じじぃの「永久磁石の裏・ネオジム磁石はどうして強力なの?理系の話」

【実験】ネオジム磁石の強さを検証!磁力で何キロの重りが上がる? 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=PJDVlXFkCtU
ネオジム磁石

データベース|磁石はマグネットワールド 株式会社二六製作所
希土類磁石はどうして強力なの?
これは、希土類元素の持つ強力な磁気異方性の性質を生かしているからです。
ネオジム磁石
現有磁石の中で最も高い磁気エネルギーを有しています。
主にネオジム・鉄・ボロン・ジスプロシウムから構成されており、それぞれ下記の役割を担っています。
ネオジム(Nd):磁化しやすい方向に鉄原子の向きを揃え維持する。(磁気異方性)
鉄(Fe):透磁率が高く磁化しやすい為、磁気エネルギーの大きさに影響する。
ボロン(B):鉄原子と結合することにより、磁気エネルギーを大きくする。
ジスプロシウム(Dy):反磁界や熱による減磁を防ぎ保磁力を向上させるが、その反面磁気エネルギーを低下させる。
https://www.26magnet.co.jp/database/qa/qa2-01.html
『世の中の裏が面白いほど見える理系の話』 話題の達人倶楽部/編 青春出版社 2011年発行
永久磁石の裏 本当に”永久”にもつのか? より
永久磁石としては「ネオジム磁石」や「フェライト磁石」などがよく知られている。
たとえば、「ネオジム磁石」は、ネオジムや鉄、ホウ素を主成分とするレアアース(希土類)磁石で、いまのところ、永久磁石のなかでももっとも強力とされる。
1984(昭和59)年、住友特殊金属(当時)によって発明され、現在では、ハードディスクドライブやCDプレーヤー、携帯電話から、電車やハイブリッドカーにも利用されている。一方、「フェライト磁石」は、クルマの若葉マークの磁石などに用いされている。
ただ、「永久磁石」といっても、永久に磁力をもち続けるわけではない。きわめて徐々にではあるが、磁力は弱くなっていく。
たとえば、ネオジム磁石のように、鉄を含む磁石は空気に触れるうちにサビはじめて、微小磁石の整列が乱れやすい。永久磁石は、無数の微小磁石を磁化装置で整列させたものといえ、その整列が乱れると、磁力は落ちていくのだ。サビを防ぐため、携帯電話などに使われているネオジム磁石は、ニッケルでメッキされている。

                          • -

どうでもいい、じじぃの日記。
ネオジム磁石は史上最強の永久磁石なのだそうだ。
そのネオジム磁石の発明者である佐川眞人さんは、今まで何度もノーベル物理学賞候補に挙がった。
なんとなく、作家の村上春樹さんのような感じです。