じじぃの「世界遺産・ニューヨークのシンボル・自由の女神の誕生秘話!美の巨人たち」

New York City's Statue of Liberty - 2 Minute Tour 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=muP0gvylsRM
THE STORY OF THE STATUE OF LIBERTY 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=M1YKLOk8pmA
世界遺産ライブラリー [自由の女神像] NHK世界遺産
ニューヨーク湾のリバティー島に立つ自由の女神像は、世界で最も有名な銅像といってもいいかもしれません。アメリカ合衆国独立100周年を記念してフランスから贈られた女神像は、理想的な自由の国造りを目指すシンボルとして、今も多くの人の心に残る存在となっています。
「シリーズ世界遺産100」では、27年間、女神像のメンテナンスの仕事をしていたチャーリー・デレオさんが登場し、女神像の成り立ちやその内部を紹介します。
女神像は約300のパーツに解体されてパリから運ばれ、1886年に完成しました。当時は、アメリカに来る移民が激増したころです。船の上から女神像を見た移民たちにとって、自由の女神は新天地への夢と希望の象徴となったのです。その左手にはアメリカ独立記念の銘板が握られ、足は鎖を踏みつけて、弾圧からの開放を意味しています。冠からは7本の光がさし、7つの海と大陸に自由が広がることを表しています。
以前は、観光客が像の頭の中まで見学することができましたが、9.11同時多発テロ以降、内部に入ることができなくなってしまいました。 しかし、2009年7月4日のアメリカ独立記念日以降、再び王冠部分の展望台に上がることができるようになりました。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards375.html
美の巨人たち フレデリック・バルトルディ 「自由の女神 2013年3月16日 テレビ東京
【ナレーター】小木薫
世界一の大都会ニューヨーク。この街を象徴する建造物といえば、言わずと知れた『自由の女神像』です。銅像の高さは46m。土台と台座を含めると100m近くもあります。ビルの高さに換算すると、25階建てくらいでしょうか。その全身は風雪に耐えた美しい青銅色に覆われています。頭にはティアラ。そこから放たれている7つの光は、地球上の7つの海と7つの大陸を表現しているといいます。左手で抱えているのはアメリカの独立記念日が刻まれた独立宣言書。右手には24金の箔が貼られたトーチを掲げています。よく見ればその右足は引かれ、一歩踏み出す直前のよう。ローマ風の衣服には繊細で優美なヒダが施され、見事な造形美を誇っています。世界遺産であり、ニューヨークのシンボル。そして壮麗な芸術であり、建築工学の結晶ともいうべき像です。
http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/backnumber/130316/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
3/16、テレビ東京美の巨人たち』で、「フレデリック・バルトルディ 自由の女神」を観た。
こんなことを言っていた。
女神の正体と誕生秘話
その「自由の女神像」の建造計画は1865年、あるフランス市民の言葉から始まりました。パリで開かれていた晩餐会で、歴史家のエドゥアール・ド・ラブライエがこう発言したのです。
「間もなくアメリカが独立から100年を迎える。それを祝して“自由を謳う像”を送ろう」と。
しかも、ラブライエは政府の力を借りず、フランスとアメリカ両国の市民の寄付によって建造しようと提案したのです。
この一大プロジェクトの指揮を任されたのが、彫刻家フレデリック=オーギュスト・バルトルディでした。確かな造形力と豊かな表現力で評価されていましたが、この時まだ31歳。
依頼を受けた彼はスエズ運河の入口に建てようと計画していた灯台のスケッチを出発点に、試行錯誤を重ねていきました。
中でも、最も影響を受けたのがドラクロワの傑作「民衆を導く自由の女神」。この名画にインスピレーションを受けながら、彼は彼なりの新たな「自由の女神像」を生み出していったのです。
左手に握りしめた銃は独立宣言書に、右手に掲げた三色旗はトーチに持ち替え、新たな自由の女神が生まれたのです。
・日本の鎌倉大仏      13m
・エジプトのスフインクス   20m
・イタリアの聖ボロメオ像  23m
アメリカの自由の女神像  46m
ではどのようにして、巨大な像を作り上げたのか?
自由の女神は一見するとするとただの銅像に見えますが、300枚の銅板を張り合わせ1つの像を形成しているのです。
この銅板を張り合わせるためには、「レプセー」と呼ばれる工芸技術が使われました。板上の金属を打ち出していき、1つの形を作り出す。2000年以上も前から伝わるヨーロッパの伝統工芸です。この精密な技術により、衣の襞(ひだ)や顔の輪郭など、複雑で優美な曲線を出すことができたのです。
完成すると重さは100トンにも及びました。自由の女神の100トンもの重さを支える方法を芸術家・写真家・デザイナーはガラビ鉄橋などの設計に携わったその他一般人に依頼しました。エッフェルは橋を作る技術を骨組みに応用したのです。
2012年に直撃したハリケーン・サンディに見舞われた時にも、自由の女神はビクともしませんでした。この強靭な建造物の裏には3人の熱き情熱と緻密な計算があったのです。
アメリカ・ニューヨーク湾のリバティー島に立つ自由の女神像1984年、文化遺産としてユネスコ世界遺産に登録された。