上坂克彦 1月10日 160110 動画 Youtube
https://www.youtube.com/watch?v=Q2ekTdq-85w
世界一受けたい授業 (追加) 2016年10月15日 日本テレビ
【レギュラー出演】堺正章、上田晋也、有田哲平 【講師】上坂克彦(静岡がんセンター)
●3時限目 保険体育 上坂克彦先生
予防と治療が最も難しい「すい臓がん」に希望の光2016
この10年ですい臓がんの治療技術は飛躍的に改善した。
手術後の患者に、抗がん剤「S-1」を投与したところ患者の5年生存率が倍増した。
上坂先生に救われた1人が船川さん(現在・67歳)。14年前にすい臓がんだと発覚、余命は3ヵ月だった。上坂先生を頼り手術、8時間にも及ぶ大手術だったが成功した。
膵がん患者のS-1(抗がん剤)術後補助化学療法の臨床試験で生存率が大幅上昇 scchr.jp/press_releases
静岡県立静岡がんセンター(総長:山口 建、以下 静岡がんセンター)は、「膵がん切除後の補助化学療法における塩酸ゲムシタビン(以下、GEM)療法とS-1(以下、TS(ティー)-(エス)1(ワン))療法の第Ⅲ相比較試験(JASPAC 01)」において、著しく良好な結果が得られたことを、本試験の研究代表者 静岡がんセンター 肝胆膵外科 部長 上坂克彦医師が、米国臨床腫瘍学会 消化器がんシンポジウム(ASCO-GI 2013 米国サンフランシスコ)で発表することをお知らせいたします。
http://www.ntv.co.jp/sekaju/onair/161015/03.html
サイエンスZERO がん幹細胞 (1) がん再発の謎が解けた! 新発見「がん幹細胞」 2013年9月8日 NHK Eテレ
【司会】南沢奈央、竹内薫、中村慶子 【ゲスト】赤司 浩一(九州大学教授)
治ったはずのがんが、なぜ再発・転移するのか? その長年の謎がついに解明された。
体内に潜み、新たにがん細胞を生み出す元凶、「がん幹細胞」の存在が発見されたのだ。しかも恐るべきことに、がん治療の頼みの綱である抗がん剤も放射線も、がん幹細胞には効かないことが分かってきた。なぜなのか? がん幹細胞が初めて見つかった“血液のがん”=白血病を例に、がん幹細胞の驚異的な生存戦略を徹底解剖する。人類はがん幹細胞に打ち勝てるのか!? がんという病気の根幹を握る「がん幹細胞」研究の最前線を2週にわたってご紹介する。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp437.html
NHKスペシャル 「病の起源第1集がん 〜人類進化が生んだ病〜」 2013年5月19日
第1集は、人類最大の脅威となっている病“がん”。日本人の2人に1人が患い、3人に1人の死因となっている深刻な病気だ。“がん”は、多細胞生物に宿命の病と言われてきたが、自然界の動物では、ほとんど見つからず、進化の隣人チンパンジーでさえ、“がん”で死ぬ個体は極めて稀だ。なぜ人類だけが、これほど“がん”になり命を落とすのか。その答えは、人類が二本の足で歩き脳を巨大化させてきた陰で、宿命として抱え込んでいたことにあることが、最先端の研究から明らかになってきた。実はヒトは、他の動物に比べ“がん細胞”が増殖しやすい条件を、進化の過程で幾つも抱え込んでいたのである。“がん”を増殖させ続ける遺伝子、“がん細胞”の栄養源を大量に作ってしまう仕組み、そして“がん細胞”の増殖を防いできた体内物質の減少など・・・。
進化の陰で宿命として“がん”になる種が埋め込まれていた人類の体。私たちはどう“がん”に向き合い、闘っていけばよいのか、進化の過程から紐解いていく。
人は動物の中でも特にがんになりやすいです。がんで亡くなる日本人の割合は30%ですが、チンパンジーのがんによる死亡率は2%しかありません。同じ多細胞生物でもなぜここまで違うのでしょうか。理由の一つが脳の巨大化。人類の祖先は進化する中で石器などの道具を作り始めました。脳が巨大化し高度な知性を持つようになったのです。脳が巨大化した理由はFASと呼ばれる酵素にあると考えられています。細胞の材料となる脂肪酸を作り出す酵素です。ほとんどの動物にFASはありますが、人類のFASは他の動物よりもはるかに多く脂肪酸を作ると言われています。そのため、脳が発達し高度な知性を持つようになったと考えられているのです。しかし、最先端の研究によってFASの別の側面が見えてきました。FASが作る脂肪酸は幹細胞の分裂も促していたのです。人類は知性と引き換えにがんになりやすくなったのです。
