ハートネットTVシリーズ貧困拡大社会「見過ごされた人たち」 動画 デイリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xvc6ql_yyyyyytvyyyyyyyyyyy-yyyyyyyyy_news
湯浅誠さん〜生活保護法の改定について 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=BDRfkQXu9Jo
資産の活用
家や土地を持っていると生活保護は受けられない?
http://www.seiho110.org/rei/sisan.htm
★東日本大震災〜貯金尽き生活困窮「食べていけない」 70日以上 缶詰中心の食生活 知識の泉 Haru’s トリビア
http://amor1029.exblog.jp/12723878/
ハートネットTVブログ選 「シリーズ・貧困拡大社会」 2012年11月19日 NHK Eテレ
【司会】山田賢治 【ゲスト】湯浅誠(反貧困ネットワーク事務局長)、西村賢太(作家)
生活保護の受給者数が212万人を超え、戦後最多を更新し続ける一方、収入が生活保護の基準額=最低生活費を下回っているにもかかわらず、生活保護を受けていない人も数多くいることはあまり知られていません。厚生労働省の推計によれば、その数は229万世帯にのぼるとされています(平成19年)。こうした“セーフティーネットからこぼれ落ちている人たち”の実態はこれまで明らかにされることはほとんどありませんでしたが、あるNPO法人が本格的な実態調査に乗り出しました。
山梨県内で食料の無料配給を行う「フードバンク山梨」。フードバンク山梨では今、収入が最低生活費未満であるにもかかわらず、生活保護を受給していない世帯を一軒一軒まわり、その経済状況や家族関係そして健康面の問題など詳細な聞き取り調査を行っています。この調査から、貧困状態にある人がなぜ生活保護を受けていないのか、その背景が浮かび上がってきました。理由として最も多かったのが、保有する資産。生活保護法では原則、家や土地、自動車などの「可処分資産」は処分してからでないと生活保護を受給できないことになっています。しかし、地方では自動車が無いと就職活動に支障をきたすなど簡単に資産を処分できないという事情もあります。さらに困窮状態を家族や親戚に知られるのを嫌い、生活保護を申請することをためらう人たちが多いことも分かってきました。
番組では、フードバンク山梨の調査を通して、生活保護を受給できない人の実態を浮き彫りにするとともに、こうした“見過ごされた人たち”の孤立を防ぐため、設立した農場など新たな試みを取材。支援のあり方について考えていきます。
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/2012-11/19.html
どうでもいい、じじぃの日記。
2/5、再放送だったが、NHK Eテレ『ハートネットTVブログ選』で「シリーズ・貧困拡大社会」を観た。
こんなことを言っていた。
【生活保護未受給の実態・見過ごされた人たち】
山梨県内で食料の無料配給を行うNPO法人 理事長 米山けいこさん。
米山さん、「本当に身近にある貧困がどんどん拡大しているのではないかというのは感じています。そこを私たちを含めてどのような形で支援できるか、課題がすごく大きいなと感じています」
調査を行っているのは4年前に設立されたNPO法人 「フードバンク山梨」。
包装に不良があったり、賞味期限が近づいた食品を企業からの寄付で集めます。生活に困窮する人に2週間に一度、無料で届けます。
対象は福祉事務所など、自治体から紹介を受けた失業者や母子家庭。その数は現在130世帯に上ります。
NPOはこれまで48世帯を調査したところ、生活保護を受けていない理由が浮き上がってきました。
生活保護を受けていない理由 (NPO法人 フードバンク山梨調べ)
資産がある 29%
申請に抵抗がある 17%
働ける年齢である 15%
健康に問題がなく働ける年齢であるとして断られた人は15%。貧困状態であることを親類に知られるなどが嫌で申請をしない世帯が17%。そしてもっとも多かったのは、家や車など資産がある方でほぼ該当しないと判断されたケースでした。
田園地帯に新しい住宅が点在して建っている映像が出てきた。
保有する資産を理由に受給が認められなかった男性を取材することができました。
石川光秋さん(61歳)です。生活保護受給の際、問題になったのがこの家です。
19年前、住宅ローンを利用し、2800万円かけて建てました。しかし、7年前、仕事のストレスから体調を崩し退職。今500万円のローンが残っています。今から月7万円の年金が支給されるようになりましたが、多くはローンの返済に消えてしまいました。
公共料金の支払いも滞り始め、ガスは2年以上、止められたままです。
食卓のテーブルには、2皿があり、わずかな具しか入っていない。おかずは缶詰という食事をしている。
生活費を節約するため、食事を摂るのは1日1度だけ。
親族とも疎遠になり、他に相談できる人もいないという石川さん。
寂しさをまぎらすため、最近では食事を切り詰めてでも、お酒を飲むようになりました。
石川さん、「希望とか、こうしよう、ああしようということを考えられなくなる。酔うことによって、嫌なこととか、忘れられるということもありますから、どうしても飲んでしまいます」
次第に貯金も底をつき、家を売却しようと不動産会社に相談したこともありました。しかし、立地条件や家の老朽化を理由に買い手がつかないと聞かされました。
追いつめられた石川さんは去年の夏、市の福祉課に生活保護の相談を持ちかけました。しかし、家のローンがあるため、該当しないと告げられました。
NPO法人 「フードバンク山梨」から、石川さんに宅配便で食料の無料配給の荷物が届けられた映像が出てきた。
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じじぃの感想
「公共料金の支払いも滞り始め、ガスは2年以上、止められたままです」
じじぃはもう1年以上お風呂に入っていない。週1回のシャワーで済ませている。
そのうち、ガスが使えなくなるのかもしれない。