和風総本家 世界で見つけたMade in Japan 5月24日 動画 Youku
オーストリア・ウイーンのドクター ベッティーナ ドレクスラーでは、芸術家・写真家・デザイナーなどの作品修復を行なっている。ここではしゃもじと裏ごしきが使用されていた。
大津市でその商品は作られていた。商品は豚や馬などの毛を使い、手間隙かけて作られている刷毛だった。
刷毛に使われている糸は長浜市の丸三ハシモトで作られている。糸は手間暇かけて、全て手作業で作られている。糸は刷毛用ではなく三味線糸だった。
ドクター ベッティーナ ドレクスラーで行われている美術品の修復は日本の刷毛と和紙がないとできないと女性は言っていた。
http://youtubeowaraitv.blog32.fc2.com/blog-entry-17583.html
高機能素材が増産へ転換 2009年08月01日
三井金属と古河電気工業は、極めて薄い高機能銅箔の増産に乗り出すことになりました。
銅箔が主要材料に使用される携帯電話や携帯音楽プレーヤーなどの薄型化・高性能化が進んでいるためで、三井金属は2011年に向けて生産能力を二倍強に増産する他、古河電工も来春までに本格生産を開始します。
http://www.xhotzone.net/vh/vh09080105.php
三井金属鉱業株式会社 銅箔事業本部
http://www.mitsui-kinzoku.co.jp/project/douhaku/career.html
創造と前進を旨とし価値ある商品によって社会に貢献し社業の永続的発展・成長を期す 三井金属
三井金属は銅箔の分野で「世界最強」(久岡 銅箔事業本部 副本部長)を自負しています。その成長性の源泉は、最先端の技術開発力とボリュームゾーンでの圧倒的な競争力。
中でも最もハイエンドな基板に使用されるキャリア付き極薄銅箔の市場では、当社の「MT(Micro Thin)」銅箔が9割以上のシェアを有しています。
携帯電話の高機能化やFPD(フラットパネルディスプレイ)の大型化など、電子機器は日進月歩で進化を続けています。
特殊銅箔事業部上尾事業所はこれからも環境に優しい、最高品質の製品を提供することによってエレクトニクス産業の未来を支え、人びとの豊かな暮らしに貢献してまいります。
http://www.mitsui-kinzoku.co.jp/more/pdf/enviromental2010.pdf
『ニッポンの「世界No.1」企業』 日経産業新聞/編 日本経済新聞出版社 2012年発行
「薄くする技術」でスマホで稼ぐ――三井金属鉱業 (一部抜粋しています)
●極薄電解銅箔
スマホの回路基板で使われるマイクロ(マイクロは100万分の1)メートル以下の極薄電解銅箔。三井金属鉱業は金属を薄くする技術で他社の追随を許さず、9割の世界シェアを握る。従来は技術力を示すための広告塔的な存在だったが、スマホの普及とともに収益でも主役に躍り出つつある。
三井金属の上尾事業所(埼玉県上尾市)には、顧客はもちろん、一部の社員を除いて誰も立ち入ることのできない生産現場がある。特殊鋼箔事業部。極薄電解銅箔「マイクロシン」を生産する国内唯一の拠点だ。
一般的な銅箔にイオン化した銅を電気で吸い付けて、厚さわずか5マイクロメートルの銅の薄皮をかぶせるようにロール状に巻いていく。超薄膜を均一に連続的につくれるのは国内では同社だけ。超難度の加工技術だ。
東日本大震災の影響で、操業が役1ヵ月停止した。顧客の回路基板メーカーや携帯電話メーカーの担当者が心配して駆け付けた。サプライチェーン(供給網)寸前の恐れがあった非常時でも現場を顧客に開示することはなかった。
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もともとマイクロシンは薄さの限界に挑む研究開発品で明確な用途があるわけではなかった。社内でも開発打ち切りの話さえあった。そこに訪れたのがスマホブームだ。端末のなかに回路を密集させるには、薄い銅箔が不可欠だった。仙田貞雄社長も「用途は顧客が見いだしてくれた」と振り返る。
スマホの普及とともに需要は急拡大。2010年度の極薄電解銅箔の販売量は09年度比4割増加。成長率は08〜09年度(10%)から一気に跳ね上がった。銅箔事業の10年度の経常利益は24%増の73億円。11年度予想では材料部門が収益の柱となる。
従来は銅や亜鉛の地金を生産する金属事業が圧倒的な稼ぎ頭だったが、鉱山会社との綱引きで採算が悪化している。鉱山会社を価格交渉で強気にするのは新たな買い手である中国など新興国の台頭。資源争奪戦は解消が見込めず、三井金属は銅箔など付加価値を高めた電子材料や先端の機能材料に生き残りをかける。その先兵がマイクロシンだ。
課題は東日本の電力供給不安。銅箔生産は大量の電力を消費する。震災後、海外の携帯電話メーカーを中心に需要家がリスク分散を求めるようになり、三井金属はマレーシアに拠点設置を決めざるを得なかった。
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どうでもいい、じじぃの日記。
図書館の中で新刊書コーナーを覗いてみたら、『ニッポンの「世界No.1」企業』という本があった。
本をぱらぱらめくると、「『薄くする技術』でスマホで稼ぐ――三井金属鉱業」という題名で、スマートフォンの回路基板に使われる極薄銅箔のことが書かれていた。
「三井金属鉱業は金属を薄くする技術で他社の追随を許さず、9割の世界シェアを握る。従来は技術力を示すための広告塔的な存在だったが、スマホの普及とともに収益でも主役に躍り出つつある」
5月24日、テレビ東京 『和風総本家』で「世界で見つけたMade in Japan」を観た。
欧米の美術館では絵画の修復に日本の薄い和紙を使うのだそうだ。番組に出ていた美術館の女性は美術品の修復は日本の刷毛と和紙がないとできないと言っていた。
もともと、こういった繊細なもの、特に微細な加工は日本人がもっとも得意とする分野なのではないだろうか。
「鉱山会社を価格交渉で強気にするのは新たな買い手である中国など新興国の台頭。資源争奪戦は解消が見込めず、三井金属は銅箔など付加価値を高めた電子材料や先端の機能材料に生き残りをかける」
100円ショップに行けば、商品の約8割は海外製品で、そのうちの約7割は中国製だ。
こんな中国とまともに価格競争をやって勝てるわけがない。
日本の生き残る道は日本人にしかできない、繊細な微細加工の分野なのかもしれない。