Macrophage Cytokine Release 動画 YuTube
http://www.youtube.com/watch?v=KiLJl3NwmpU
サイトカイン (geocities.co.jp HPより)
NHKスペシャル 「シリーズ人体〜神秘の巨大ネットワーク〜」 (追加) 2017年9月30日
【MC】タモリ、山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長)
人体は巨大なネットワーク、ANPやEPO、TNF-αやレプチンはメッセージ物質である!
衝撃の映像は腸の中でみられた、腸にある絨毛という部分にフォーカスすると、腸の細胞1つを捉え、その中がキラキラと輝いていた。この後起きた変化は腸の細胞からミクロの物質が噴き出した。
●免疫の大暴走を撃退! TNF-αの信号制御で関節リウマチ最新治療
関節の中で免疫細胞が盛んにメッセージ物質を出している。TNF-αというメッセージ物質で、これを免疫細胞が受け取り、臨戦態勢となる。さらに警告メッセージを拡散していく。
関節内の免疫細胞が居もしない敵を知らせるアラート(メッセージ物質:TNF-α)を発し続け、自分で自分の関節を敵と勘違いし攻撃し続けて破骨細胞が骨を破壊するのです。
清水絵美さんの人生が変わったのは4年前の新薬の開発(生物学的製剤)によってでした。
東京医科歯科大学生涯免疫難病学講座教授の森雅亮先生によれば、TNF-αにくっついて誤ったメッセージ物質をブロックする働きの新薬によってリウマチの進行を止められるようになるそうです。
http://www.nhk.or.jp/kenko/special/jintai/sp_2.html
「免疫」の基礎知識
●サイトカイン(Cytokine)
最適なT細胞応答のためには緊密な細胞の接触が必要であり、T細胞と単球は近くあるいは遠くの応答に影響を与えうるサイトカインを分泌する。サイトカインは特異的な細胞表面レセプターに作用し,オートクリンあるいはパラクリンの様式で働く。
サイトカインはいくつかのグループに分けることができ,それぞれのグループはインターフェロン(IFN-α,β,およびγ),腫瘍壊死因子(TNF-αおよびβ),インターロイキン(IL-1からIL-18),トランスフォーミング成長因子,そして,CSF(造血コロニー刺激因子)を含む。
サイトカイン群は与えられた免疫応答において協力し,提携し,または競合して働く。(例,IL-1はIL-2の分泌を誘導できる。IL-2,IL-4およびIL-6は相乗的に働いて細胞傷害性Tリンパ球を誘導できる。IL-4とIFN-γは,B細胞上のクラスI発現の誘導,およびIgE分泌の誘導にあたって,互いの働きを打ち消し合うことがある。)
http://web1.kcn.jp/ikyu3/myeloma/basic/immuno.htm
幹細胞由来成長因子を用いた骨の再生医療 名古屋大学医学部
〜細胞移植を行わず骨の再生に成功・名大病院などで臨床研究開始〜
【ポイント】
① 幹細胞を移植しないで骨を再生する方法を世界で初めて開発した。
② 幹細胞から分泌されるサイトカインが体内にある幹細胞を誘導して骨ができる。
③ サイトカインは幹細胞を培養するときにできる培養上清中に含まれ、培養上清を凍結乾燥することで製剤化できる。
④ 幹細胞移植を伴わないので、細胞の腫瘍化のリスクが軽減される。
⑤ 既存の骨補填剤と併用も可能で、併用することにより骨再生が期待できる。
⑥ すでに名古屋大学医学部附属病院歯科口腔外科とその関連病院で臨床研究を開始した。
http://www.med.nagoya-u.ac.jp/medical/dbps_data/_material_/nu_medical/_res/topix/2012/BONE.pdf
プライムニュース 「再生医療最前線で何が 重篤疾患に夢の治療? 日本の現状とハードル」 2013年1月25日 BSフジ
【キャスター】島田彩夏、反町理、小林泰一郎解説委員 【ゲスト】上田実(名古屋大学教授)、大須賀俊裕(ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング専務取締役)
名古屋大学の上田実教授らの研究グループは、幹細胞を培養した際の上澄み液やそれを乾燥した粉末を使った再生医療研究を行っている。穴の開いたラットの頭蓋骨にこの液を注入したところ、幹細胞を移植していないのに骨が再生された。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130125_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130125_1
どうでもいい、じじぃの日記。
1/25、フジテレビ 『プライムニュース』で「再生医療最前線で何が 重篤疾患に夢の治療? 日本の現状とハードル」を観た。
こんなことを言っていた。
反町、「今日はiPSを使った再生医療、幹細胞を使ったのではない、再生医療について伺いたいと思います」
上田、「私は幹細胞を作りたいと思って研究してきた。イモリで手が再生し、人では再生しないのは幹細胞の性能に問題があるのではないか。ところが、皮膚と軟骨を1つの組織のシステムとしてまとまった機能として回復するものではない。幹細胞も性能を上げれば相当の成果を上げられると思ってきた。どうもそうではなくて、幹細胞を取り巻いている微小環境を整えなければ再生しない。つまり、再生医療の主役というのは幹細胞じゃなくて、オーケストラのようなたくさんの要素が必要だということが分かったのです」
島田、「でも、現在では幹細胞が主役ですよね」
上田、「細胞を培養する過程が非常に重要なんです」
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島田、「今日は発見されたものをスタジオにお持ちいただきました。液体と粉がありますね」
試験管のようなものに、1つは液体状のもの、もう1つには粉末が入っている。
上田、「こちらが幹細胞を培養した培養液です。この培養液には数百種類のサイトカイン(タンパク質)が入っています。これを凍結乾燥して粉にしたのがこれです。これ(粉)は非常に高い活性があって、組織を再生させる力があり、このように凍結乾燥しておくと半年ぐらい活性を失わないんです。液体のものはすぐに失いますが、この粉が生きているものと同じ効果があったら、かなり臨床的価値があるんです」
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じじぃの感想
幹細胞は薬でいうと、西洋医学で、サイトカインは漢方薬のようなものらしい。
脳梗塞を起こしたネズミにサイトカインを投与したら、ほとんど回復した。また、アルツハイマーにも効果があることが分かった。
難病に苦しんでいる人には速報だろう。