じじぃの「相次ぐ集団感染・恐怖のノロウイルスから身を守れ!情報LIVE・ただイマ」

ノロウイルス集団感染で6人死亡 宮崎 2012年12月23日 NHKニュース 動画あり
宮崎県日南市の病院で、入院患者と職員、合わせて44人がおう吐や発熱の症状を訴え、このうち70代から80代の入院患者6人が死亡しました。
宮崎県はノロウイルスによる集団感染とみて調べています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121223/t10014382941000.html
大流行しているノロウイルスの危険度と対策を取材しました。(12/12/07) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=FdALQnYVC9k
ノロウイルスに感染しても症状が出ない体質  2010-12-03 OKWave
症状が出ないのはその人の体質によるものなのか?
回答
これははっきりとはわかっていないようですが、ウイルスの種類が数十種類あったり、抗体が2年程度しか持たないと言う理由があります。
http://okwave.jp/qa/q6360122.html
ノロウイルス感染症とその対応・予防(家庭等一般の方向け)  感染症情報センター
ノロウイルス感染症の場合、そのおう吐物や下痢便には、ノロウイルスが大量に含まれています。そしてわずかな量のウイルスが体の中に入っただけで、容易に感染します。また、ノロウイルスは塩素系の消毒剤(商品名:ピューラックス、ミルトンなど)や家庭用漂白剤(商品名:ハイター、ブリーチなど)でなければ効果的な消毒はできません。取り扱いには注意が必要です。
ア)処理:おう吐物や下痢便の処理をする前に、まず処理にあたる人以外の方を遠ざけてください。処理の際に吸い込むと感染してしまうおそれのある飛沫(ひまつ)が発生します。少なくとも他の人は3mは遠ざかってください。また、放っておくと感染が広がりますので、早く処理する必要があります。以下、処理の手順についての方法を記しておきます。
http://idsc.nih.go.jp/disease/norovirus/taio-a.html
広島大学 柿渋の抗ノロウイルス作用の発見
われわれは、アルタン株式会社(東京都)との共同研究で、これまでに柿渋(食品添加物名:柿タンニン)が強い抗ノロウイルス作用を示すことを明らかにし、「抗ノロウイルス剤、ノロウイルスに起因する非細菌性胃腸病の予防及び治療剤並びにノロウイルスの消毒方法」として特許の出願を行いました。
http://www.hiroshima-u.ac.jp/gsbs/kenkyu_syokai/shimamoto/index.html
食中毒の最近の動向 ノロウイルス
ノロウイルス347人発症、ホテルの残留吐物で感染か。
東京・池袋のホテルメトロポリタンで12月上旬、利用客と従業員計347人が下痢や嘔吐(おうと)などを訴える被害があり、池袋保健所で原因を調べたところ、ホテル内のじゅうたんに付着した客の微量の吐物から、人が歩くたびにノロウイルスが空気中に拡散、感染性胃腸炎を集団発症した疑いの強いことがわかった。
同保健所や同ホテルによると、2日昼、ホテルでの結婚式に出席した女性客1人が、3階ロビーと宴会場のある25階通路で2度にわたり嘔吐。ホテル側が中性洗剤を使ってふき取った。
しかし5日昼になって、不調を訴える利用客が出始め、ホテル側は保健所に報告。患者が3階と25階の利用客に集中しているため、感染源は、じゅうたんに残った微量の吐物だった可能性が高いと判断。同ホテルは、保健所の指導で消毒などの対策を取った。国立感染症研究所によると、今冬のノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の流行は、過去25年で最大規模という。
http://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/event/h19/documents/nv_ichihara.pdf
情報LIVE ただイマ! 2012年12月21日 NHK
【キャスター】原田泰造伊東敏恵仲間リサ 【ゲスト】富司純子坪倉由幸(我が家) 【リポーター】小林孝司アナウンサー  【リポーター】黒田信哉アナウンサー 【コメンテーター】鎌田浩毅さん(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)
▽相次ぐ集団食中毒!実は“集団感染”だった!?
