じじぃの「治療費が全額自己負担・海外での老後をなぜ選んだのか?追跡!真相ファイル」

海外定住がもたらすミラクル マレーシアマイセカンドライフ 動画 YuTube
http://www.youtube.com/watch?v=xPsApzvnjg4
老後をフィリピンで過ごす 動画 YuTube
http://www.youtube.com/watch?v=FJ-gMI5yiXI&hl=ja&gl=JP
半数以上の日本人が、可能であれば老後は海外で過ごしたいと回答 2012/09/05 マイナビニュース
インターネットを利用した住宅情報の提供などを行っているホームアドバイザーは、同社調査機関「オウチーノ総研」を通じて、20代以上の男女1,094人(有効回答655人)を対象に「老後に住みたい国・都市(地域)」をテーマにインターネットアンケート調査を実施。調査の結果、半数以上が可能であれば老後は海外で過ごしたいと考えていることがわかった。
http://news.mynavi.jp/news/2012/09/05/127/index.html
追跡!真相ファイル 「海外での老後をなぜ選んだのか?」 2012年12月25日 NHK
【追跡チ―ム」】萱野稔人(哲学者・津田塾大学准教授) 【語り】永作博美
今、海外に長期滞在するシニア層が増えている。フィリピンは温暖で低料金の日本人向け介護施設が多く、人気がある。なぜ海外での老後を選ぶのか。追跡を始めると見えてきたのは、日本の介護施設に入るときの料金の高さ、入居待ちの待機高齢者の多さなど、日本の社会保障の問題だ。一方、海外での老後に危うさはないのか。フィリピンではトラブルも発生しているという。一体、何が起こっているのか。哲学者・萱野稔人らが追跡する。https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20121225-21-07573
どうでもいい、じじぃの日記。
12/29 再放送だったが、NHK 『追跡!真相ファイル』で「海外での老後をなぜ選んだのか?」を観た。
こんなことを言っていた。
東京・江東区のある会場に、大勢の人が集まっている映像が出てきた。
今、フィリピンを始めとした東南アジアで老後を過ごしたいという人が増えています。
先月、海外での長期滞在を希望する人を対象に開かれた相談会には過去最多のおよそ1万人が訪れました。
相談に訪れた初老の男性、「日本を脱出したい」
相談に訪れた中年の女性、「年金が少ないでしょ。日本で暮らしていたら、本当にカツカツな生活しかできない」
相談に訪れた初老の女性、「介護の面では、すごくフィリピンの方たちが上手にケアしてくださる方が多いというのは聞いた」
海外での老後をなぜ選んだのか?
追跡チームが向かったのは老後の移住先として人気の高いフィリピン。人口9400万。最近、目覚ましい経済成長を続けています。
なぜ今、海外での老後を選ぶ日本人が増えているのか。この問題を追うのは行動する哲学者として知られる萱野稔人さんです。
大きなホテル風な建物が映像に出てきた。
萱野さんが最初に訪ねたのはフィリピン第3の都市ダバオです。この町で、日本人の高齢者を積極的に受け入れる介護施設があると聞いたからです。
この施設で介護サービスが始まったのは9年前。日本とフィリピンの国際交流に取り組んできた団体が運営しています。
およそ20人のフィリピン人介護スタッフに日本語の研修を行い、細やかな介護サービスを目指しています。
介護を受けている高齢の女性 土屋さん(86歳)の場合
歩けなく、車椅子生活をしている女性の映像が出てきた。
こちらの女性は、去年家族に連れられて介護施設に入所しました。一人では食事をすることも、話すこともできません。
この女性の家族は特別養護老人ホームを探しましたが、日本では空きがなかったといいます。そこで、日本のほぼ半額で24時間体制の介護を受けられるこの施設への入所を決めました。
土屋さんがベッドに横たわり、フィリピンの介護女性から腕などリハビリを受けている映像が出てきた。
ここでは、入所者一人一人に専属の介護スタッフが付き添います。
介護スタッフは、女性のちょっとしたしぐさや表情で感情を読み取ることができるようになったといいます。
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介護を受けている高齢の男性 礒江さん(80歳)の場合
ところが今、日本人の利用を期待していた介護施設の中には経営難に陥るところも出てきています。追跡チームはその1つを訪ねました。
ローズプリンセスホーム。マニラから車で1時間半の場所にありました。(ラグナ州)
広大な庭園の中に、白亜の立派な建物の映像が出てきた。
3000坪の敷地に50の部屋がある大規模な施設です。16年前、フィリピン初の日本人向けの老人ホームとして開設されました。
入所金300万円と月々の費用およそ10万円を支払えば、24時間体制の介護を受けることができます。
当時、国が海外での長期滞在を支援していたことも追い風となり、入所を希望する人が殺到しました。
リビングに和室、ベッドルームを備えた2LDKの部屋。施設を出る人が増えたため、部屋の多くが空いたままになっています。
なぜ、入所者が減ってしまったのでしょうか?
役所に勤めていた礒江さん。長年、母親の介護を続け婚期を逃したといいます。誰にも迷惑をかけずに老後を送りたいと、11年前に入所しました。
多くの入所者がこの施設を去った今、自らも日本に帰国することを検討しています。
萱野さん、「ここを離れて、日本に戻ることを決めた理由についてお伺いしたい」
礒江さん、「見込み違いというか、多少の医療費は用意してきたつもりですけど、終末医療をカバーしきれるかどうか」
なぜ、医療費が負担となるのか?
磯江さんを始め、入所者の中には日本の住民登録を抹消し、フィリピンに住所を移す人が少なくありません。その場合は日本の国民健康保険を使うことができず、医療費は全額自己負担となるのです。
「どうせ長生きしないから」と、医療費の問題をあまり深刻に考えてこなかった磯江さん。
施設の仲間が1日12万円の治療費の工面に苦労した末にすい臓がんで亡くなったのを、目の当たりにして不安を感じ始めています。
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じじぃの感想
じじぃも去年、高齢者(65歳以上)の仲間入りをした。
これからの生活設計をどうしよう。貯金と年金でどれだけ生きられるのか。計算してみた。
約X年か。
「どうせ長生きしないからと、医療費の問題をあまり深刻に考えてこなかった磯江さん」
確かに、病気次第では、まったく違ってくるなあ。