じじぃの「現生人類・狩猟者から農民へ・骨でできた食器!人類の進化・大図鑑」

NHKスペシャル・ヒューマンなぜ人間になれたのか▽グレートジャーニーの果てに 動画 dailymotion
http://www.dailymotion.com/video/x4o1p8b
Catalhoyuk Neolitik Kenti ANCIENT CITIES Catal Huyuk Part2 (Konya) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=NIRbdSmM4fo
蜂蜜の採集

伝統的な狩猟法 弓矢

骨でできた食器

Catalhoyuk ‘Map’ Mural May Depict Volcanic Eruption 8,900 Years Ago | Archaeology Jan 13, 2014 Sci-News.com
One of the largest and best preserved Neolithic sites in the world, Catalhoyuk is located southeast of the modern city of Konya, about 90 miles from Mount Hasan (Hasan Dagi).
The ancient settlement was built around 7500 BC, flourished around 7000 BC, and was inhabited for more than two millennia. It was discovered in the early 1960s by British archaeologist James Mellaart from the University of Istanbul.
http://www.sci-news.com/archaeology/science-catalhoyuk-map-mural-volcanic-eruption-01681.html
ヒューマン なぜ人間になれたのか 第2集「グレートジャーニーの果てに」 2012年1月29日 NHK
6万年前にアフリカを離れ世界へ広がり始めた人類。グレートジャーニーと呼ばれるその旅は、大きな苦難の連続だった。世界は凍てつく氷期の真っただ中。熱帯生まれの我々ホモ・サピエンスにはあまりに過酷な環境だった。しかも行き着いた先にはすでに別の人類がいた。そのひとつがヨーロッパなど北方で進化したネアンデルタール人だ。屈強な体を持ち、狩りの名手だったこのライバルと祖先たちは生存競争を強いられる。身体的に圧倒的な不利な状況を優位に導いたのが、投擲具という人類最古の飛び道具だ。離れた位置から獲物を倒す技術が狩猟方法を革新し、ネアンデルタール人を駆逐していく。その力は人類の集団のあり方にも影響を与えた。罪を犯した者を罰する道具として使うことで、規律を強化し、そのサイズを数千人の規模にまで拡大させたのだ。集団の拡大は、道具を生み出す能力を飛躍的に向上させる原因となっていく。しかし一方、飛び道具の登場は果てしのない暴力の連鎖も引き起こした。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20120129
『人類の進化 大図鑑』 アリス・ロバーツ/編著、馬場悠男/訳 河出書房 2012年発行
狩猟者から農民へ より
現生人類の種としての繁栄の鍵を握ったのが技術革新であり、そのおかげで人類は、本来の身体能力以上のことができるようになった。人類史における直近の1万年間で、変化の速度は急激に高まり、それとともに人口も加速度的に増加した。
●蜂蜜の採集
狩猟採集民は何を食べていたのだろうか。最もはっきりとわかるのは、遺跡に残された骨や貝殻だが、木の実の殻や炭化した種子など、植物の痕跡が残っていることがある。だが、彼らの食生活の大部分については、なかなか証拠が見つからない。
スペイン・バレンシア地方のアラーニャ洞窟遺蹟(紀元前6000年頃)には、珍しい絵(木に登り、野生ミツバチの巣から蜂蜜を採集している人物)が描かれている。
●伝統的な狩猟法 弓矢
氷期には、槍よりも簡単に、しかもはるかに正確に遠くから獲物を殺すことができる弓矢が重要となった。
大型の鳥獣類の狩猟は。おそらく、つねに男性の役目だったと思われる(アフリカ南部のサン族では、現在でもそうである)。だが、極地付近以外では、狩猟採集民の食生活の大部分を占めていたのは、植物、水産資源、小型鳥獣類で、通常は、女性と子どもが採集や罠掛け、狩猟を行っていた。
●骨でできた食器
チャタル・ヒュユク(トルコ・アナトリア地方南部 紀元前7500年頃の集落)では、まだ発掘が続いているが、生活用品や道具が多く見つかっている。
骨で作られた食器は、おそらく黒曜石でできた道具を使い成形されたものと思われる。

                          • -

どうでもいい、じじぃの日記。
アリス・ロバーツ編著 『人類の進化 大図鑑』という本を見ていたら、「骨でできた食器」として写真が載っていた。
現代では手にする食器の多くは木製か金属製だが、約1万年前にすでに骨で作られたスプーンやフォークやヘラが使われていた。
古代文明メソポタミアから始まったとよくいわれるが、トルコが最古の文明発祥の地なのかもしれない。