ネットカフェ難民たちへ 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=NTHPkeFM-Ts
BBCの報じる格差社会 日本(2) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ZeS-cYc7jhE
3年半住み続けている客もいる「ネットカフェ難民の最後の砦」 2011.08.09 日刊SPA!
「ネットカフェ難民の最後の砦」とも言われる店がある。埼玉県蕨市のネットカフェ「C」は、1ヵ月以上の長期滞在サービスが人気を博しているのだ。
JR蕨駅前の雑居ビルにある同店を訪れると、受付カウンターには「住民票登録・郵便物受取代行サービス」という貼り紙があった。
http://nikkan-spa.jp/35714
NHKスペシャル 「調査報告 女性たちの貧困 〜“新たな連鎖”の衝撃〜」 2014年4月27日
【キャスター】国谷裕子 【語り】上田早苗
今、働く世代の単身女性の3分の1が年収114万円の暮らしを強いられています。
その中で特に深刻化しているとされるのが15〜34歳の若年女性の貧困である。家族を養うために朝5時から働く19歳の女性。家賃が支払えず、ネットカフェで暮らす母娘。取材を進めると、親の世代の貧困が、若年女性へと連鎖していることが明らかになってきました。最前線のルポから社会を襲う「新たな貧困」を見つめていく。
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2014054777SC000/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
4/27、『NHKスペシャル』で「調査報告 女性たちの貧困 〜“新たな連鎖”の衝撃〜」を観た。
こんなことを言っていた。
年収200万円以下の非正規雇用で働く若い女性(15〜34歳)は289万人に上っています。
不安定な雇用環境の中、結婚して家庭を築くことに現実味が持てないという人も増えています。
取材を進めると、親から子の世代へ貧困が連鎖していく実体が浮かび上ってきました。
今、日本社会で何が起きているのか。現場からの報告です。
女性たちの貧困 〜“新たな連鎖”の衝撃〜
国谷さん、「NHKが一橋大学との共同で行った調査によると、非正規雇用で働く女性(15〜34歳)の年収は200万円未満が81.5%になることが分かりました。雇用環境の変化でこの十数年の間で男女とも非正規という働き方が広がっていますが、この変化が今とりわけ若い女性にとって自立した生活が送りにくくなっているという逆風となって表れています。OECD開発機構の調査では日本の母子世帯の子供たちの貧困率が先進国で最悪レベルだという結果が出ています。この貧困の固定化が裏付けられています」
1人親世帯の貧困率
1位 デンマーク 9.3%
2位 フィンランド
3位 ノルウェー
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30位 アメリカ
31位 イスラエル
32位 チリ
33位 日本 50.8% (1人あたり114万円)
午前5時。埼玉県。鷲見千寿枝(すみえ)さん、19歳です。
中学を卒業してすぐに働き始めました。向かうのはコンビニエンスストアです。月給は約8万円。自給が高い早朝に加え、夕方もここで働いています。
千寿枝さんの暮らしが一変したのは小学校1年生のときでした。一家を支えていた父親が亡くなったのです。
49歳の母親はコールセンターなどでパートの仕事をしてきました。しかし、腎臓に持病を抱えているため働けない月も多く、千寿枝さんが家計を支えてきました。千寿枝さんは希望していた全日制高校への進学をあきらめました。今は家事全般もやっていて、1日の出費は500円程度に抑えています。
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地方から夜行バスで出稼ぎに来たという女性がいました。
伊藤なつきさん(仮名)、19歳。愛媛県の大学に通っています。学費は400万円(4年)で、その学費を稼ぐためにやってきたといいます。
大部屋を小さな仕切りで区切られた部屋がたくさんある映像が出てきました。
インターネットカフェ(ネットカフェ)で寝泊まりしています。12歳のときに両親が離婚。パートをしている母親とともに暮らしてきました。貧困から抜け出そうと大学に進んだなつきさん。
学費や生活費はすべて自分で稼ぐしかありません。家族の誰も高卒で、大学は始めてです。
地元、愛媛の最低時給は666円。東京は869円のため、東京に出てきています。自給が高い工事現場など3つの仕事をかけ持ちしています。
なつきさんの母親は愛媛県東部の町で暮らしています。母親 伊藤かづきさん(仮名)、43歳。女手ひとつで子供を育ててきました。離婚した後は、地元ではパートの仕事しかなく、かけ持ちをしています。
かづきさんがようやく就くことができた仕事はレンタルビデオ店でのアルバイト。今も週5日働いています。夕方からは弁当屋さん。時給は720円。2つをかけもちしても月収は15万円を切ります。
非正規の仕事に就く人の割合は男女とも増えていますが、女性の平均賃金は男性の8割程度に留まっています。蓄えを作る余裕もなく、年金の保険料も払うことができません。
かづきさんは働きづめの娘の体をいつも心配しています。
なつきさんが滞在していたネットカフェ。
これからも東京に通って学費を稼ぎたい。福祉関係の仕事につき、母親を支えたいと思っています。
毎月長期滞在できるネットカフェの定員の7割が長期滞在の女性。ここに住所を移して郵便物も受け取ることもできます。1日2400円。1ヵ月以上なら1900円になります。
小さな部屋が衣類などで埋まっている映像が出てきた。
この店で、最も長い期間滞在しているのは彩香さん(仮名)、19歳です。畳、1畳ほどの部屋に生活用品を持ち込み、2年間暮らしていました。
同じネットカフェに母親もいました。41歳の母親とここにきました。現在は派遣の仕事をしている母親。10年前に離婚してから娘を育てていたが生活に行きづまったといいます。
彩香さんが頻繁に訪れる部屋がもう1つありました。それは妹の萌さん(仮名)、14歳です。この4月で中学3年。学校には半年近く通っていないといいます。姉はコンビニで週5日働いています。高校中退した彩香さんがようやく見つけた仕事でした。
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じじぃの感想
「毎月長期滞在できるネットカフェの定員の7割が長期滞在の女性。ここに住所を移して郵便物も受け取ることもできます。1日2400円。1ヵ月以上なら1900円になります」
長期滞在の場合、1日1900円 × 30日として、1ヵ月57,000円、約6万円だ。
アパートなんかに入るための敷金・礼金が工面できないからとか言っていた。
お風呂とか洗濯もあるだろうし、大変だなあ。