じじぃの「人間だけがボールを投げる・槍(やり)から始まった文明?人体の超能力」

NHKスペシャル・ヒューマンなぜ人間になれたのか▽グレートジャーニーの果てに 動画 dailymotion
http://www.dailymotion.com/video/x4o1p8b
How to throw a javelin 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=XgFR5kLtoYY
肩甲帯(赤い部分) 画像
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Shoulder_blade2.gif
肩甲帯 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E8%82%A9%E7%94%B2%E5%B8%AF&gs_l=hp...0l5.0.0.5.235194...........0.eUUF5eycsMc&sa=X&oi=image_result_group
ヒューマン なぜ人間になれたのか 第2集「グレートジャーニーの果てに」 2012年1月29日 NHK
6万年前にアフリカを離れ世界へ広がり始めた人類。グレートジャーニーと呼ばれるその旅は、大きな苦難の連続だった。世界は凍てつく氷期の真っただ中。熱帯生まれの我々ホモ・サピエンスにはあまりに過酷な環境だった。しかも行き着いた先にはすでに別の人類がいた。そのひとつがヨーロッパなど北方で進化したネアンデルタール人だ。屈強な体を持ち、狩りの名手だったこのライバルと祖先たちは生存競争を強いられる。身体的に圧倒的な不利な状況を優位に導いたのが、投擲具という人類最古の飛び道具だ。離れた位置から獲物を倒す技術が狩猟方法を革新し、ネアンデルタール人を駆逐していく。その力は人類の集団のあり方にも影響を与えた。罪を犯した者を罰する道具として使うことで、規律を強化し、そのサイズを数千人の規模にまで拡大させたのだ。集団の拡大は、道具を生み出す能力を飛躍的に向上させる原因となっていく。しかし一方、飛び道具の登場は果てしのない暴力の連鎖も引き起こした。その根幹にあるのは皮肉にも、人類に本能として備わっている「仲間を大切に思う心」にあったのだ。
第2回は投擲具という道具を軸に、規律心の進化と攻撃性の制御という現代にまで続く宿命に迫る。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20120129
古代の世界 - 現生人類がネアンデルタール人を殺害? 2009年07月23日 ナショナルジオグラフィック
5万年前に暮らしていたネアンデルタール人の男性が、高度な飛び道具で武装した現生人類に殺された可能性があるという研究結果が発表された。
もしこれが事実ならば、この旧石器時代の“殺人”は、ネアンデルタール人に対して現生人類が武器を使用した初の実例となる。ネアンデルタール人旧人はそのまま現生人類に進化したのではなく、より高度な文明をも・・・
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=35886050&expand
肩甲帯とは
http://www13.plala.or.jp/itukamachi/page013.html
肩甲骨 ウィキペディアWikipedia)より
肩甲骨(けんこうこつ、 英名shoulder blade)は、四肢動物の肩帯を構成する骨の一つである。 本来の用字は肩胛骨で、「肩甲骨」は代用字である。
ヒトの肩甲骨は肩に一対あり、後方から肋骨を覆っている三角形状をした大型の骨である。

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『人体の超能力に驚かされる本』 ライフ・エキスパート/編集 KAWADE夢文庫 2012年発行
人間だけが「ボールを投げる」動作ができる理由とは?
ボールを投げるという動作は、ヒトにとってはごく簡単な所作だ。野球のピッチャーでなくても、ボールを渡して「このボールを投げてみて」といわれれば、小さな子どもでも難なくこなせるだろう。ここで自然界を見回してみると、じつはこの動作がいかに難しいものであるかがわかる。
なぜかというと、ものを投げるためには、指先から手首、腕、肘、肩まで、全てをフルに動かさなくてはならないからだ。ことに要となるのが、肩を大きく回す動作であり、運動の基盤となるのが、肩甲骨である。
テナガザルやチンパンジー、ゴリラなどヒトに近い動物と比較してみると、ヒトの肩甲骨は後面からおよそ30度前方に傾いていることがわかる。そしてこの微妙な傾きがなければ、水平を保ったまま後方へ腕を引くという投球動作ができないのである。
また、ものを投げるためには、腕を後方に引いたあとに、肩を後ろに回しながらさらに腕を上げ、胸を張るといった回転運動を必要とする。
これらの動きを可能にしているのは、フレキシブルかつ可動性に富んだ肩甲帯があるからこそだ。肩甲帯とは肩甲骨と鎖骨を併せた構造をいい、上肢(じょうし)を動かすと肩甲帯も動く、というように腕の全運動の支えとなる。
ヒトの肩甲帯がこのように発達したのは、狩猟で獲物を追い、石や槍を投げていたためと考えられ、この独自の動きが可能となったがゆえに、文明を手に入れたといえる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『人体の超能力に驚かされる本』という本を見ていたら、「人間だけが『ボールを投げる』動作ができる理由とは?」があった。
「ヒトの肩甲帯がこのように発達したのは、狩猟で獲物を追い、石や槍を投げていたためと考えられ、この独自の動きが可能となったがゆえに、文明を手に入れたといえる」
今年の初め頃から放映された、NHK 『ヒューマン』シリーズ「グレートジャーニーの果てに」でも、狩猟での投擲が人間の進歩に大きく関わった、ようなことを言っていた。
遠くの獲物に向かって槍を投げる。確かにゴリラやチンパンジーが槍を持って、同じようなことができるとは思えない。
投擲によって背骨や肩甲帯がスムーズに伸び、指、股関節が自由に動くようになり、顔の表情も変わっていった。
人類は槍を持ち、「アァア〜〜!!」とでも言って、獲物を追っかけたのかしら。
「アァア〜〜!!」はターザンか。