ナンシー・ウィルソン - あのひと検索 SPYSEE
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Nancy Wilson Happiness is Just a Thing Called Joe 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=BmWVouN1u9U
Nancy Wilson - "Drinkin' Again" 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=K_i3FX62F8U
Nancy Wilson- "Forbidden Lover" 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=51GvZtne-Dk&feature=relmfu
ナンシー・ウィルソン ウィキペディア(Wikipedia)より
ナンシー・ウィルソン (Nancy Wilson、1937年2月20日 -) はアメリカ合衆国オハイオ州出身の女性ジャズ/ブルース歌手。70枚以上のアルバムをリリースし、3度のグラミー賞を受賞した。
【経歴】
1956年にビッグバンドのボーカルとして活動を始め、キャノンボール・アダレイの誘いで1959年にニューヨークに移住。翌1960年にキャピトル・レコードからデビューした。多数のアルバムをリリースしヒットしたほか数々のテレビ出演でも知られ、NBCテレビで1967-1968年に自身がホストを務める番組『The Nancy Wilson Show』を手がけエミー賞を受賞した。その後も現在に至るまで活躍を続けている。
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Happiness Is A Thing Called Joe
It seem like happiness is just a thing called Joe
He's got a smile that makes the lilacs want to grow
He's got a way that makes the angels heave a sigh
When they know little Joe's passing by
Sometimes the cabin's gloomy
And the table's bare
But then he kisses her
It's Christmas everywhere
Troubles fly away
And life is easy go,easy go,easy go
Does he love me God
That's all she need to know
Because happiness is just a thing called Joe
Little Joe, Little Joe
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『村上ソングズ』 村上春樹/著、和田誠/著 中央公論社 2007年発行
幸福とはジョーという名の男 (一部抜粋しています)
ナンシー・ウィルソンの歌で、僕は初めてこの曲の存在を知った。ハロルド・アーレンの作曲で、エドガー・イップ・ハーバーグの作詞、ミュージカル『キャビン・イン・ザ・スカイ』の中の1曲。この二人はほかに「虹の彼方に」を作っている。フランシス・ウェインの歌で1945年にヒットした。いちおうスタンダード・ソングであるが、こんにちではそれほど頻繁に歌われる曲ではない。
ナンシー・ウィルソンはハンク・ジョーンズのカルテットをバックに、すんなりと歌い上げる。どちらかといえばつい「歌いすぎる」傾向のあるナンシーと、いつも半歩うしろに引いて、無駄のないモデストな音楽を作っていくハンク・ジョーンズとの組み合わせは、果たしてうまくいくのだろうかという危惧が先立つわけだが、このアルバムに関していえば、二人のコラボレーションは成功している。結果的にお互いの良い曲が引き出されたようだ。アレンジも手慣れて、気が利いている。ベースのロン・カーターがこういう軽い歌伴をするのも珍しいが、さすがに独特の味を出している。夕暮れにカウチに腰をおろし、冷えたカクテルをすすりながら、静かに耳を澄ませるには格好のアルバムだ。
タイトルに使われているthingというのは、なかなか日本語に置き換えにくい言葉だ。もやもやしたもの、名状しがたいもの、うまく実体がつかめないものごと……それがこの場合のthingだ。実際に手に取れば、それがどういうものかは誰にでもすんなり呑み込める。その手触りや、温もりや、重みは一瞬にして理解できる。それが僕らの人生にとってすごく重要な意味を持つものであることも感じられる。しかしそれが具体的にどういうものであるのか、言葉を使って他人に説明するのは至難のわざである。たとえば愛というのはどんなものだろう? たとえば幸福というのがどんなものだろう? たとえば深い哀しみとはどんなものだろう? あなたには言葉で、それらのものごとの深みにある実感をうまく説明できますか?
でも彼女にとっては、幸福の定義はきわめて簡単である。なぜなら幸福とはジョーという名で表されているものごとに過ぎないからだ。ジョーという一人の男のあり方が、すなわち幸福と言うものごとのあり方だからだ。それは隠喩でもなく、直喩でもなく、類比でもなく、象徴でもなく、言い換えでもなく、逆説でもない。幸福とジョーは、実に単純に同質・同価のものとして目の前にある。とてもわかりやすい。でもそのぶん、あるときにはたまらなく切なく、そしてつらそうである。
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ナンシー・ウィルソン Google 検索
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