FASが、がんの増殖に関わっていることを突き止めたのはジョンズ・ホプキンス大学のガブリエル・ロネット博士です。
このFASの働きをブロックする物質を見つけ、3年前精製に成功しました。このFAS阻害薬(C31)は正常な細胞には影響を与えず、がん細胞の増殖を抑え死滅させることが確認されています。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0519/
「がん幹細胞」たたく新薬、15年度にも発売 2013年04月10日 東洋経済オンライン
最近、にわかに「がん幹細胞」という言葉が注目を集めている。がん幹細胞とは、木に例えれば、がんの“幹”であり、抗がん剤などで、“枝葉”に当たるがん細胞をたたいても、がん幹細胞が残っていると、再発、転移につながると考えられている。その様子から、がん幹細胞を“女王バチ”にたとえる見方もあるほどだ。
その「がん幹細胞」を攻撃し、がんの再発防止を狙う新薬を世界でもトップを切って開発している、大日本住友製薬の多田正世社長(写真)に聞いた。
http://toyokeizai.net/articles/-/13605
九大、がん幹細胞の撲滅による新しいがん治療法の開発に成功 2013年3月19日 WEBジャーナル
科学技術振興機構課題達成型基礎研究の一環として、九州大学生体防御医学研究所主幹教授の中山敬一氏らは、細胞周期を調節するたんぱく質であるFbxw7を抑制することによって、がん幹細胞を直接たたき、生存率を大幅に改善させることに成功した。
本研究チームは、がん幹細胞が静止期にとどまる機構を明らかにし、その中心的なたんぱく質Fbxw7を発見した。実際に慢性骨髄性白血病モデルマウスで人工的にFbxw7を欠損させると、白血病のがん幹細胞が静止期から追い出され、増殖が再開して抗がん剤で死滅した。つまり「Fbxw7の抑制」+「抗がん剤」の併用により、治療後の再発を減少させ、生存率を大幅に改善させることに成功した。このがん幹細胞を撲滅する新方法を「静止期追い出し療法」と命名した。
http://optronics-media.com/news/20130319/2963/
信大病院内連携で再生医療拠点に 脂肪に含まれる幹細胞活用 2012/3/17 47NEWS
信大病院(松本市)は2012年度、脂肪に含まれる幹細胞を使った再生医療プロジェクト(3年間)に着手する。循環器内科と心臓血管外科が中心となり血管再生治療の臨床応用を目指すほか、整形外科、泌尿器科、形成外科などで動物を使った基礎研究を始める。脂肪幹細胞は、採取する際の患者の負担が少なく、拒絶反応もないため、再生医療の細胞源として期待されている。複数の診療科・部門が協力し、脂肪幹細胞を使った国内有数の再生医療拠点を目指す。 脂肪に含まれる幹細胞は、血管、骨、心筋、神経などに分化する「脂肪組織由来幹細胞(ADSC)」。
http://www.47news.jp/medical/2012/03/post_20120317100007.php
ガン根絶に再生医療・・・ 万能細胞「幹細胞」の可能性 森正樹 氏
さまざまな組織に分化する幹細胞をさらに解明できれば、再生医療の発展だけでなく、ガンの根絶にも寄与できるかもしれません。
1956年、鹿児島県奄美大島生れ。80年九州大学医学部医学科卒業、86年同大医学系大学院修了。80年九州大学医学部第二外科入局、87年同大助手、91年ハーバード大学留学、93年九州大学医学部第二外科助手講師、94年同大生体防御医学研究所細胞機能制御学部門分子腫瘍学分野助教授、98年同教授などを経て、2008年4月より現職。05年に世界で初めて肝臓のガン幹細胞を発見した後、食道、胃などのガン幹細胞も次々に発見した。また、「ガン特異的免疫療法」を世界に先駆けて開発し、臨床研究に取り組んでいるほか、幹細胞を用いた再生医療を乳ガン患者に行なった。
http://www.athome-academy.jp/archive/medicine/0000001021_all.html
ガン幹細胞によって作られるガン 免疫プラザ
体の様々な細胞を作る基になる細胞。幹細胞は、体内の決まった場所で特定の働きをする細胞に分化するものと、自らをコピーして自己増殖するものとがあります。
