じじぃの「人の生きざま_228_橋本・武」

伝説の国語教師、橋本武氏が死去 灘校で「銀の匙」授業 2013.9.12 MSN産経ニュース
小説「銀の匙」一冊を3年かけて読むユニークな授業で知られ、伝説の国語教師と呼ばれた神戸市の進学校灘中・高校の元教諭、橋本武(はしもと・たけし)氏が11日午後、神戸市中央区の病院で死去した。101歳。京都府出身。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130912/edc13091200230000-n1.htm
橋本武 - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E6%A9%8B%E6%9C%AC%E6%AD%A6/1526844/profile
100歳の伝説の灘高講師、橋本武先生の特別授業 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=oXzn_1G8ojU
中勘助銀の匙』: 今この時&あの日あの時
−老若男女を問わず、一度は『銀の匙』をお読みになることをお奨めします−
http://be-here-now.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-2d04.html
橋本武 ウィキペディアWikipedia)より
橋本 武(はしもと たけし、1912年7月11日 - 2013年9月11日)は、日本の国語教師、国文学者、元灘校(灘中学校・高等学校)教頭。京都府宮津市出身。中学の3年間をかけて中勘助の『銀の匙』を1冊読み上げる国語授業「『銀の匙』授業」で知られる。
【人物】
・1912年(明治45年)、京都府宮津市出身。
・1950年10月、東京教育大学(現:筑波大学)教授の山岸徳平が授業を見学し、「横道へ外れすぎではないか」との批判的な感想を述べたが、これこそ「銀の匙授業」が最大の目的とする所であった。この授業を受けた最初の生徒たちが、6年後の春には東京大学に15名合格(1956年)、更にその6年後には東京大学に39名・京都大学に52名合格(1962年)、また更に6年後には132名が東京大学に合格し、東京都立日比谷高等学校を抜いて東大合格者数全国一位となる(1968年)。
1984年、灘校を退職。その後も、文化教室で『源氏物語』の講師を務めるなど、精力的に活動を続ける。
・2009年10月12日、NHKで「ザ・コーチ 人生ノ教科書 横道にそれてもいいんだ〜伝説の国語教師 橋本武〜」が放送される。
・2010年、伊藤氏貴著『奇跡の教室:エチ先生と『銀の匙』の子どもたち:伝説の灘校国語教師・橋本武の流儀』(小学館)がベストセラーとなる。
・2011年6月18日・25日、灘校の特別授業「土曜講座」にて再び教壇に立ち、27年ぶりに『銀の匙』の授業を行う。
・2013年9月11日 - 午後、神戸市中央区の病院で逝去。101歳であった。
銀の匙 ウィキペディアWikipedia)より
銀の匙』(ぎんのさじ)は、中勘助による自伝的小説である。
【概要】
主人公は、本棚の引き出しにしまった小箱の中にある銀の匙をきっかけに、その匙を見つけた幼年期の伯母の愛情に包まれた生活を回想する。
【経緯】
1921年(大正10年)に岩波書店から単行本が出版され、1935年(昭和10年)11月には岩波文庫版が発行された。岩波文庫版には和辻哲郎が解説を寄せている。2003年(平成15年)に岩波書店が創業90年を記念して行った「読者が選ぶ〈私の好きな岩波文庫100〉」キャンペーンにおいて、本書は、夏目漱石の『こころ』、『坊っちゃん』に次いで、3位に選ばれた。また、岩波文庫版は113万6000部が発行され、岩波文庫で10位に位置するベストセラーとなっている。

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ゆうどきネットワーク 特集「偉大なるお年寄りに学ぶ健康長寿の秘けつ」 2013年4月9日 NHK
●生涯現役を貫く人生の大先輩。その日常、生き方に健康長寿の秘けつを学ぶ
去年初めて、100歳以上の人口が5万人を越えた日本。いよいよ超高齢化社会が目前に!長生きする人が増えるなか、求められているのは長生きしても健康であること。「健康長寿」がますます重要になって来ています。ご高齢でありながら、今も元気に現役で働くお二人を取材。二人の日常、生き方の中から、健康長寿のヒントや実践法を探りました。
▽神戸、灘校の伝説の国語教師、橋本武さん 生涯現役を貫き、教え伝えていくことを続けている
日本有数の進学校兵庫県神戸市にある灘中学・高校で、50年にわたり、国語を教えてきた伝説の教師・橋本武さん。中学の3年をかけて、『銀の匙』(中勘助著)の文庫本一冊を読み解くというユニークな授業を行い、生徒達の国語力を鍛え、灘校が東大合格者数1位達成するのに貢献しました。退職後30年、源氏物語の現代語訳に取り組み、今も源氏物語を教えるなど現役を続けています。妻を亡くし一人暮らしを続けていますが、自分のことは自分で何でもやり、オシャレやカエルグッズの収集など趣味も多彩で人生を楽しんでいます。100歳のお祝いを開いてもらいましたが、次の目標は120歳まで生きて大還暦を迎えること。そして、今取り組んでいるのが、『銀の匙』の授業をずっと伝えていきたいと、その教材ノートを完成させることに余念がありません。
http://www.nhk.or.jp/you-doki/archive/life/20130409.html
2013年4月9日 NHKゆうどきネットワーク』の特集「偉大なるお年寄りに学ぶ健康長寿の秘けつ」 より
【神戸、灘校の伝説の国語教師、橋本武さん】
灘中学校 灘高等学校」と書かれた校門の前を杖をついて静かに歩いている白髪の老人の映像が出てきた。
神戸、灘校の伝説の教師、橋本武さんです。日本有数の進学校 灘中学・灘高校での学校で半世紀にわたり、国語を教えてきた伝説の教師がいます。現在100歳になる橋本武さん、その人です。
教室の黒板に「銀の匙 中勘助」と、大きな文字で書かれている。
行なった授業は指定教科書を一切使わないという型破りなもの。中勘助の小説一冊を3年間かけて読み解くという授業を行ったのです。内容に「百人一首」の言葉が出てくれば、かるた大会をやって和歌を楽しみ、「たこあげ」のシーンがあれば校庭でたこを作り、揚げてみるという授業。主人公の体験を徹底的にこだわったのです。
橋本さん、「自分が本の作者になったつもりで読んでいくことができる。そういう風に仕向けていきたい。自分が参加することで面白さ、楽しさがわかる」
学ぶ楽しさを知り、積極的に知識を吸収するようになった教え子たち。橋本さんの生徒が東大合格者数1位の記録を作りました。
橋本さん、「実際は大学受験というのは二の次で、そうしろと言われてするのではなく、自分から求めていけるようなそんな人間になって欲しい」
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30歳を過ぎて妻のふくさんとお見合い結婚。子どもがおらず、夫婦二人だけの暮らしを続けてきました。いつも手をつないで散歩するようなおしどり夫婦だった二人。
しかし10年前、60年近く連れ添ってきた妻が亡くなります。大きな悲しみに襲われた橋本さん。そのつらさを和らげてくれたのは自分流で作り上げてきた和歌でした。
「わびしくもわびしと言わず わびしさに耐えて過ごさん 独りの暮らし」
橋本さんは自分の気持ちを和歌にし、歌集を作ります。それを人に配り、周囲の人に気持ちを伝えることで悲しみを乗り越えてきたのです。

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橋本武 銀の匙 Google 検索
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