じじぃの「脱レアアース(希土類)を加速する!次世代モーターの開発・日本経済新聞」

未来世紀ジパング バナナとレアアース・価格暴落の裏側 12月10日 バラ動画
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-20942.html
レアアース不要のモータを搭載した高性能電気自動車 #DigInfo 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=wjiYX1BhdRg
中国レアアース産地、生産を年末まで停止 2011/9/6 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=mZAQr3AoLo8
ジスプロシウム ネオジム Google 検索
https://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&aq=f&oq=%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0++%E7%94%BB%E5%83%8F&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&gs_upl=0l0l10l47180lllllllllll0&oi=image_result_group&sa=X&q=%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0%20%E7%94%BB%E5%83%8F&gws_rd=ssl&tbm=isch#hl=ja&q=%E3%82%B8%E3%82%B9%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%A0+%E3%83%8D%E3%82%AA%E3%82%B8%E3%83%A0&tbm=isch
レアアース不使用…日立が世界最高効率モーター開発 海外勢と差別化 (追加) 2014.7.10 SankeiBiz
日立は産業用モーターで国内上位だが、世界市場ではスイスのABBや独シーメンスが先行する。ただ、ABBなども高効率化を進めているが、ネオジムなど高価なレアアースを採用するケースが多いという。
約100年前に創業した日立の最初の製品は産業用モーターで、アモルファスモーターは当時のモーターと比べてパワーは約10倍で、効率化も大幅に進んだ。それでも開発担当者は「最終形だとは思っていない。99%を目指したい」としている。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140710/bsc1407100500009-n2.htm
未来世紀ジパング 「バナナとレアアース 〜価格暴落の裏側に中国の戦略と誤算」 2012年12月10日 テレビ東京
【司会】シェリー、大浜平太郎テレビ東京報道局キャスター) 【沸騰ナビゲーター】 後藤康浩(日本経済新聞社 編集委員) 【ゲスト】周来友、宮崎美子竹田圭吾
バナナとレアアース〜価格暴落の裏側に中国の戦略と誤算
「1房58円」...今、バナナがスーパーで文字通り、叩き売り状態にある。その背景にある、フィリピンと中国の摩擦とは一体?また、同じく今、値が急落しているものに、レアアースがある。領土問題と経済をからめる中国の戦略と誤算とは。
●バナナ叩き売りの裏側に…南シナ海問題が!?
 バナナが今、なぜ安いのか?東京のスーパーや青果市場で聞いて回ると、「大量のバナナを載せた船が、中国の港に入る直前にキャンセルされ、東京に流れてきた」と関係者が明かした。取材班は、フィリピンに飛んだ。世界有数のバナナ生産・輸出国のフィリピン。その中心地、ミンダナオ島を訪れると、あちこちから生産農家の嘆き節が聞こえてきた。「中国がバナナを買わなくなったのは、スカボロー礁の領有問題が起きてからだ」。中には、生産、出荷を停止してしまった地区まであった。フィリピンが直面する中国との領土問題の実態とは…。フィリピン海軍が独占取材に応じた。
●あのレアアースショックから2年…意外な実態
 2010年に起きた尖閣沖の中国漁船衝突事故をきっかけに、中国が発動したとされるのが、レアアースの事実上の禁輸措置。ハイテク電気製品のモーターに欠かせない材料がストップして、日本の製造業に衝撃が走った。これを機に、レアアース価格は暴騰。このとき、世界シェアの9割を握る中国の、あるレアアース産地を訪れると、その城下町は好景気に沸いていた。
ところが、あれから2年…再び訪れてみると、町の様相は一変していた。レアアース価格が暴落していたのだ。中国の誤算、その陰では、日本の対策が功を奏していた。
東芝研究開発センターではレアアースの代替金属を開発した
 東芝研究開発センターでは、レアアースに替わる新技術を開発していた。レアアースを磁石に混ぜると、磁力が増すため、車のモーターの高性能化に役立つ。東芝では、希少なレアアースのジスプロシウムに代わるサマリウム・コバルト磁石の開発に成功した。
●未来予測
後藤、「中国がレアアースを武器に日本に圧力をかけようとしたが、巡り巡って自分たちが窮地に立ってしまったということです。これをブーラメン効果といいます。これはレアアースに限ったことではないんです」
シェリー、「他にもまだあるということですか?」
巨大な自動車工場の敷地に、大量の自動車が並んでいる画像が出てきた。
後藤、「これをご覧ください。これは中国内陸部に進出している日系の自動車メーカーですが、非常にたくさんの車が並んでいますね。在庫が満杯になっているんです。不買運動の結果、日系自動車メーカーの生産削減で、実はここに部品を納入している中国の部品メーカーに影響が出ているんです。だいたい日系メーカーは7〜8割を現地調達しているので、部品を供給しているのはほとんど中国企業なんです」
大浜、「実際、工場で働いている中国人の影響は始まっているんですか?」
後藤、「これから工場閉鎖というのも出てくるわけです。回りまわって、中国企業や雇用者、労働者たちにも影響が及んでくるということです」
大浜、「周さん。中国の人々から、中国政府のやり方はまちがっているんでは、という不満の声って聞こえてこないんですか?」
周、 「ネットではそういった書き込みはあります。中国人はお利口なんです。こういうことを見て、日本人に一目置かないと、結局自分のところにしっぺ返しがくるんですね」
