じじぃの「人の生きざま_406_山川・静夫」

山川静夫 - あのひと検索 SPYSEE
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第25回OP 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ELGPvtSLJ6o
紅白歌合戦 山川静夫アナ

「リハビリ人生で、後遺症を克服」…山川静夫さん 2010年11月10日 読売新聞
山川でございます。私ももう77歳になりました。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=33052
山川静夫 ウィキペディアWikipedia)より
山川 静夫(やまかわ しずお、1933年2月27日 - )は、日本のフリーアナウンサー、芸能評論家(特に歌舞伎)、エッセイスト。元NHKアナウンサー。

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『逢えてよかった!』 永六輔/著 朝日新聞社 1995年発行
山川静夫さん――ようやく趣味が仕事に (一部抜粋しています)
山川静夫さんがNHKを定年退職した。しばらくは執筆生活をするという。
同世代、そして住職の倅から神主の倅へ、心からのお疲れさま。
僕にとって山川さんは昔からペンの人でもあった。「網大夫」から、「和田信賢」にいたる評伝。
そして古典芸能や法曹界の豊かなエピソード。名放送と並んで名随筆を楽しんできた。
歌舞伎は天井桟敷のかけ声、そして役者の声色の名人でもある。
三国一朗さんの『徳川無声の世界』という名著にも言えるが、語りの上手な人は文章にも無駄が無い。自分で読みながら書くせいか、楽に読みくだすことが出来る。
静岡・浅間神社の神主を父に、NHKタイプをはみ出すことなく、内側からNHKの幅を広げる行儀良さ、間違っても悪ふざけはしない仕事ぶりだった。
NHKに残ることも出来るのにキチンと退職するところまで筋が通っている。仏教徒として、神道を評価する由縁である。
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ラジオでは古典芸能の番組を担当していたが、退職となるとポスト山川アナは誰になるのだろう。身銭を切って劇場通いをしている若いアナウンサーはいるのだろうか。
趣味だか、仕事だかわからない人たち(僕を含めて)が多い放送人の中で、趣味と仕事をキッチリと分け、趣味で仕事をしなかった気骨は貴重だった。
定年後やっとその趣味が仕事になるなら、高齢化社会の理想像でもある。