ガン幹細胞も通常の幹細胞と同様の性質を持っています。しかし違いもあります。大きな違いは、通常の幹細胞から分化した細胞が、最終的には分裂できなくなるのに対し、ガン幹細胞から分化したがん細胞は、引き続き分裂、増え続けるという点にあります。
http://www.menekiplaza.com/siryou/kansaibou.html
プライムニュース 「連続提言企画・医療 いまと明日を考える④ がん治療・臨床最前線 がん幹細胞と最新研究」 2013年5月2日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理 【ゲスト】中山敬一(九州大学生体防御医学研究所教授)、森正樹(大阪大学大学院医学系研究科教授)、立花隆(ジャーナリスト)
日本人の死因の第1位である、がん。現在の治療法の主流は、がん組織の摘出を行う外科療法、抗がん剤などを投与する化学療法、そして放射線療法の3つだ。このほか、免疫療法や温熱療法など様々な治療法が試みられているが、がんの種類や進行度などにより、これらの治療法を組み合わせても十分に治療できないケースも多い。
そんな中、がん細胞を生み出す元であるがん幹細胞に着目した研究が最近、進展をみせている。がん幹細胞の根絶が、転移・再発リスクの低下、延いては、がんの治癒につながるのではないかとの見方もあり、注目が集まっている。
がん幹細胞を始めとする最新のがん研究を紹介し、研究・臨床現場の最前線で活躍する医師らに、新たながん治療法開発に向けての道筋を聞くとともに、自らもがんを患った経験のあるジャーナリストの立花隆氏に、がん研究における問題、がん治療の在り方、がんとどう向き合っていくべきかについて聞く。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130502_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130502_1
どうでもいい、じじぃの日記。
5/2、BSフジ 『プライムニュース』の番組で「連続提言企画・医療 いまと明日を考える④ がん治療・臨床最前線 がん幹細胞と最新研究」を観た。
こんなことを言っていた。
「がん幹細胞」研究の主な経緯
●概念の提唱
1930年代? 「がん幹細胞」の概念が提唱され始める
●存在の確認
1997年 初めて「がん幹細胞」ぼ存在が報告される(白血病において)
2003年〜 乳がん、大腸がん、肝臓がん、すい臓がん、前立腺がん、胃がん、脳腫瘍などで存在が報告される
反町さん、「歴史からみて、がん幹細胞はある、あると言われて、時間がかかっていましたね。その間に何があったのですか?」
森さん、「がん幹細胞を検出する方法論が確立されていなかった」
八木さん、「森さんは肝臓がんや大腸がんのがん幹細胞の第一発見者だったのですが、どのような経緯で分かったのですか?」
分裂の激しいがん(緑色)と休止状態のがん(赤色)が色分けされた画像が出てきた。
森さん、「一番初めは1997年に白血病でがん幹細胞が見つかったのですが、その時の手法を消化器がんに応用しました。画像は細胞周期で色分けしたものです。このような状態で抗がん剤を投与すると、分裂している細胞はやられてしまうけれど、分裂していない赤い細胞は生き残るんです」
八木さん、「あっ、緑色の細胞が消えていった」
森さん、「赤い色の細胞だけ残った。赤い色の細胞とは分裂していない細胞で、がん幹細胞なのです」
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八木さん、「中山さんはこのがん幹細胞の撲滅実験に成功されたということですが」
中山さん、「まず、私たちが目指したのは、なんでがん幹細胞に薬が効かないのか、と考えました。がん幹細胞から分裂の激しいがん細胞ができるわけですが、抗がん剤でやられるのは分裂の激しいがん細胞で、がん幹細胞は残っているんです。分かったことは、休止状態のがん幹細胞が少し時間をおいてまた、分裂し(転移)、その分裂したがん幹細胞が分裂の激しいがん細胞を生み出すわけです。私たちはがん幹細胞をがん幹細胞が静止期にとどまる機構を明らかにし、その中心的なたんぱく質『Fbxw7』を発見しました」
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じじぃの感想
すべての臓器をつくるといわれる幹細胞。がんもまた、がんをつくるがん幹細胞があるのだそうだ。
がんのメカニズムが分かってきた。