竹田、「レアアースの問題ですごく重大なのは、どこかの国がこのように止めたりすると、第二次世界大戦の教訓だったはずで、それをやってはいけないというのが、世界の暗黙の了解なんです。それをやると”やった側が痛い目に合う”というのを中国に報復でない形で伝えた日本が取り組んだことに特別な意味があるのです」
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20121210/
ヒッグス粒子の研究装置に使われた日本製資材
加速器
 JFEスチール  超電導磁石用鋼材
 新日鉄      極低温に対応した特殊ステンレス鋼
 IHI         超電導磁石用の極低温冷却装置
 古河電工     超電導磁石用線材
 フジクラ     放射線の影響を受けない通信用光ファイバー
●検出器
 浜松ホトニクス 素粒子検出用光センサー(光電子増倍管、シリコン検出器)
 林栄精器    素粒子検出器
 クラレ      放射線検出用ファイバー
 東芝      素粒子検出用の超電導磁石

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磁石・レアメタル最新情報〜掲載日2011年12月13日
レアアースは7月末、ジスプロシウムが1キロ3700ドル前後、ネオジムが同460ドル前後と過去最高値を付け、前年同月の7〜10倍に跳ね上がった。中国政府が中小生産者を統廃合する方針を示したほか、中国南部で生産が停止したことなどが影響した。
http://www.neomag.jp/newtopics/index_201112131.php
ジスプロシウム フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ジスプロシウム (英: dysprosium) は原子番号66の元素。元素記号は Dy。希土類元素の1つ(ランタノイドにも属す)。きわめて偏在しており、現在99パーセントが中国で産出されている
【用途】
中性子吸収断面積が大きいので原子炉の制御用材料として利用される(→鉛または鉛、ガドリニウムとの合金)。光磁気ディスク(光メモリ)の材料や磁石、蓄光剤の添加剤としても利用される。他に伸縮合金にも使われる。また、ヨウ化ジスプロシウムや臭化ジスプロシウムといった塩は高輝度放電ランプの光の赤色領域の貴重なスペクトル線を出すのに使われている。
近年はネオジム磁石の保磁力を高めるための添加物としての利用が急増しており、安定供給の確保に懸念が生じているため、経済産業省の「希少金属代替材料開発プロジェクト」で2011年度までに使用量を現状から30%削減するための技術開発を目指すことになった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
1/1、元旦の日本経済新聞の一面に「エコ車、脱レアアース 三菱電機がモーター開発 TDKは磁石」が載っていた。
普段は日本経済新聞など読まない(お金がない)のだが、元旦は付録がたくさん付いてくるので買った。
新聞の記事の内容
三菱電機など大手電機・電子部品各社が電気自動車などに使う次世代モーターの開発で脱レアアース(希土類)を加速する。三菱電機レアアースの使用を全廃したモーターを開発したほか、TDKは入手困難なレアアースのジスプロシウムを使わない駆動モーター用磁石の実用化にメドをつけた。レアアースは世界生産の9割を占める中国が輸出を制限。安定調達が難しくなっており、代替技術の確立を急ぐ。
電気自動車やハイブリッド車の駆動源となるモーターには強力な磁石が必要。現時点で最も強力な永久磁石は、鉄にネオジムやジスプロシウムなどのレアアースを混ぜてつくっている。
三菱電機新エネルギー・産業技術総合開発機構NEDO)と共同で、レアアースを使わない電磁石の原理を応用した車載用モーターを開発した。酸化鉄などの外周にコイルを巻き、電気を流して強い磁力を発生させ駆動力に変換する。加速時のエネルギー効率は従来製品に劣るが、速度が安定しているときは同等の性能が出る。
TDKはジスプロシウムの使用をゼロにできる永久磁石を開発した。材料の分子をより細かく均一に加工することで同等の磁力を保つ。2014年以降に車載用モーターに組み込む磁石として実用化を目指す。東芝もジスプロシウムを使わない磁石の開発を進めている。豪州や米国に豊富な埋蔵量があるサマリウムを主体にする。
民間の動きを官も後押しする。経済産業省は窒化鉄など入手が容易な素材で磁力や耐熱性を備えた磁石を開発し、次世代電気自動車などのモーターに組み込めるようにする。技術研究組合を設立し、10年間の予定で研究開発に取り組む。自動車や磁石メーカーのほか、大学や公的研究機関に参加を呼びかける」
レアアースはハイテク製品に不可欠な元素で産業のスパイスと言われている。
ネオジム、ジスプロシウムという金属について調べてみた。
ネオジム、ジスプロシウムは高性能モーターを作るときには必須の材料となっている。ネオジム磁石を使うと10倍速いスピードで回るモーターを作ることができる。ネオジムにジスプロシウムを加えると耐熱性が増す。トヨタプリウス1台に約1キログラムのネオジムが使われている。携帯電話ではマイク・スピーカー、バイブレーターにこのネオジム、ジスプロシウムが使われている。パソコン1台にネオジムは4グラム使われている。
2010年9月7日、尖閣諸島で日本の海上保安庁の巡視船と中国漁船の衝突事件が起きた。それから、中国はレアアースの輸出規制をするようになった。
ネットで調べてみたら、ネオジムは1キロあたり20ドル → 460ドルに、ジスプロシウムは1キロあたり50ドル → 3700ドルに値上がりしている。
2010年の9月、フジテレビ 『知りたがり!』の番組で「中国がレアアースを輸出停止」を観た。
ゲストの柴田理恵がこんなことを言っていた。
柴田さん、「日本はどうしたらいいんでしょうか」
コメンテーターの人、「レアアースが無くてもできる代替材料の開発を進めています。あとはレアアースのリサイクル(都市鉱山)ですね」
柴田さん、「日本はレアアースが無くても出来んだぞ、って、ちょろっと中国に聞こえるようにすればいい」
三菱電機レアアースの使用を全廃したモーターを開発した」
TDKはジスプロシウムの使用をゼロにできる永久磁石を開発した」
ちょろっと、聞こえたかしら。