じじぃの「プーチン帝国ロシアの光と影・天然ガス(LNG)!未来世紀ジパング」

ロシア、天然ガス15万トンを日本に ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13850601
Natural gas Map 画像
http://www.mapsofworld.com/thematic-maps/maps/natural-gas-exports.jpg
European Gas Pipelines 画像
http://www.energyinsights.net/cgi-script/csArticles/uploads/4207/Gas%20Map%20Europe.gif
サハリン 画像
http://www.foejapan.org/aid/jbic02/sakhalin/img/img_photogallery_map.gif
カタール 画像
http://abroad.travel.yahoo.co.jp/tif/images/country_guide/maps/0700/QA/map.gif
LNG 画像
http://www.meisei-kogyo.co.jp/dannetsu/lng_lpg/img/photo01.jpg
NHKスペシャル 「密着 エネルギー争奪戦〜日本の逆襲〜」 (追加) 2013年6月2日
アメリカから始まったエネルギーの大変革。これまで不可能とされてきた地中深い岩盤・シェール層から天然ガスや石油を掘り出す技術がいち早く確立されたことによってアメリカは、エネルギー輸入国から一転して産出国になろうとしている。こうした動きは〝シェール革命〟とも呼ばれ、中東や資源大国ロシアをも巻き込み、エネルギーの地殻変動を巻き起こしている。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0602/
未来世紀ジパング 「シェール革命はニッポンの救世主か?」 2013年5月27日 テレビ東京
【司会】シェリー、大浜平太郎テレビ東京報道局キャスター) 【沸騰ナビゲーター】財部誠一(経済ジャーナリスト) 【ゲスト】宮崎美子、パックン、竹田圭吾
●未来予測 シェール革命で北方領土の交渉、加速
『シェール革命』は、アメリカだけでなく世界のエネルギー事情を変えようとしている。その中で最も危機感を感じているのは天然ガス大国ロシアだ。ロシアはこれまで豊富な天然ガスをパイプラインで送ることでヨーロッパを牛耳ってきた。ところがアメリカにシェールガスが出たことで、当初アメリカに輸出を計画していた中東カタール天然ガスが玉突き的にヨーロッパへと向かった。そうするとロシアは今までのような値段ではヨーロッパに供給できなくなった。そこでいやが上にも、日本に天然ガスを今まで以上に売りたいと考えている。ロシアの天然ガスを考慮する代わりに、北方領土問題の交渉も加速させる、いまが絶好のチャンスなのだ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20130527/
米政府がLNG輸出解禁、シェールガスブーム後で初の認可案件 2013年05月18日 Reuters
米エネルギー省は17日、テキサス州にあるフリーポート社の液化天然ガスLNG)施設からの輸出を許可すると発表した。
シェールガスブームでLNG輸出の是非をめぐる議論が浮上して以来初の認可案件で、日本など自由貿易協定(FTA)を締結していない国へのLNG輸出を解禁する。米国はエネルギー輸出新時代への扉を開いた。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE94G06R20130517
プライムニュース 「石炭火力発電の可能性 技術革新でCO2減少 原発代替の救世主か」 2013年5月24日 BSフジ
【キャスター】島田彩夏、反町理 【ゲスト】茂木敏充経済産業大臣)、金子祥三(東京大学生産技術研究所特任教授)、澤昭裕(21世紀政策研究所研究主幹)
原発停止により火力発電の燃料調達費が増加した影響で、2012年度の日本の貿易赤字は過去最大を記録。さらに、急激に進む円安も相まって企業の収益を圧迫する懸念も指摘され始め、日本経済復活に向けては、燃料コスト削減が大きな課題となっている。
そんな中、燃料費が安く、日本が最先端技術を有している石炭火力発電が、注目を集めている。4月26日、政府が発表した「燃料調達コスト引下げに向けた当面のアクションプラン」では、石炭火力の発電効率をさらに高めていく技術開発を進めることが掲げられた。また政府の「経協インフラ戦略会議」は石炭火力発電技術を海外に売り込む方針を決め、6月に策定する成長戦略にも盛り込む予定だ。
世界トップレベルの発電効率を誇り、CO2排出量の抑制など環境問題にも配慮した日本の石炭火力発電技術は、エネルギー問題の救世主、成長戦略の柱のひとつになるのか。その可能性と、今後に向けた課題を検証する。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130524_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130524_1
