Close_up 現代 「忍び寄る“スーパーナンキンムシ”」 2012.12.06 動画 デイリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xvnk2s_close-up-yy-yyyy-yyyyyyyyyy-2012-12-06_news
Cimex Lectularius - cimici del letti - Bedbugs 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=mF6bP3vyMUk
トコジラミ(南京虫) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=76DaOWqJXh4
ナンキンムシ Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%A0%E3%82%B7&gs_l=hp...0i4l5.0.0.1.1442792...........0._OMIHW0oPbA&sa=X&oi=image_result_group
特集まるごと 「害虫“トコジラミ”大発生 あなたの家は大丈夫?」 2012年7月17日 NHK
「今日はちょっと困った、無視できない虫のお話です。
それは、『ナンキンムシ』。
正式名称は『トコジラミ』といいます」。
http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2012/07/0717.html
トコジラミ ウィキペディア(Wikipedia)より
トコジラミ(床虱。学名:Cimex lectularius)とは、吸血性の寄生昆虫である。
別名、南京虫(なんきんむし)、床虫(とこむし)。
【症状】
刺咬する際に唾液を宿主の体内に注入するが、この中に含まれる物質が引き起こすアレルギー反応で激しいかゆみが生じる。俗に、刺されると肌に2つの赤い痕跡(刺し口)が残ると言われるが、実際には刺し口は1つであることの方が多い。かゆみは刺された当日よりも2日目以降の方が強い。刺咬の痕跡は1ないし2週間以上消えない。
【駆除方法】
住居では、畳の隙間やコンセントの隙間、壁の隙間、ベッドの裏、絨毯の裏、読まないで長期間放置している見開き雑誌などに隠れていることが多いので重点的に点検する。ベッドの縁や壁の隙間などに半透明楕円形の卵を産むが、卵を全て発見し除去しないと再発生を繰り返す。
薬剤の使用、エアゾール状の薬剤を通り道に散布する。絨毯や畳の裏などにはピレスロイド系のフェノトリン(商品名スミスリンなど。粉末状の薬剤)を散布することが有効である。パラジクロロベンゼンなどの防虫剤を嫌うため、旅行先などで付着されないためには荷物へ防虫剤を入れる。
薬剤に耐性をもったトコジラミの駆除は、加熱乾燥車など熱風を利用した駆除が効果的である。
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クローズアップ現代 「忍び寄る“スーパーナンキンムシ”」 2012年12月6日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【専門家・ゲスト】平尾素一(日本ペストコントロール協会副会長)
深夜、音もなくしのび寄り人の血を吸う害虫、ナンキンムシ(正式名称トコジラミ)。戦後、DDTの大量散布で一度は駆除されたかにみえたこの虫が今、再び海外から持ち込まれ、その被害が増加している。しかも押し寄せているのは遺伝子を変異させ、市販の殺虫剤にかつての1万2千倍の抵抗性を持つに至った「スーパーナンキンムシ」。アメリカではすでに被害が拡大し、ニューヨークの大型衣料品店が一時、閉店に追い込まれる事態となった。スーパーナンキンムシはいつどこで、なぜ発生したのか。そして殺虫剤の効かない相手をどうやって駆除していけばいいのか。被害の実態と研究の最前線に迫る。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3284.html
12/6、NHK 『クローズアップ現代』 で「忍び寄る“スーパーナンキンムシ”」を観た。
こんなことを言っていた。
アメリカ・ニューヨーク。今、小さな虫の脅威に晒されています。
ナンキンムシ(トコジラミ)。人の血を吸う害虫です。被害は住宅やオフィス、いたるところに広がっています。臨時休業に追い込まれる店も出ています。
被害者家族の女性、「4回もやられて、原因もわからないのだから、悪夢です」
このナンキンムシ、日本にもすでに広がり始めています。宿泊施設などを中心に駆除依頼が相次いでいるのです。
殺虫用のスプレーをシュ―と吹きつけている映像が出てきた。
深刻なのは市販の殺虫剤が効かなくなっていること。一度発生すれば駆除は難しく、刺されると激しいかゆみに襲われます。
虫に刺され、赤い斑点だらけの跡が残る両足が出てきた。
被害を受けた女性、「ずっとムシのことばかり考えていて、寝る時も寝た感じがしなくて・・・」
畳の上を小さなゴキブリのよう虫がノコノコ歩きまわっている映像が出てきた。
殺虫剤が効かない小さな害虫、スーパーナンキンムシ。その被害の実態と対策を取材しました。
殺虫用スプレー缶の表面に「使用法」成分「ピレスロイド」という文字が書かれている。
効かなくなったという市販の殺虫剤。その9割がピレスロイドと呼ばれる化学物質を使っています。神経に作用します。
神奈川県・川崎市にある日本環境衛生センターの建物が映像に出てきた。
スーパーナンキンムシはこのピレスロイドに対する抵抗性を身につけているといいます。実験してみました。
右側は現在増えているスーパーナンキンムシ。左側は昭和初期のナンキンムシだけを代々かけ合わせてきたものです。それぞれに同じ量のピレスロイド系の殺虫剤を吹きつけます。30分後、違いが表れてきました。
昭和初期のナンキンムシは動きが止まりました。スーパーナンキンムシは活発に動き続けています。
東京都新宿区にある国立感染症研究所の建物が映像に出てきた。
国立感染症研究所の専門家はDNAに違いがあるからだと言います。
昭和初期のナンキンムシとスーパーナンキンムシのDNA比較の図形の映像が出てきた。
上が昭和初期のナンキンムシ、下がスーパーナンキンムシです。神経細胞の一部を形づくるグラフ。ここに1ヵ所、違いがありました。この違いが殺虫剤への抵抗性を身につけていたのです。
国立感染症研究所 富田室長、「日本でどうなっているのかと調べてみたら、9割方のコロニ―(集団)が変異の遺伝子を持っていました」
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アメリカ・ケンタッキー大学昆虫学マイケル・ポッター教授は、繁殖力の強さと世代交代の早さが並みはずれているためと分析しています。
ナンキンムシは2ヵ月で成虫になり、毎日5個の卵を産んでいきます。
たくさんのナンキンムシにスーパーナンキンムシが2匹だけ混ざっている画像が出てきた。
もともとはごく僅かしかいなかったスーパーナンキンムシ。殺虫剤を使うと、多くは死にますが、スーパーナンキンムシは生き残ります。そして繁殖。殺虫剤を使うたびに、スーパーナンキンムシの割合が増えていきました。やがて、ほとんどを占めるようになっていったのです。
ポッター教授、「ナンキンムシは昆虫の中でも、特に殺虫剤への適応力が優れています」
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じじぃの感想
「日本でどうなっているのかと調べてみたら、9割方のコロニ―(集団)が変異の遺伝子を持っていました」
恐いですねえ。スーパーナンキンムシ。
地上最強の動物と言えばクマムシ。スーパーナンキンムシも、ノロウイルスも、風邪ウィルスも恐いですねえ。
これから、ますます寒くなる季節。じじばばは風邪ウィルスに気をつけましょうね。