今、全国各地で、集団食中毒のような症状で病院に運ばれるケースが相次いでいます。原因はいずれも、「ノロウイルス」だと考えられています。体内に入ると高熱を伴う激しいおう吐や下痢に襲われるノロウイルス。しかしその本当の怖さは、強力な“感染力”にあります。実際、数年前に都内のホテルであったケースでは、食べ物からウイルスが検出されていないにも関わらず、444人が激しい症状に見舞われました。
番組では、恐怖のノロウイルスから身を守るその最前線を徹底取材。保育園では、感染拡大を防ぐために徹底的な対策が取られていたり、百貨店では、接客での感染を防ぐために、店員は掃除には関わらないなどの工夫がなされていることが分かりました。また、最新の研究では、柿渋に含まれるタンニンが、ノロウイルスの活動を抑えるのに劇的な効果を上げることが判明。さらに、家庭で感染拡大を防ぐための身近な方法などを紹介し、ノロウイルスの流行にどう備えればよいのかをお伝えしました。
http://www.nhk.or.jp/tadaima/backnumber/2012/1221/index.html
12/21、NHK情報LIVE ただイマ!』で特集「相次ぐ集団食中毒!実は“集団感染”だった!?」を観た。
こんなことを言っていた。
【恐怖のノロウイルスのみ】
どう防ぐ? 恐怖のノロウイルス
千葉・成田市にある病院の入口に大型バスが停車している映像が出てきた。
今、全国各地で集団食中毒のような症状で病院に運ばれるようなケースが相次いでいます。千葉では71人、広島では1500人以上が。原因はいずれも「ノロウイルス」だと考えられています。
体内に入ると激しいおう吐や下痢に襲われるノロウイルス。乾燥や熱にも強く、わずか10個が体内に入っただけで、あっという間に感染してしまう恐怖のウイルスです。
国立感染症研究所 片山和彦さん、「他のウイルスの場合は、1000粒から10000粒位が体に入らないと感染しないと言われている。それから比べると、ノロウイルスは10倍から100倍の感染力がある」
10倍 100倍 感染力
実は専門家によれば、ノロウイルスのこの感染力が集団食中毒とそっくりの症状を引き起こす場合が多いというのです。
実際のケースが
数年前の12月、都内のホテルで起こった不可解な感染。客や従業員合わせて444人が突然、嘔吐や下痢に襲われました。
ホテルは迅速に保険所に通報。患者からノロウイルスが検出され、保険所はホテルで出された料理を調べました。ところがホテルの食べ物からノロウイルスは検出されません。それではウイルスは一体、どこから来たのか?
まもなく保険所はある事実に気がつきます。患者がホテルの3階と25階に居た人に集中していたのです。そこで保険所は2つのフロアで共通する異変がなかったかを調べました。すると・・・。あったのです。
感染者が出た日から、遡ること3日。ノロウイルスに感染した一人の客が3階と25階の廊下でおう吐していたのです。
優秀なホテルの従業員がすぐさま掃除を開始。中性洗剤を使って汚れを落とし、アルコール消毒まで行いました。さらに、掃除機まで使う念の入れよう。ところがそれが裏目に出て、最悪の結果を招くことになったのです。
まず、ノロウイルスは塩素系の洗剤でないと、感染力を無くすことはできません。さらに、掃除機の排気孔からウイルスを含んだホコリがフロア全体に広がったのです。
そのホコリを知らずに吸ってしまった3階と25階の人たちが、次々とノロウイルスに感染してしまったとみられています。
黒田さん、「とにかくすごいノロウイルス。原田さん、ノロウイルスって1円玉ぐらいの大きさに、どれぐらいノロウイルスがいるか、知っていますか?」
原田さん、「1万個」
黒田さん、「アマい。100億個です。VTRにあったように、そんなウイルスがたった10個入っただけで感染してしまう恐ろしいウイルスです。みなさん、トイレに行った後、水を流しますよね。その時に、目に見えない細かな粒子が飛び散っています。それが服に付着したりします。そのなかにも、相当のウイルスがいると考えられるんです」
(みんな、へえ〜)
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じじぃの感想
「優秀なホテルの従業員がすぐさま掃除を開始。中性洗剤を使って汚れを落とし、アルコール消毒まで行いました。さらに、掃除機まで使う念の入れよう。ところがそれが裏目に出て、最悪の結果を招くことになったのです」
ノロウイルスの場合は中性洗剤ではなく、塩素系の洗剤(家庭用漂白剤など)でなければ、効果がないとのこと。最近では、柿渋に含まれるタンニンでも効果があることが分かったのだそうです。
予防の一番は石けんでしっかり手を洗うことだそうです。
感染した人のふん便やおう吐物などを処理するときは、掃除機を使わないで、手袋を着用して処理することだそうです。
もうすぐお正月。気をつけましょうね。