じじぃの「アフリカの子供たちを感染症から救え・日本のアルコール消毒液!ガイアの夜明け」

ガイアの夜明け 新春スペシャル【未知なる市場を拓く】第3部 2013/01/08 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=zH-C1kYaMT8
ザンビアでがんばる青年海外協力隊 松尾佳世子さん 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=o5BcL5UXfxs
日本も元気にする青年海外協力隊 田谷徹さん 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=K9ICQdqwa14
サニサーラ/製品情報 Medical SARAYA
エタノールを含有するジェルタイプの速乾性手指消毒剤です。
のびが良く、手指にすばやく広がり、さらっとした使い心地で作業の妨げになりません。
本剤の使用による手荒れを軽減する成分として湿潤剤を配合しています。
http://med.saraya.com/products/sanisara/
日経スペシャル 「ガイアの夜明け 2013年1月8日放送 テレビ東京
10周年シリーズ企画 「ニッポンの生きる道」第8弾 未知なる市場を拓く
●アフリカの子どもたちを感染症から救え・・・サラヤ
アフリカのサハラ砂漠以南の地域「サブサハラ」。8.5億人のマーケットを持ち、49ヵ国の平均経済成長率は5.8%と、今後の成長が期待される地域だ。しかし、40%が1日1ドル未満で生活する貧困層。さらに衛生環境が悪く、感染症が蔓延し死亡率が高い。
こうした国で将来の成長をにらんだビジネスができないかと考えているのが、せっけんやうがい薬を製造している「サラヤ」だ。感染病の危険は、"手洗い"で予防できる。しかし、こうした地域に手洗いの習慣はない。さらに、手を洗うための水の量が限られるうえ、水質が悪い。そこでサラヤが普及させようとしているのが、手指を殺菌する「アルコール消毒液」だ。手始めに、サブサハラの一国、ウガンダ共和国でアルコール消毒液を学校や病院に売り込む計画だ。普及させるには、安価で流通させることが大事と考え、現地に工場を作り、現地の安いサトウキビを使って「アルコール消毒液」を作ろうと実験している。来年中には販売を開始する予定だ。
ウガンダで軌道に乗れば、周辺のケニアなどにも売り込み、将来的にはサブサハラ全域に販売。2015年までの黒字化を目指している。
http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber3/preview_20130108.html
どうでもいい、じじぃの日記。
1/8、テレビ東京ガイアの夜明け』で「未知なる市場を拓く」を観た。
こんなことを言っていた。
【アフリカの子どもたちを感染症から救え・・・サラヤ】
東京・港区にある心臓血管研究所附属病院の建物の映像が出てきた。
都内の病院。玄関を入ると受付カウンターに置いてあったのがアルコール消毒液。ここにも、それは病院内のいたるところに置かれています。
看護師さんも仕事の合間に手を念入りに消毒します。
看護師さん(女性)、「患者に接する前と後に使うのが原則です。1日に何十回と使うことになります」
「手指消毒剤 サニサーラ」と書かれた商品が映像に出てきた。
この消毒液を作っているのは「サラヤ」という会社。サラヤは大阪市に本社をおく化学メーカーです。従業員約1000人。年商は約320億円。1952年に創業し、戦後まもない日本で石鹸液とその容器を売り出し、衛生改善の一翼を担ってきました。
その後、うがい薬や洗剤などを販売。そして今、主力なのがアルコール消毒液です。
顕微鏡で見た、微生物がうごめいている映像が出てきた。
これはインフルエンザに感染した細胞。消毒液を吹きかけると、感染がなくなりました。特にインフルエンザが流行るこの時期は需要が一気に高まり、フル生産体制です。
サラヤの更家社長。自社製品が発展途上国の役に立てないかと、考えていました。
地図が出てきて、アフリカ中央部にウガンダという国が書かれている。
サラヤが目につけたのが東アフリカにあるウガンダ共和国ナイル川が流れ、野生動物が多く棲息することで知られています。緑が豊かでアフリカの真珠と呼ばれる国。
一方、首都のカンパラに目を向けると、高層ビルが立ち並んでいました。経済成長率6.7%、成長いちじるい国です。
サラヤはカンパラの中心地から少し離れた住宅地に現在事務所を構えています。所長を務めるのが宮本和晶さん(30歳)です。ウガンダの事業を任されています。妻の真代さん(29歳)もサラヤの社員です。
宮本さんはもともと青年海外協力隊員としてウガンダに派遣され、働いていました。転機は2年前、サラヤから現地事務所の所長を依頼されたのです。
宮本さん、「子供たちが先進国であれば、簡単に予防できるような病気で命を落としている。そこを『60年の歴史で培ってきた商品とノウハウで守っていけないか』という話だったので、二つ返事で『一緒にやらせてください』と言った」
ウガンダの衛生環境の実態を調べるため、宮本さんは車を走らせます。
ここは首都から車で2時間の村。電気も水道も通っていません。村人はどんな生活をしているのか。
宮本さん、「雨水を溜めて使っているのですか?」
アルミ製のタライに水が入っているが、水の表面には虫が浮かんでいる。
その水で男の子が手を洗い出した。そしてその水を口へ
村に長く住むおばあさんは、
「あそこにいる女の子のお父さんは感染症で亡くなりました。お母さんは今も病気で寝込んでいます。私にも二人息子がいましたが、亡くなったんです」
      ・
宮本さんは消毒液を安くする方法を見つけたのです。やってきたのは小高い丘。
目の前には見渡す限り、青々とした畑が広がっていました。これはサトウキビ畑。これが消毒液の生産コストを下げてくれるかもしれません。
日本の消毒液は輸入したアルコールを使って国内で生産しているため、高い輸送費や人件費がかかります。そこでウガンダのサトウキビを使って現地で作れば安くできるのではないか。
宮本さんが大阪にあるサラヤの研究所を訪れる映像が出てきた。
大阪にあるサラヤの研究所でウガンダのアルコールで確認してもらうと、日本で作られたものと同じ性能のものができた。
約600円で販売可能(日本の価格の5分の1以下)。
赤道直下のウガンダに宮本さんが戻ります。そして出来たてのサンプルを持って、反応を確かめに行きます。
まず、子供たちに使ってもらいたいと考えました。そこでやってきたのは小学校。水道が十分整っていないため、ポリタンクに溜めた水で手洗いする子供たち。
宮本さんは校長先生に商品を紹介します。
宮本さん、「これは私たちの新商品で、全ての原料をウガンダで調達して作ったものです」
さっそく、子供たちを集めて使ってもらいます。
宮本さん、「こうやって、手を洗うんだよ。指の間や指先もよく洗ってね」
続々と、手を差し出してくる子供たち。教えられた通り、指の間も洗います。
宮本さん、「ぜひ、こういうところでも普及していけばいいなと思います」
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じじぃの感想
時々、テレビで青年海外協力隊の人々の活躍を観ることがある。
企業と組むことで、効率よく、現地の人に役立てられるんだ。
番組を観ていて、感動した。