じじぃの「世界の医療を変えた内視鏡はクール・オリンパス!ニッポンのここがスゴイ」

未来世紀ジパング【ニッポンの技術(9)…トヨタを超える?医療産業の底力】 2013年3月18日 お笑い動画 FC2
http://owaraimovielink.blog136.fc2.com/blog-entry-21123.html
工業用ビデオスコープ IPLEX TX(オリンパス 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=XItx_0DyP2w
【ハットリクリニック】内視鏡検査に関する説明動画 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=lXErerwdRNs
大腸カメラ検査 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=C2xo3TAW1FI&feature=related
内視鏡 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E5%86%85%E8%A6%96%E9%8F%A1&gs_l=hp...0l5j41l3.0.0.5.1818174...........0.Q0QhRrAzr5s&sa=X&oi=image_result_group
未来世紀ジパング 「ニッポンの技術(9)…トヨタを超える?医療産業の底力」 (追加)  2013年3月18日 テレビ東京
【司会】シェリー、大浜平太郎 【ゲスト】宮崎美子竹田圭吾、パックン 【沸騰ナビゲーター】山口聡(日経新聞編集委員
これまでほぼ国内だけを向いていた日本の「医療」が、海外進出を目指す。医療を輸出産業としてとらえれば「トヨタを超える」とまで言い切るのが、脳外科医の北原茂実氏だ。東京・八王子で最新鋭の医療設備を持つ病院を営むいっぽう、カンボジアに「日本の病院をまるごと輸出する」取り組みを行っている。
また、人間ドッグでお世話になる内視鏡だが、「内視鏡ゴッドハンド」と呼ばれる外科医・工藤進英氏のスゴい技術に世界が驚く。そこには内視鏡で世界シェア1位を誇るオリンパスの最先端技術があった。
http://www.tv-tokyo.co.jp/zipangu/backnumber/20130318/
オリンパスソニー資本提携で正式合意 2012年9月22日 朝日新聞デジタル
経営再建を目指すオリンパスが進めていたソニーとの資本・業務提携交渉で、両社が正式に合意したことが21日わかった。ソニーオリンパスに約500億円を出資し、役員1人を派遣する。内視鏡を共同で開発・製造するため、年内に合弁会社を立ち上げることも決まった。
ソニーオリンパス株式の10%超を握る筆頭株主となる。両社は内視鏡の共同開発に加えてカメラ事業でも業務提携を結び、部品の共通化などのコスト削減策を検討する。両社は28日に契約を結び、提携を発表する方針だ。
オリンパスは、自己資本比率が6月末時点で2.2%まで低下していたが、出資により10%超まで改善し、経営の不安は当面軽くなる。一方、ソニーは世界シェアの7割を占めるオリンパス内視鏡事業に関わることで医療分野を強化し、赤字のテレビに代わる収益源に育てたい考えだ。
http://www.asahi.com/business/update/0922/TKY201209210747.html
オリンパス ウィキペディアWikipedia)より
オリンパス株式会社 (Olympus Corporation) は、日本の光学機器・電子機器メーカーである。本社は、東京都新宿区西新宿。
【概要】
事業分野別にみたオリンパスグループの売上比率は、医療が39.7%、情報通信が21.4%、映像が19.8%などとなっている。(2009年度時点)
現在では最大の事業分野となった医療関連では1950年(昭和25年)、胃カメラの試作1号機の製品化に初めて成功した。現在オリンパスの医療関連事業はその大部分が、2004年(平成16年)に分社化されたオリンパスメディカルシステムズを中心とする医療事業グループ各社に移管されているが、内視鏡分野では世界シェア75%程度を占めるなど、医療用の光学機器や顕微鏡分野では世界最大手となっている。
2011年に、過去十数年にわたる巨額の損失隠しが発覚し、日本における企業統治(コーポレート・ガバナンス)の不備についての問題も含めて世界中で大々的に報道された。

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『ニッポンのここがスゴイ! ―外国人が見たクールジャパン』 堤和彦/著 ランダムハウスジャパン 2011年発行
