じじぃの「人の生きざま_302_佐川・眞人」

佐川眞人 - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E4%BD%90%E5%B7%9D%E7%9C%9E%E4%BA%BA/1139521
京都特別講演「世界最強ネオジム磁石、誕生秘話」 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=PwKAk2CsfzI
ネオジム磁石の吸着力 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=fg5lPVlIXTA
受賞者|公益財団法人 国際科学技術財団(日本国際賞/Japan Prize)
佐川眞人 博士
2012年(第28回)日本国際賞受賞者
授賞業績 世界最高性 能Nd-Fe-B系永久磁石の 開発と省エネルギーへの貢献
生年月日 1943年8月3日
1988年、インターメタリックス株式会社設立 同社代表取締役社長(現在に至る)
http://www.japanprize.jp/prize_prof_2012_sagawa.html
ネオジム磁石 ウィキペディアWikipedia)より
ネオジム磁石(Neodymium magnet)は、ネオジム、鉄、ホウ素を主成分とする希土類磁石(レアアース磁石)の一つ。永久磁石のうちでは最も強力とされている。1984年に日本の住友特殊金属(現、日立金属)の佐川眞人らによって発明された。主相はNd2Fe14B。
ネオジウム磁石」と呼ばれることもあるが、これらは同一のものであり、異論はあるが本邦では「ネオジム磁石」が正しい呼称とされている。
【利用など】
非常に磁力が強く、ハードディスクドライブやCDプレーヤー、携帯電話などの小型の製品から、果ては電車・ハイブリッドカー・エレベーター駆動用の永久磁石同期電動機の界磁にまで使用される。例えば、ハードディスクドライブでは、ヘッドと呼ばれる読み書きする装置を移動させるためのアクチュエータに用いられる。また、より固いダンパーを採用可能であることから、締まった低音が出るとされ、近年のヘッドフォンのドライバーの多くに用いられている。

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『面白くて眠れなくなる理科』 左巻健男/著  PHP研究所 2013年発行
磁石の意外な弱点 (一部抜粋しています)
戦前、それまでの磁石性能をはるかにしのいで世界を驚かせた磁石が、本多光太郎(1870〜1954)によって発明されました。KS鋼です。
1931年には三島徳七(1893〜1975)がMK鋼を発明しました。これは本多らの新KS鋼とともに、後のアルニコ磁石の源流となりました。同じ頃、加藤与五郎(1872〜1967)と武井武(1899〜1992)が今日のフェライト磁石のもとになったOP磁石を発明しました。
OP磁石はそれまでの何種かの金属の合金とは違って、鉄・コバルト混合酸化物を材料としていました。金属の酸化物でも強い磁石になるので、現在、大量生産されているフェライト磁石へと道が開いたのでした。
しかし、磁石王国・日本に陰りが見え始めます。欧米においてサマリウム・コバルト磁石という、もうこれ以上高性能な磁石は出てこないのではないかと思われたほどの磁石が研究・開発されたのです。
時代は「軽薄短小」指向でした。サマリウム・コバルト磁石は価格は高くても、超小型で必要な磁界が得られるという大きなメリットがありました。小型の電子機器はこの磁石なしにはありえませんでした。サマリウム・コバルト磁石は小型のモーター、発電機、腕時計、音響装置など広い用途に使われました。
しかし、さすがに磁石王国・日本です。1984年、サマリウム・コバルト磁石を超える高性能磁石が我が国で発明されました。それが佐川眞人氏によって開発されたネオジム磁石です。ネオジム磁石は今でも市販磁石の中で世界最高の性能を誇っています。鉄を成分に含んでいるのでさびやすいのですが、表面にニッケルメッキをすることでさびるのを防ぐなどの改良も進められています。

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