ガスプロム ウィキペディアWikipedia)より
ガスプロム(英: Gazprom)は、ロシアの企業。天然ガスの生産・供給において世界最大の企業である。創設は1993年2月17日。半国営の天然ガス独占企業である。
2006年4月にはガスプロム時価総額マイクロソフトを超えて世界3位になり、エネルギー企業としてはエクソンモービルに次ぐ企業になった。
ガスプロムは、ロシア最大規模の納税企業であり、ロシア連邦政府への影響力は巨大である。ロシア連邦政府とガスプロムの利害が常に一致するとは限らず、事実、1999年12月の下院国家会議選挙において、レム・ヴャヒレフ社長は、「祖国・全ロシア」を支持したと指摘された。
ヤンデックス ウィキペディアWikipedia)より
ヤンデックス(英語:Yandex)はロシア最大の検索エンジンポータルサイトのひとつである。
1997年に始まったヤンデックスは、現在ロシア最大の検索エンジンポータルサイトである。他のロシア語サイトであるランブラー、Googleロシア語版、Mail.ruと共に、常に首位を争っている。
ヤンデックスは2008年米国・シリコンバレーにも子会社を作り、グローバル検索などヤンデックスの改良を目指している。
サハリン2 ウィキペディアWikipedia)より
サハリン2プロジェクトとは、サハリン州北東部沿岸に存在する石油および天然ガス鉱区と関連する陸上施設の開発プロジェクトの名称。サハリン・エナジー社(en)がプロジェクトのオペレーターを務める。
このプロジェクトにおいて、ロシアで初めて天然ガス液化プラントが建設された。このことはロシアのエネルギー政策上重要な意味をもち、後、ガスプロム社が強引にサハリン・エナジー社の株式を取得した理由のひとつとされている。なおプラント建設工事は2003年日本の千代田化工建設東洋エンジニアリングがロシア企業と共同で受注した。
LNG プラント】
サハリン南部、コルサコフの東13kmのプリゴロドノエに建設されたサハリン-2のLNGプラントは、ロシア初の天然ガス液化プラントである。

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未来世紀ジパング 「プーチン帝国ロシアの光と影」 2012年4月16日 テレビ東京
【司会】シェリー、大浜平太郎テレビ東京報道局キャスター) 【沸騰ナビゲーター】畔蒜泰助(東京財団研究員) 【ゲスト】宮崎美子、パックン、岩崎夏海
巨大国家ロシアは、実は「北のサウジアラビア」と呼ばれるほど、石油や天然ガスの生産量が多い。そんな世界最大の天然ガス埋蔵量を有するロシアで、存在感を示す巨大企業がある。天然ガス国営企業ガスプロム」だ。そのスケールは桁外れ、採掘・生産・供給・販売までを独占し、従業員数はおよそ30万人、まさに超がつくマンモス企業だ。その現場に、未来世紀ジパングのカメラが入った!
今年、プーチンがロシア大統領に返り咲くことが決まったが、プーチンは2000年の大統領就任以来、この天然ガスの輸出を他国との外交の道具として使ってきた。果たして、ロシアの天然ガスは、世界にどのような影響を及ぼすのか?
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20120416/
どうでもいい、じじいの日記。
4/16、テレビ東京 『未来世紀ジパング』の番組で「プーチン帝国ロシアの光と影」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
資源の沸騰現場へ
海上液化天然ガスLNG)輸送船が日本に向けて航行している映像が出てきた。
3月下旬、東京湾に巨大なタンカーがやってきた。空から見ても目立つのは大きなドーム型のタンク。この中に、日本にとって大切なものが入っている。天然ガスだ。日本が輸入している。
ちょうど1年前、同じような光景がニュースで大きく報じられたのを覚えているだろうか?
当時、震災で電力不足で喘いでいた日本のために、ロシアが天然ガス6万5000トンを東京湾に運んでくれた。しかも無償でだ。
プーチンの映像が出てきた。
それを送り届けた男こそ、当時ロシアの首相だったウラジーミル・プーチン。彼が直接指示したという。
プーチン、「日本が困難を迎えている今、私たちは求められればさらに支援を行う」
ヨーロッパに向けて、巨大な天然ガスのパイプラインが敷かれている映像が出てきた。
       ・
資源からの脱却
実はロシアではそんな資源に頼らない新しい企業も生まれてきている。その1つが「ヤンデックス」。
日本にもあるような近代的なビルの映像が出てきた。
日本では耳にしたことがない名前だが、ロシアでは誰でも知る企業だという。社員が出迎えてくれた。会社の中を見せてくれるという。15年前に立ち上げられたIT企業だが、その武器は検索サイト。設立以来業績は右肩上がり。ロシアではあのグーグルを抑えて、断トツのシェアを誇る。社員の数はおよそ3500人、平均年齢は28歳と若く、平均月収は25万円と高い。
会社役員(女性)、「これからは資源に頼らない企業がロシアを支えなくてはならないのよ」
