じじぃの「人の死にざま_1185_小林・古径」

小林古径 - あのひと検索 SPYSEE
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小林古径 「髪」 画像
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小林古径 「闘草」 画像
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小林古径記念美術館について 上越市ホームページ
http://www.city.joetsu.niigata.jp/site/kokei/kokei-in-public-01.html
美の巨人たち 小林古径『髪』 2012年11月10日 
【ナレーター】小林薫
今日の一枚は、「線の芸術家」と呼ばれた小林古径の最高傑作『髪』。縦170cm、横108cmという縦長の画面に、髪をすく2人の姉妹が描かれています。湯上がりなのか、腰巻姿で長い髪を妹に委ねる姉。その傍らで膝を立てて、髪をすくのは妹です。描かれているのはこの2人の女性だけというシンプルさ。それなのに画面からは、清らかな品格さえ漂ってきます。描線に魅了された古径が、理想の線を追求した末に描き上げた作品。
果たして、古径が追い求めた理想の線とは一体どういうものだったのでしょうか?
http://www.tv-tokyo.co.jp/program/detail/14857_201211102200.html
小林古径 ウィキペディアWikipedia)より
小林古径は、大正〜昭和期の日本画家。 本名は茂。
代表作「髪」は、このような古径の線描の特色をいかんなく発揮した名作である。簡潔に力強く描かれた線と単純な色彩で、髪の毛一本一本や美しく縁取られた顔の輪郭、半裸の女性の体温や皮膚の柔らかい感触まで、繊細に描き出している。「髪」は、裸体画として、日本で初めて切手のデザインとなった。

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『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
小林古径(こばやしこけい) (1883 - 1957) 74歳で死亡。 (一部抜粋しています)
「戦後の昭和25年、古径は文化勲章を受章したが、芸術の上においては衰えをみせた」
と、作家近藤啓太郎は『近代日本画の巨匠たち』でいう。
「小品には『猫』『唐俑(とうよう)』などの秀作があるが、大作には特に推奨出来るようなものはない。もっとも、これは戦前の古径にあまりにも名作が多く、つい比較してしまうからであろう。多くの画家の生涯ただ1つの名作と言えるようなものが、古径の場合はごくあたりまえになってしまうのである」
昭和26年2月、大森馬込の小林邸に写真をとりにいった土門拳はいう。
「古径先生は、想像していた以上に小さなお爺さんだった。大きな才槌(さいづち)頭と、女のようにふっくらした手が印象的だった。甚兵衛を着て、毛糸の足袋をはいていられた。お嬢さんが編んで上げられたんだな、とぼくは直観したが、その赤い毛糸の足袋は、何か古径先生の生活を象徴的に語っているように思われた。古径先生は別にご機嫌が悪いわけでもなさそうなのだが、むっつりとして、口をきかない人だった。僕が1時間ほどお邪魔していた間に、古径先生の方から言い出された言葉といえば、『どこで撮りますか』という一言だけだった」
古径は翌年の院展に「菖蒲」を出品したが、昭和32年4月3日、最後には脳溢血を起こして死んだ。

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小林古径 Google 検索
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