じじぃの「人の生きざま_206_渡部・潤一」

渡部潤一 - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E6%B8%A1%E9%83%A8%E6%BD%A4%E4%B8%80/8446
渡部潤一の無駄】ロングインタビュー (オデッサの階段) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=KCKBl30cSkM
なぜ冥王星は惑星じゃないのか ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm17180441
渡部潤一 ウィキペディアWikipedia)より
渡部潤一(わたなべじゅんいち、1960年12月28日 - )は、日本の天文学者。専門は太陽系天文学。理学博士(東京大学、1988年)。国立天文台副台長、教授。総合研究大学院大学物理科学研究科天文科学専攻教授。福島県会津若松市生まれ。
【活動】
2006年、国際天文学連合の「惑星の定義委員会」委員となり、冥王星の惑星からの除外を決定した最終メンバーの1人となった。
テレビ等メディアへの出演や一般向けの著作も多く、日本の天文学者の中では最も有名な1人といえる。

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オデッサの階段 2013年1月24日 フジテレビ
天文学者渡部潤一氏。天文学は、時に「何の役に立っているのか、無駄な研究ではないか」の言葉に「いえ、そんなことありませんよ。無駄だと思う人は一度すばるの天文台を見に行ってごらんなさい!」って。渡部氏は日本が世界に誇る「すばる望遠鏡」のプロジェクトにも関わった。4205mのマウナケア山頂は太陽系天文学の未来が拓けるすばらしい場所だ。

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クローズアップ現代 「宇宙と生命の謎に迫れ 巨大望遠鏡の挑戦」 2011年10月19日 NHK 動画あり
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】国立天文台教授 渡部潤一
地球のような惑星の誕生、そして生命誕生の秘密に迫る史上最大の電波望遠鏡アルマ望遠鏡」が9月30日、本格的な観測を開始した。国立天文台の石黒正人元教授らが30年前から取り組んできた「日本発」の国際共同プロジェクトで、南米・チリの標高5000メートルの高原に巨大望遠鏡を66基建設し、ミリ波やサブミリ波と呼ばれる電波を観測。その電波を分析すると、宇宙空間に漂う微小な物質の量や成分、さらに物質の動きがわかり、どのように惑星が誕生するのか、明らかになるという。さらに期待されているのが、惑星誕生の現場でアミノ酸など生命を形作る物質を発見、つまり地球外に生命が存在する証拠を見出すことだ。新型望遠鏡の観測開始までを追い、奮闘する日本人研究者の姿と研究の最前線を伝える。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3110
サイエンスZERO 「爆発が迫る!? 赤色超巨星・ベテルギウス 2011年11月25日 NHK Eテレ
【キャスター】安めぐみ 、山田賢治 【ゲスト】国立天文台教授 渡部潤一 【コメンテーター】竹内薫 【語り】土田大
大量のガスを放出しながら、脈打つように大きさを変える赤色超巨星・ベテルギウス。今まさに寿命が尽きて、超新星爆発を起こそうとしている姿だと考えられています。ベテルギウスが爆発すると何が起こるのか?地球から観測される爆発のスペクタクルや、爆発時に発せられる強力なガンマ線の影響などが研究されています。死が迫ったベテルギウスの運命、そして大爆発の地球への影響を最新研究から探ります。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp367.html
11/25、NHK EテレサイエンスZERO』の「爆発が迫る!? 赤色超巨星・ベテルギウス」より
国立天文台教授の渡部潤一さんが、番組の最後にこんなことを言っていた。
「1987年に大マゼラン雲で発生した超新星の場合、ニュートリノが地球にやってきて、超新星爆発ニュートリノが出ると言われていたが観測されたのは初めてで、それで小柴昌俊先生がノーベル賞を受賞されたわけですが、今回のベテルギウスでもおそらくニュートリノがくる。スーパーカミオカンデというので待ち受けているわけです。さらに神岡の鉱山の下には今、『重力波望遠鏡』というものを作りかけています。これは捉えたものはアインシュタイン相対性理論で予測される重力の波なんですが、人類は誰もまだ捉えたことはないんです。そういう厳しい現象で発生する重力波を捉える可能性があるんです」
地球から640光年の距離にあるベテルギウスは一生の99.9%が終わっていて、ほとんど末期状態なのだそうだ。
その爆発が、明日なのか、1万年後なのか分からない。ベテルギウスまでの距離が640光年だから、もしかしたらすでに爆発していて、その光がまだ地球に届いていないのかもしれない。
1987年に大マゼラン雲で発生した超新星の爆発でニュートリノが地球にやってきたときのように、ベテルギウスの爆発でもニュートリノがやってくるだろう、そして、わずかだが重力の波を捉えられるかもしれない。

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『人間にとって科学とは何か』 村上陽一郎/著 新潮社 2010発行
人間にとって科学とは何か より
科学技術の発展が、私たちの生活や社会を以前より生きやすく、便利にしてきたことは、疑いがありません。ただ、利便性の尺度で測れば当然、科学で得られることには限界があります。しかし科学の価値はそれにとどまるのでしょうか。
私は、宗教が人間にとって必要であるのと同じように、科学も人間にとって必要であると思います。
もともと哲学と科学は原点は同じです。つまり、ものを考えるということがすべての原点になっているからです。
知は、自分を知り、他者を知ることの大きな助けになる。だから、科学に限らずどんな知識も、人間にとって役にたつのです。経済にとって役に立つかどうかは別にして人間にとっては役に立つのです。
そういう意味で科学は決して「役にたつためにのみある」わけではありません。ブダペスト会議の4つの提言の第1にあるとおり、「知識の進歩のための科学」、知識を追求すること自体がかけがえもなく、人間という存在にとって大事なのです。
科学もまた人間としての創造行為であり、社会をはなれてはありえないことを自覚することから始めなくてはなりません。それぞれの個人が考え、参加し、責任をもつ社会でなくてはならないという意味において、あまりにも科学は一般社会と没交渉で来たからです。
しかしながら、「社会のため」という言葉は、しばしば誤用されているようにも思えるのです。
そして最近は経済効果がすべての尺度になって、すぐに経済効果で判断しようとします。
事業仕分け」にかかって、優れたコンピュータを追求することが、「世界一のコンピュータを作る」という話として取り上げられたのもおかしいと思います。予算を要求するほうも、いまの世の中では理解されないからそういう言い方をしていますが、実のところはもちろん世界一が目標ではないはずです。いま、世界のどこにもないほどコンピュータの性能を上げることによってなにができるかということが、大きな知的インパクトになるからこそ研究しなければならないということなのです。
この状況を打ち破るために、2つの論理があります。
まずは、「社会のため」という言葉を矮小化しないで考えてほしいと思います。社会には経済原理だけではない、多様な価値観があるのですから。それらの価値の表現のために身を捧げる人びとがいる、そうした人間存在のある種の高貴さを認めてほしいのです。
いずれにせよ、社会に貢献するかどうかなど、ひとつの世代で計るような問題でしょうか。人間とは、つくづく面白いと思いますが、たとえば宇宙にロマンを感じ、今目にしているのは20億年前の姿だ、なんてじんわり嬉しくなる人たちが、天文学の回りにはいます。メダカを持って宇宙に行った人もいましたが、考えてみると、何十億というお金がかかっているのに何をしているんだ、ともいえます。無重力空間は地球上でつくれなくもないのに。だけれども、そこには宇宙にたいするある種のロマンがあって、私たちはそれを許す何かを持っているのも確かなのです。

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