じじぃの「人の死にざま_1104_W・ギルバート」

ウィリアム・ギルバート(物理学者) - あのひと検索 SPYSEE
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Origin of Earth's Magnetic Field 動画 YouTube
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地球磁石 Google 検索
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ウィリアム・ギルバート (物理学者) ウィキペディアWikipedia)より
ウィリアム・ギルバート(William Gilbert)は16世紀のイギリスの医師、物理学者、自然哲学者である。コペルニクスの地動説を早くから支持し、当時支配的だったアリストテレス哲学とそれに基づく学校教育を積極的に拒絶した。医師としての仕事のかたわら静電気、磁石の研究をおこなった。今日、主に著書 De Magnete (1600) で知られており、電気 (electricity) という言葉を作った1人とされている。また、versorium と名付けた回転する針のような検電器を発明しており、電気計測機器の祖とされている。 ギルバートの研究は、実験を用いた近代的な科学の先駆けとして、多くの科学者に多大な影響を及ぼし、電気工学や電気と磁気の父とされることもある。

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『常識として知っておきたい 科学50の大発見!』 博学こだわり倶楽部 KAWADE夢文庫 2012年発行
地球磁石説 天体運動の解明にもつながった! (一部抜粋しています)
磁石の作用を用いて方位を知る羅針盤の原理は、古代中国ですでに発見されていたが、なぜ羅針盤の針が北を指すのか? その理由は、長い間解明されなかった。
羅針盤の改良によって航海術が発達し、15世紀半ばに幕を開けた大航海時代。その当時には、方位磁針が示す指北性は「北極星が磁針を引きつけているため」という説がいわれていた。
しかし、この説が正しければ、北半球では北極星に引っ張られて方位磁針のN極が水平ではなく上向きに持ちあがるはず。ところが、事実はそうではなく、むしろその逆だった。
いったいどうしてなのだ? この問題に興味をもち、私財を投じて調査・研究したのが、イギリス人医師ウィリアム・ギルバート(1544〜1603)だった。1601年〜1603年までエリザベス1世の侍医を務め、ジェームズ1世の侍医を務め、侍医としての業績によりナイトに叙せられた人物である。
医師の仕事のかたわら、ギルバートは電気と磁気に関する研究を続け、「地球そのものが磁石なのではないか」という仮説を立てた。
彼は大きな球形の磁石をつくり、その近くに小さな棒磁石を置いたときの様子を細かく観察した。つまり球形磁石を地球に、棒磁石を方位磁針に身立てたわけだ。その結果、実験室の棒磁石が、地球上での方位磁針と同じふるまいをすることがわかった。
さらに彼は、世界のどの場所で方位磁針がどういう角度の下がり方をしたか、日頃羅針盤を使っている船乗りたちに話を聞くのも怠らなかった。なにしろ、世界に海を股にかけて活躍する海の男たちは、まさに地球規模で一大実験を敢行する。”共同研究者”のようなもつ。じつに貴重な「観測データ」をもっていたのだ。
こうして自らの実験結果と、船乗りたちの証言と比較して研究をまとめていったギルバート は、1600年に全6巻からなる『磁石論』を出版。地球は巨大な磁石であり、これが方位磁針が北を指す原因である――と「地球磁石説」を提唱したのである。
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1619年に惑星の運動に関する「ケプラーの法則」を発表したヨハネス・ケプラー(1571〜1630)も、ギルバートの『磁石論』を出版直後に読んでいたという。ケプラーは知人へ宛てた手紙の中で、「彼(ギルバート)の基本法則で惑星のすべての運動は証明できるものと私は信じている」とまで書いている。
おおげさにいうと、ギルバートの地球磁石説の発見があったからこそ、ケプラーは天体の運動を解明でき、さらにアイザック・ニュートン(1643〜1727)による「万有引力の法則」につながった、といってもいい。まさに”地磁気学の父”である。さらにギルバートの研究は、現代の地震研究、大陸移動説などにも大きく貢献している。

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