じじぃの「輸入急増する天然ガス・巨大LNG船・どうなるシェールガスの輸入!Bizプラス」

大型LNG船 LNG TAURUS 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=pm3fYNK3nKY
Shale gas Map 画像
http://blogs-images.forbes.com/kenrapoza/files/2012/02/Shale-gas2.jpg
特集まるごと 「原油安 拡大するその影響」 (追加) 2016年2月8日 NHK BS1
原油価格の記録的な安値が、世界経済を揺るがしています。
原油価格の下落は、産油国の経済を直撃。
サウジアラビアでは財政赤字が11兆円を超える見通しとなり、ロシアでもルーブル安で急激なインフレへの不安が広がっています。
シェール革命によって最大の産油国となったアメリカでも、多くのエネルギー企業の経営が悪化。
大量倒産への懸念が広がっています。
シェール企業が出している「ジャンク債」ですが、要は格付けの低い債権ということで、債務不履行になるリスクが高いですが、高い利回りである。
しかもこのジャンク債というのが、サブプライムローンの時と同じように、非常に世界中の金融商品の中に複雑に組み込まれております。
ですから、シェール企業が大量倒産しますと大量のジャンク債がまず債務不履行になります。
そうなりますと、世界の金融市場の中で自分が持っている投資商品の中にシェール企業のジャンク債があるかどうかということでパニックが起きまして、その混乱を通じて金融危機になる可能性があると。
http://www.nhk.or.jp/catchsekai/marugoto/2016/02/0208.html
米政府がLNG輸出解禁、シェールガスブーム後で初の認可案件 2013年05月18日 Reuters
米エネルギー省は17日、テキサス州にあるフリーポート社の液化天然ガスLNG)施設からの輸出を許可すると発表した。
シェールガスブームでLNG輸出の是非をめぐる議論が浮上して以来初の認可案件で、日本など自由貿易協定(FTA)を締結していない国へのLNG輸出を解禁する。米国はエネルギー輸出新時代への扉を開いた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94G06R20130517
トップビジョン - 商船三井
――LNG船を中心に韓国での建造が増えていますが、どのように評価していますか。
西川 世界の建造量約4,000万総トンのうち、日本と韓国で約35%(約1,400万トン)ずつ合計70%を占める実績が示すとおり、韓国の造船技術は私の目から見ても及第点だと思います。ただし、製造工程における全体的な品質管理などでは、まだ日本の造船所に一日の長があるように思えます。
当社の場合、これから建造するLNG船の5割を韓国の造船所に発注しました。当社が保有するフリートでは、今後建造する100隻のうち20隻程度が韓国製となるので、監督体制の強化は重要です。
http://www.mol.co.jp/unabara/topvision_0512.html
Bizプラス 特集「巨大LNG船」 2012年12月26日 NHK
【キャスター】飯田香織近田雄一
船は全長290メートルということで、本当に大きかったです。
これで数十億円分のLNGが入っているというのでびっくり。
http://www.nhk.or.jp/bizplus/history/2012/12/detail20121226.html
どうでもいい、じじぃの日記。
12/26、NHK 『Bizプラス』で 特集「巨大LNG船」を観た。
こんなことを言っていた。
輸入の増加にともなって、LNGの輸送を担う専用船の需要も高まっています。その現場を取材しました。
千葉県・袖ヶ浦の港湾に巨大なLNG船が接岸されている映像が出てきた。
飯田さん、「千葉県の袖ヶ浦です。ロシアからのLNG船が今、接岸しています」
船の全長290メートル。ボールのようなタンクには合わせて14万5000m3LNGが入っています。今の輸入価格で計算すると、およそ42億円分です。この世界最大級のLNG輸入基地に運ばれてくる量は震災前に比べて増えました。
今は2日に1回の頻度でロシアやマレーシア、オーストラリアなどからのLNGが運ばれてきます。船が接岸するとLNGを施設に移すためのパイプが取り付けられます。
東京ガスの社員、「LNGがマイナス160度と非常に冷たいので、空気が入ると水分が氷になってしまい、配管が詰まったりすることがある。水分や空気が入らないようにしています」
飯田さん、「じゃあ、行ってきます」
乗船が許可され、船内を見ることができました。船の上には海面から高さ35メートルのところに、通路が張りめぐまされています。
飯田さん、「私が今いるところは、LNG船のタンクの上です」
日本は今、17ヵ国からLNGを輸入しており、この船の船長の行き先も、増えているといいます。
商船三井 上野船長、「インドネシア、オーストラリア、サハリン、エジプト、西アフリカから運んだこともある。船を運航する海運会社はLNG船を今の67隻から、2020年には100隻まで増やす計画です。
スタジオから
近田さん、「LNG船を増やす計画があるという話でしたが、LNG自体は輸入が増えるのでしょうか?」
飯田さん、「LNG輸入量ですが、去年から輸入量が増えています。今年は11月末の時点で、去年の1年分を上まわっています。来年についても8000万トンを上まわるとみられています。このなかで注目されるのが、アメリカの新しい天然ガスシェールガス)が輸入されるかどうかです。アメリカは日本など自由貿易協定を結んでいない国への天然ガスの輸出を制限しています。しかし、エネルギー省は”輸出すればアメリカ経済にとってプラスになる”という報告書をまとめました。自由貿易協定を結んでいない国への輸出を計画しているのは、この白い○のところ。15のプロジェクトです」
アメリカの地図に、西部のワシントン州あたりに2個、中部のテキサス州あたりに10個、東部のメリーランド州あたりに3個の白い○が置かれている。
飯田さん、「このうち、日本企業が関係しているのが、こちらの3件です」
地図に、それぞれの白い○のところに、フリーポート(大阪ガス中部電力)、キャメロン(三菱商事三井物産)、コープポイント(住友商事東京ガス)と書かれている。
飯田さん、「エネルギー省は来年の2月まで、一般からの意見を聞いて、方針を決めるんですが、輸出の計画については1件ずつ、ケースバイケースで審査するとしています」
近田さん、「日本とアメリカで、価格はどれぐらい差があるんですか?」
飯田さん、「ざっと3倍に差があります。実はアメリカのエネルギー会社も積極的なんです。輸出を増やして、価格をなんとか押し上げたいという思惑があります。しかし、天然ガスを大量に使う製造業の中には、輸出をすれば価格が上がって、アメリカの競争力を損なうと主張しているところもあります。また、環境団体もシェールガスの採掘で地下水が汚染されるとして輸出に反発しています」
じじぃの感想
「エネルギー省は来年の2月まで、一般からの意見を聞いて、方針を決めるんですが、輸出の計画については1件ずつ、ケースバイケースで審査するとしています」
12月26日、自民党安倍晋三総裁が特別国会で首相に選出された。
アメリカのオバマ大統領とうまく話して、アメリカの天然ガスが安く手に入ればいいんだが・・・。
来年は、エネルギーでもいい方向に向かいますように。