じじぃの「人の生きざま_215_秋元・康」

秋元康 - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E7%A7%8B%E5%85%83%E5%BA%B7/5207
秋元康 ー情熱大陸 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=g0F7xxPyT1U
120113 CNN Talk Asia 秋元康 2-2 - YouTube 動画 デイリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xnqx4y_120113-cnn-talk-asia-yyy-2-2-youtube_people
秋元康 ウィキペディアWikipedia)より
秋元康(あきもとやすし、1958年5月2日 - )は、日本の放送作家、作詞家、プロデューサー、脚本家、映画監督、漫画原作者、タレント。2005年に結成された女性アイドルグループ『AKB48』とその姉妹グループ、およびそれらメンバーが所属するユニットの総合プロデューサーとしても知られている。2007年より京都造形芸術大学副学長を務める。血液型O型。 日本映画監督協会会員。2009年4月より2012年5月まで日本放送作家協会理事長を務めた。
自身が取締役を務め、妻の秋元麻巳子監査役を務める株式会社秋元康事務所に所属している。
【エピソード】
・2007年9月30日放送分の『情熱大陸』にて「自分は天才でもアーティストでも芸術家でもない。ピカソになりたい広告代理店マン。でもピカソになりたいと思った時点でピカソにはなれない」とコメントしている。
・作詞家歴30年、ミリオンセラー6回、多数の賞を受賞している。
・2009年12月、自身初の日本レコード大賞特別賞をAKB48と共に初受賞をしている。
・2011年12月、自身が作詞を手掛けたAKB48の「フライングゲット」が第53回日本レコード大賞を受賞した。
・2012年12月、「真夏のSounds good !」が第54回日本レコード大賞を受賞し、AKB48が2連覇した。また、自身初となる作詩賞を受賞した。
AKB48のプロデュース活動の一環として始めた『AKB48 on Google+』で自らもGoogle+のアカウントを取得し、自分自身をやすすと称して頻繁に投稿している。Google+AKB48メンバーやファンとの交流を図ると共に、思いついた仕事のアイデアなどを関係者へ公開の場での連絡ツールとしても使っている。
・2013年2月、第40回アニー賞音楽賞を、ヘンリー・ジャックマンスクリレックス、アダム・ヤング、マシュー・シイッセン、ジェイミー・ヒューストンらとの連名で受賞。

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『どいつもこいつも』 秋元康/著 毎日新聞社 1999年発行
悩みも迷いもない生き方――秋元流ポジティブシンキングのススメ (一部抜粋しています)
僕は、生来、楽天的な性格なので、何かに悩むという経験がない。
自分の都合のいい方へ、都合のいい方へと考えてしまう”お気楽な”性格なのだ。
例えば、若い頃、あるテレビ番組で台本を書いていて、突然、クビになったことがある。
その時、まわりのスタッフは、僕のことを「突然クビだなんてひどすぎる」と気の毒がってくれたのだが、当事者である僕は、むしろ、「僕というブレーンを失うなんて、この番組のプロデューサーはかわいそうだ」と真剣に思っていたのだ。
あるいは、僕が作詞した歌が、音楽のチャートで146位までしか売れなかったとする。
普通だったら、そこで、「なんで、146位までしかいかなかったのだろう?」と落ち込むかもしれないのに、僕は「さすが、僕が作詞したおかげで、146位にまで来れた。他の作詞家だったら200位だったろう」と、考えてしまうのだ。
ポジティブシンキングなんて、カッコイイものではない。
「自信過剰だ」と笑われるかもしれないが、それとも、ちょっと、違うような気がする。
要するに、世の中に正解なんてないのだから、自分に都合のいい正解を作ってしまおうとして来ただけのことだ。
開き直りに近いかもしれない。
さらに、僕は、持久力、持続力というものが、まるでない。
日記はおろか、ヘチマの観察とか、夏休みの気温の記録というような、”コツコツやるもの”が嫌いである。
飽きっぽい性格なのだ。
だから”悩み”と同じように”迷い”もない。
ゴルフでボールを打つ時に、何度もアドレスをやり直す人がいるが、僕は、すぐ、打ちたくなる。
迷っていることに、飽きてしまうのだ。(まあ、ゴルフのアドレスは、単に迷っているわけではないと思うけど……)。
さっさとやって、結果を見てから、後で考えようと思うタイプなのだ。
と言って、後で考えることもない。
終わった後は、また、次のことをやりたくなるのだ。
無責任な性格である。
      ・
僕は、人から相談を受けることが多い。
仕事から恋愛に至るまで、ありとあらゆる悩みや迷いを持ち込まれる。
多くの相談が、本人の口から悩みや迷いを話した時点で、半分は解決する。
相談のほとんどが、誰かに聞いてもらいたい愚痴だからだ。
悩みや迷いを聞いてから、僕は、7秒で答えを出す。
「こうした方がいい」
相談を聞いていれば、本当は、本人がどうしたかい、わかるものなのだ。
つまり、その相談の答えは、すでに本人が出しているものなのである。
だから、その気持ちを読み取ってあげて「こうした方がいい」と答えると、相談者はほっとした顔で、「やっぱり?」と納得するのだ。
相談した本人が、「こうしたい」と思っていることを、「こうした方がいい」と言うのだから、胸のつかえがおりたような気分になるのは、当たり前である。
相談に来る人は、自分の気持ちの試算をしたいだけなのだ。
相談者が、「こうしたい」と思っている方向に、背中を押してあげればいいのである。
      ・
なんて、偉そうなことをここまで書いて読み返してみると、読者のみなさんに僕が自信過剰で傲慢な奴のように思われそうだなという危惧を一瞬抱くのだが、悩んだり、迷ったりしない。
「こんな時間に、もう一度、書き直すのは、面倒くさい。その嫌な面を含めて、僕なのだから」
と開き直って、ペンを置こうとしているのである。
「こんな風に、自分のいやらしさを正直に書くのがいいんだ」
「嫌な奴だと思われていて、そのうち、意外にいい奴だと思われる方が、いい奴だと思われていて、そのうち、本当は嫌な奴だと思われるよりいい」
「こんな身勝手な考え方だって、今、真剣に悩んだり迷ったりしている人に、少しは参考になるかもしれない」
そんな風に自分に都合のいいことを考えながら、今日も、悩みも迷いもなく、僕の1日は過ぎて行く。

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