じじぃの「なぜ人間はビタミンCを自分でつくれないのか?人体の超能力」

Vitamin C song of can 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ngxcWeXdvfU
ビタミンCの抗酸化実験 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=iQufdvfMXfk
ビタミンC所要量
http://www.tomatolife.com/seijou/page021.html
ためしてガッテン 「肌ホネ血管若さのカギ ビタミンパワー決定版」 (追加) 2015年6月17日 NHK
【司会】立川志の輔小野文恵  【ゲスト】榊原郁恵、岡田圭右山瀬まみ
●ビタミン大特集! 夢の長寿ビタミン
いわずとしれた、最重要栄養素「ビタミン」。
ビタミン関連の研究では、なんと25人ものノーベル賞受賞者を排出している超大切なものなのだ。
これまで美肌・風邪予防によいとされてきたビタミンCが、じつは死なない効果が3倍という新事実を発見。
体の中では活性酸素と言う細胞を攻撃してしまう酸素が生まれています。 これを打ち消してくれるのがビタミンCなんです。
ビタミンCは食事の後に摂取することで、食べたものと一緒にゆっくり吸収できるので少しずつ使われた分を補えることができます。
つまり、食後の果物などはビタミンCを効率よく摂取できるいい方法なんです。
http://www9.nhk.or.jp/gatten/schedule/
ビタミンC ウィキペディアWikipedia)より
ビタミンC (Vitamin C) は、水溶性ビタミンの1種。生体の活動においてさまざまな局面で重要な役割を果たしている。化学的にはアスコルビン酸のL体のみをさす。
【摂取】
ヒトはアスコルビン酸を体内で合成できないため、必要量をすべて食事などによって外部から摂取する必要があり、ビタミンとして扱われている。一方、多くの動物にとっては、アスコルビン酸は生体内で生合成できる物質であるため、必ずしも外界から摂取する必要は無い。体内でアスコルビン酸を合成できないのは、ヒトを含むサル目の一部やモルモットなどだけである。
【ビタミンC合成能を失った動物種】
L-グロノラクトンオキシダーゼ(ビタミンC合成酵素)遺伝子の活性は、いくつかの種の進化史のなかでそれぞれ独立に失われている。哺乳類ではテンジクネズミや直鼻猿亜目の霊長類がこの遺伝子の活性を失っており、そのためにビタミンCを合成できないが、その原因となった突然変異は別のものである。どちらの系統でも、活性を失った遺伝子は多数の変異を蓄積しつつ、偽遺伝子として残っている。スズメ目の鳥類では、活性の喪失が何度か起こっており、またおそらくは再獲得も起こったために、種によってビタミンC合成能力が異なる。他に、コウモリ類もこの遺伝子の活性を失っている。これらの動物が遺伝子変異によるビタミンC合成能力を失ったにもかかわらず継続的に生存し得た最大の理由は、これらの動物が果物、野菜等のビタミンCを豊富に含む食餌を日常的に得られる環境にあったためである。
霊長目でこの酵素の活性が失われたのは約6300万年前であり、直鼻猿亜目(酵素活性なし)と曲鼻猿亜目(酵素活性あり)の分岐が起こったのとほぼ同時である。ビタミンC合成能力を失った直鼻猿亜目にはメガネザル下目や真猿下目(サル、類人猿、ヒト)を含んでいる。ビタミンC合成能力を有する曲鼻猿亜目には、キツネザルなどが含まれる。
霊長類の狭鼻下目であるヒト上科がオナガザル上科から分岐したのは、2800万年から2400万年前頃であると推定されている。ヒト上科の共通の祖先が旧世界のサルから分枝した際に、尿酸オキシダーゼ活性が消失したものと推定されている。尿酸オキシダーゼ活性の消失の意味付けは、尿酸が抗酸化物質として部分的にビタミンCの代用となるためである。

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『人体の超能力に驚かされる本』 ライフ・エキスパート/編集 KAWADE夢文庫 2012年発行
人間はビタミンCを自分でつくれない! (一部抜粋しています)
多くの霊長類や大半の哺乳類には備わっているのに、人間にない能力がある。それが、ビタミンCの体内生成能力である。
ビタミンCは、コラーゲンを生成して皮膚の若さと美しさを保つ働きのほか、活性酸素を除去し過酸化物の生成を抑制する。
また、抗がん作用や老化防止の働きがあり、細菌に対する抵抗力を強めるなど、体の代謝に必須の物質である。
ビタミンCをとらないでいると、3週間ほどで壊血病になり、けいれん、めまい、下痢、局部的な出血などが発症するだろう。
では、なぜ人間はビタミンCを生成できなくなったのか。
これは4000万年ほど前、人間の祖先がビタミンCを「生成する」より、ビタミンCを「食べて吸収する」方法を選んだためだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『人体の超能力に驚かされる本』という本を見ていたら、「人間はビタミンCを自分でつくれない!」があった。
「4000万年ほど前、人間の祖先がビタミンCを『生成する』より、ビタミンCを『食べて吸収する』方法を選んだためだ」
チンパンジーとかゴリラといった霊長類も人間と同じように、体内でビタミンCをつくる能力がないのだそうだ。
それでは、哺乳類ではどうなんだ?
モルモット(テンジクネズミなど)や一部のコウモリ(オオコウモリなど)も体内でビタミンCをつくる能力がないらしい。
確かにコウモリなんかは果物をよく摂取するというイメージがある。でもすべてのコウモリではないようだ。
羊、牛、馬、犬、猫、鳥なんかは自分の体内でビタミンCをつくる能力があるのだそうだ。
ビタミンCを自分の体内でつくれる、つくれないかの能力は進化とは関係ないようにみえる。
ちなみに、ビタミンCを多く含む食品として、パセリやブロッコリーなどの緑黄色野菜、レモンやいちごなどの果物が挙げられる。