じじぃの「腸を知る・高脂肪食が続いた腸・腸内環境と病気との関係!プライム」

サイエンスZERO 「シリーズ細胞の世界② 腸内細菌と免疫の不思議な関係」 動画 Youku
http://www.pideo.net/video/youku/db539161d28ace49/
大腸がん、アスピリンで予防…検証へ臨床試験 (追加) 2015年11月30日 読売新聞
解熱鎮痛薬として知られる「アスピリン」の大腸がん予防効果を確かめる7000人規模の臨床試験を、国立がん研究センター(東京都)や大阪府立成人病センターなどのチームが始めた。
計画によると、大腸がんになる危険性が高い大腸のポリープ(腺腫)を切除した40〜69歳の7000人が対象。ポリープの大きさが1センチ以上なら、25%ががんになるとされる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151129-00050116-yom-sci
NHKスペシャル 「腸内フローラ解明!驚異の細菌パワー」 2015年2月22日
【司会】井ノ原快彦、久保田祐佳 【ゲスト】宮崎美子、パパイヤ鈴木、服部正平(東京大学教授)、伊藤裕(慶応義塾大学教授)、赤座英之(東京大学教授)
腸内細菌の全貌を解明すれば、医療に大きな変革をもたらすのではないかという期待が高まり、欧米では国家的な研究プロジェクトが動き出しました。“腸内フローラ”を治療に活かす臨床研究も次々と始まっています。
今や“腸内フローラ”は、人類の寿命を劇的に延ばした「ワクチンの開発」や「抗生物質の発見」に匹敵するインパクトがあるとも考えられています。
IgA抗体が腸内細菌の周りにびっしり。抗体は体の中の細菌を殺すもの。しかし、不思議なことに菌は死んでいない。IgA抗体は攻撃するためではなく、助けるために働いている。必要な菌だけを選んで腸に棲み着かせている。IgA抗体に選ばれた細菌だけが粘液層に入れる。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2015/0222/
ある一定量を定期的に食べることが大事だ--『腸!いい話』を書いた伊藤裕氏(慶応義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科教授)に聞く 2011年12月16日 東洋経済オンライン
人間の腸は、消化器官の一翼以上の大事な役割を担い、体の調子を決めていることがわかってきたという。この大切な腸をどうすれば鍛えられるのか。
http://toyokeizai.net/articles/-/8256
プライムニュース 「腸を知って、腸を考える」 2013年2月15日 BSフジ
【キャスター】島田彩夏、反町理、小林泰一郎解説委員 【ゲスト】藤田紘一郎東京医科歯科大学名誉教授)、伊藤裕(慶應義塾大学医学部教授)
いま、腸の研究に注目が集まっている。
人間の腸は、消化器官としての役割以上に大切な役割と持ち、我々の体調を決めているという。人の腸には、100兆個にも及ぶ細菌が住み着いていて、花粉症などのアレルギー性の病気や腎臓病、動脈硬化などとの関わりも分かってきている。更に、腸の働きを良くすることが糖尿病の改善にも結果が出している。
一方、日本人の三大死因のうちの一つ、がん。中でも、大腸がんの割合が急増している。特に女性においては、がん死亡原因の1位だ。
良い腸内細菌を育て、腸を鍛えるために何が必要か? 免疫学の第一人者である東京医科歯科大学藤田紘一郎名誉教授と、腸内環境と病気との関係を研究している慶應義塾大学医学部の伊藤裕教授を迎え、腸との付き合い方について聞く。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130215_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130215_1
どうでもいい、じじぃの日記。
2/15、BSフジ プライムニュースで「腸を知って、腸を考える」を観た。
こんなことを言っていた。
島田、「大腸がんの方の腸内細菌というのは特徴があるんですか?」
伊藤、「大腸がんの方の特別な腸内細菌というのは、まだよくわかっていないです。でも腸内細菌が関係していることはわかっています。胃がんについてはピロリ菌が関係しているのはわかっています」
藤田、「ピロリ菌は胃液をやわらかくする作用がある。潰瘍があったときにピロリ菌はがんにするけれども、すぐ取ればいいというものではない」
反町、「悪さをするから、すぐやっつけろというものではないんですね」
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反町、「食生活の変化が、体にどのように変化するものですか?」
日本人の糞便量と植物繊維摂取量
1970年代から植物繊維摂取量が減少していて、それに比例して糞便量も減少している。
藤田、「植物繊維摂取量は戦前の3分の1です。これは腸内細菌のエサなんです。エサが少ないと腸内細菌が減るんです。うんちが減っているということは腸内細菌が減っているということです。うんちの半分は腸内細菌です」
島田、「植物繊維摂取量よりも、便の減り方が激しいですね」
藤田、「便は他の要因もあるんです。例えばストレスを受けたり、活性酸素を受けたりすると腸内細菌がエサを食べなくなったりするんです。ヨーグルトを飲んで補充してあげればいいです」
島田、「日本人ももう少し、植物繊維を摂るようになれば、腸内細菌が増えるかもしれませんね」
伊藤、「腸内細菌が減っていることと、アレルギーが増えてきたこととは関係しています。体を動かすことによって、異物(食べ物)に対する防御が働いて、何か大きなことが起こるのを抑えてくれているんです」
反町、「食べ物の食べすぎは異物だということですが、それによって腸に炎症ができると、腸のある程度の緊張感は花粉症に抵抗力がつくということと関係があるんですか?」
伊藤、「食べ物、特に脂肪分というのは、体を作っている成分に似ているんです。そこに対する異物反応と、悪い腸内細菌が作るものに対する免疫反応は同じものなんです」
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まとめるとこんな感じだった。
赤ちゃんが母親の胎内で最初にできる臓器は腸なのだそうだ。そして、腸には免疫細胞の約半分が集中しているのだそうだ。
「通常食での腸」と「高脂肪食が続いた腸」の比較
高脂肪食が続いた腸 ピカピカ光っている所が白血球(リンパ球) → 腸で炎症が起こっている。
脂肪細胞、運動不足が炎症を起こす。メタボが腸の炎症を起こす。脂のカスが溜まる。
ミトコンドリア・エンジン → 食べ物からエネルギーを作る。活性酸素を作る。活性酸素があらゆる病気の元。
腸に良いことは、過食や高脂肪食をあまり摂らないこと。ご飯をあまり摂らないこと。そして、運動をすることだった。