今のロシアに必要なのは資源ではなく、新しいビジネスだと考えているのだ。
実はロシア人は昔から数学や科学など理数系が得意で、この分野には豊富な人材がいる。しかし、ヤンデックスのような企業で働けるのはほんの一握りだ。
闇に流れる若者たち
そんな腕はあるが、働く場所がない若者たちが闇に流れているという。ハッカーだ。
ハッカー、「ロシアではネットに全く規制がないから、クレジットカードの情報なんて簡単に手に入るよ。それを悪用すれば大金を稼ぐことだってできる」
現在彼は26歳。モスクワの名門理系大学の出身だが、望んでいた職業に就くことができなかった。
ハッカー、「ロシア人はコンピューターの才能がある。でも、それを生かす仕事がこの国では足りないんだよ」
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スタジオから
パックン、「確かにロシアのイメージでは理系大国というか、宇宙開発とか、戦闘機とか、超一流なんですね。それがハッカー行為につながっているとは恐ろしいですね」
畔蒜(あびる)、「ロシアが資源に大きく依存している。一方で、IT産業とか先進国で大きな雇用を生んでいるところの成長がそれほどじゃない。人材がここに吸収しきれていない。こういう人たちがどんどん欧米に流れている。ロシアにとっても大きな人的財産の損失になっている」
宮崎、「番組の最初に言っていた『良くも悪くも石油・天然ガスの国』の意味が分かってきた。資源があるから今のところ、他をしなくても現状維持で来たんですね。なかったらもっと必死になって、今の日本みたいにやらないといけないから、あせっちゃうと思うんですけど」
大浜、「実はロシアの天然ガス、日本にとっても大変重要になりつつあります。その現場に入りました。その場所はかって『樺太』と呼ばれていたサハリンです」
       ・
建物の長さ100メートルぐらいある大型のショッピング・モールが映像に出てきた。
そのショッピング・モールで、畔蒜が向かったのは意外な場所だった。それはゲームセンター。
子供たちが日本のゲームセンターと同じよう拳銃を片手に敵を倒したり、カーゲームに夢中になっている。
畔蒜はそんな子供たちのお小遣いの額で生活レベルが分かると考えた。
畔蒜、(子供たちに)「大体、1日にいくらぐらいお金使う?」
女の子、「3000円ぐらい」
その答に畔蒜は驚いた。
畔蒜、「子供だよ。信じられない」
サハリンの人々は今や想像以上に豊かだった。
畔蒜、(食事している大人に)「サハリン、ずいぶん豊かになったようですが」
大人の人、「サハリンは天然ガスや石油が出るようになってから、みんなの生活がすっかり変わったんだよ」
       ・
番組の最初に出てきた、海上を航行しているLNG輸送船がまた出てきた。
サハリンを出発したLNG輸送船は3日ほどで日本に到着する。
ロシアのガスプロム報道官、「日本市場は巨大で魅力的です。我々は最大の取引先と考えています。これから先、日本が購入する天然ガスはどんどん増えていくでしょう」
スタジオから
パックン、「パイプラインだと天然ガスを液化する必要がないんですね」
畔蒜、「パイプラインの場合は気体のまま運べるんです。液化しているのはアジア市場、とりわけ日本市場を狙った施設です」
大浜、「日本の場合は原発事故もあり、天然ガスの重要性は増していますから」
畔蒜、「そのとおりです。これから原子力発電所がどれだけ再稼働していくことが不透明な中に、代替のエネルギー源としての天然ガスの重要性は非常に上がってきている。そのことをロシアもよく知っているんです」
未來予測
畔蒜、「まさにプーチンの今がチャンス。プーチンはよく日本を知っている。大統領に帰り咲いたプーチンと今後どういう形でエネルギー問題で日本が関係を作っていくのか。まさに今がチャンスなんです。ロシアはヨーロッパに天然ガスをパイプラインで供給している。もう1つ中東のカタール天然ガスを生産している。カタールアメリカに天然ガスを売り込もうとしたが、アメリカでシェールガスが見つかった。アメリカ市場を当てにしていたカタール天然ガスがヨーロッパに大量に流れ込んでいる。しかもロシアより安い。ロシアとしてはちょっと困った。価格的にもなかなか競争が厳しくなっていることで、日本に今ロシアは注目しているということなんです」
大浜、「これはどうなんだろう。買い叩くチャンスなんだろうか? 足元を見られているんだろうか?」
宮崎、「チャンスでしょ!」
畔蒜、「私も大変なチャンスだと思う。北米の天然ガスも日本に入ってくるでしょうからね。日本としては北米のガスとロシアのガスを天秤にかけながら、ちゃんと戦略を立ててロシアとのガスの価格交渉をやっていけば、ロシアと”Win Win”の関係ができる」
シェリー、「日本もしたたかな外交をしないと。私は単純にガスが安くなればいい」
じじぃの感想
「当時、震災で電力不足で喘いでいた日本のために、ロシアが天然ガス6万5000トンを東京湾に運んでくれた。しかも無償でだ」
「日本が困難を迎えている今、私たちは求められればさらに支援を行う」
プーチンは柔道は五段で、東海大学体育学部長の山下泰裕氏と親しい。
やっぱり、人脈があるのとないじゃ、かなり違う。