世界の医療を変えた内視鏡はクール (一部抜粋しています)
内視鏡で初めて人の胃を見たのは19世紀のドイツ人医師、クスマウルだと言われれいます。しかしそれはまっすぐな棒状のもので、飲んだのは剣を飲むことを特技としている大道芸人だったとのこと。実用的な医療用内視鏡が開発されたのは日本です。
番組で採り上げたのは2010年9月の「医療」の回。ドイツのグナさんが内視鏡の世界シェア70パーセントを占めるオリンパスを訪ね、開発の苦労話をうかがいました。1949年、東大病院の医師から、患者の胃の中を見るカメラを作ってほしいという難題が持ち込まれました。口から胃まで通す柔らかい管の材質探し、管の先端に受ける極小カメラの製作、光のない体内で写真撮影を可能にする光源の検討、すべてが手探りで試行錯誤の連続でした。
苦難の末、翌年試作機第1号が完成しました。柔らかい管の先端に撮影レンズがあり、手元の操作で豆ランプをフラッシュさせて撮影、ワイヤーで引っ張ってフィルムを巻き上げる仕組みです。しかしそれはまだ実際に医療現場で使用するには不十分なものでした。オリンパスの開発チームは東大病院の医師と協力して改良を続けました。目指したのは、①危険がないこと、②患者に負担を与えないこと、③短時間に撮影できること、④画像が鮮明であること。こうした理想を追求して完成した内視鏡胃がんの早期発見に活躍するようになりました。
内視鏡は進化を続けます。1960年代には光ファイバーを利用したファイバースコープ付き胃カメラが開発され、これにより医師の目で直接胃の内部を観察できるようになりました。その後、ビデオカメラを組み込んだビデオスコープが開発され、胃の内部の映像をモニターに映し出すことが可能になりました。複数の医師や医療従事者が同時に見ることができ、診断の精度が格段に上がりました。
小型化も進み、診断できる部位も、大腸、十二指腸、胆道、気管支、血管へと広がっていきます。さらに診断だけでなく、内視鏡を利用した治療や手術まで行えるようになりました。ポリペクトミーと呼ばれる内視鏡手術は、主に食道や胃、大腸などの消化管の早期がんやポリープの治療に用いられている手術です。内視鏡から出るスネアと呼ばれるワイヤー状の器具で病変部の根元をつかみ、高周波電流により病変部を焼き切ります。開腹することがないため患者の負担を大きく軽減できます。
このように日本で開発された内視鏡は世界の医療に大きく貢献しているのです。内視鏡開発の歩みを知ったグナさんは「日本人は何かを進歩させるのが得意だよね。それは60年前から現代までつながっている。そういう技術力が人々を助けているのはすばらしいことだよね」と語りました。
スタジオでは、まずグナさんが「開発にこんな苦労があったなんて知らなかったよ。本当にすばらしいね。日本は胃カメラのような医療機器でも世界の最先端をいっているんだね」。そしてイタリアのアレッサンドロさんは「日本で腸の検査を受けました。麻酔を使うので苦しくないしとても簡単でした。クールなのは検査を受けながら、自分の腸内が見られたことです」。
さらにスタジオではカプセル内視鏡が紹介されました。直径11ミリ、長さ26ミリという小ささ。これを飲み込むと食べ物と同様に消化管をゆっくりと通って行きます。その間に6万枚の写真を撮って無線で送信します。これが活躍するのは小腸。長さが6、7メートルある小腸はこれまで内視鏡が届きにくい臓器でした。カプセル内視鏡の登場で簡単に見ることができるようになったのです。
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世界の医療を変えてきた日本の内視鏡は今も進化を続けているのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
http://space.geocities.jp/hhiratsuka2005/
ぼけっと、『ニッポンのここがスゴイ! ―外国人が見たクールジャパン』という本を見ていたら、「世界の医療を変えた内視鏡はクール」があった。
内視鏡の世界シェア70パーセントを占めるオリンパスを訪ね、開発の苦労話をうかがいました」
すごいですねえ。全世界で使われている内視鏡の70%がオリンパス製なんですよ。
「開発にこんな苦労があったなんて知らなかったよ。本当にすばらしいね。日本は胃カメラのような医療機器でも世界の最先端をいっているんだね」
そして、
「世界の医療を変えてきた日本の内視鏡は今も進化を続けているのです」
すばらしい。