹芸能で、正司敏江・玲児とならぶ筆頭格の人気でした。トリオは音楽ショーやコントではうまくいっても、しゃべくり漫才は役割の配分が難しいのです。正児さんがつっこみ、じゅんさんがボケで、長作さんは臨機応変と素晴らしかった」
正司敏江さんは述懐する。
「じゅんは、おねえ、おねえゆうて慕ってくれた。かわいくて気もやさしい。天然で、計算したボケやあれへんからおもろいんやね。笑顔も満点や。私らとのどつき漫才と一緒で体張っとった」
昭和20年、大阪の堺市生まれ。本名は渡辺美二。1歳年上の横山やすしとは同郷で学生時代から交友がある。39年、吉本新喜劇の研究生に。坂田利夫らと下積みを重ねた。吉本を離れ、ルーキー新一率いる劇団を経て44年からレツゴー三匹で活動。
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藤山寛美山城新伍のように神経が繊細な人にかわいがられたのも納得できる。
次第に俳優に力を注ぎ、劇作家で演出家の逢坂勉さんとの出会いを機に平成3年から逢坂じゅんを名乗る。
「漫才で松竹芸能の看板を背負い、役者としても出演を請われた」(メディアプロデューサーの澤田隆治さん)
歌手の劇場公演でも重宝される。『冬のソナタ』がはやった頃は「ペ・ヨンじゅんでーす」と沸かせた。
「自分は抑え、主役を自然にもり立てる。漫才で鍛えられているので状況の判断が見事です。周りに迷惑をかけたらいかんとお酒も絶ち、節制することもありました」(漫才師の若井ぼんさん)
昨年、テレビドラマ『半沢直樹』では銀行に裏切られ自身が築いた建設会社から追われた人物を好演。親子関係の機微も表現する大切な役柄だった。NHKごちそうさん』ではうどん屋の店主役で主人公に関西の昆布だしを伝えている。