じじぃの「人の生きざま_409_森山・良子」

森山良子 - あのひと検索 SPYSEE
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この広い野原いっぱい - 森山良子 動画 YouTube
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森山良子(Moriyama Ryoko) - 涙そうそう(nada sousou) 動画 YouTube
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森山良子

森山良子 ウィキペディアWikipedia)より
森山 良子(もりやま りょうこ、1948年(昭和23年)1月18日 - )は、日本の歌手、女優。本名同じ。
東京都出身。平成18年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。平成20年秋紫綬褒章受章。長女は元ミュージシャンの森山奈歩。長男はシンガーソングライターの森山直太朗

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『逢えてよかった!』 永六輔/著 朝日新聞社 1995年発行
森山良子さん――ステージの工夫に大人の趣味 (一部抜粋しています)
毎年楽しみなステージのひとつに森山良子さんのコンサートがある。
歌手としてはもちろんなのだが、時おり見せるショーガールとしての一面に胸がときめく。
エンターテイナーという言葉は「接待する人」でもあり、森山さんは鮮やかに観客を接待してくれる。
ギターをかかえて「この広い野原いっぱい……」と伸びやかな美声を聞かせてくれた少女時代から、歌よりも、ステージの工夫に大人の趣味が感じられる最近の森山さんが好きだ。
例えば歌の間にはさまれるフリートークに「母が言ってましたが……」と母親のイメージを強く出しながら、編曲や選曲には父親の影響が強く、見事にジャズシンガーなのだ。
特にカーテンコールに必ず歌われるジャズメドレーのパロディーは、ジャズメンだった父にささげられたものに違いない。
この「父」と「母」を大人になった娘の感性でとらえていることに感動する。その森山さんに注文したいのは、歌のように完成度の高い話術である。
フォークでスタートした人たちは初期のサークル的な話術を身につけているために、どうしても素人風になりやすい。
素人っぽさというのはそれなりに魅力ではあるのだが、歌唱力とのバランスがとれなくなる。そして、それが大ホールになると、そこで要求されるのは話術を超えた話芸なのだ。