じじぃの「日本の技術なしにスマートフォンは作れない・液晶パネルに使う偏光板用保護フィルム!ニッポンの世界No.1企業」

富士フイルム株式会社 動画 YouTube
http://www.youtube.com/user/FUJIFILMjapan
コニカミノルタ「革新はあなたのために」篇 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=H8TGKVO0-EM
富士写真フイルム 写ルンですHi 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=NP6jPTpfpqY
カンブリア宮殿 「“ノーベル賞”御用達! 光の技術を極める超絶企業」 (追加) 2013年12月12日 テレビ東京
【司会】村上龍小池栄子 【ゲスト】晝馬明(浜松ホトニクス株式会社 社長)
今年、ヒッグス粒子の発見を陰で支え、その発見に貢献した日本企業「浜松ホトニクス」とはどんな企業なのか?
車の自動ブレーキ、血液分析、CTスキャンなど…身の回りのあらゆる所で活躍する浜松ホトニクスの「光の技術」を分かりやすく解説。年商1000億円をあげるその独自技術を紹介する。
また、ヒッグス粒子発見の舞台となったスイスの巨大研究施設「CERN」も独自取材。世界をうならせる浜松ホトニクスの神髄に迫る。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20131212.html
カンブリア宮殿 「富士フイルム:奇跡の構造転換で復活」 2012年5月10日 テレビ東京
【司会】村上龍小池栄子 【ゲスト】富士フイルムHD会長 古森重隆
奇跡の構造転換で復活 「攻め」の経営とはこういうことだ!
今年1月、衝撃的なニュースが全世界を駆け巡った。名門、米イーストマン・コダックの破綻劇。
しかし写真フィルムで長年コダックのライバルだった富士フイルムは現在、成長路線を歩んでいる。明暗を分けたものとは何だったのか?
●世界シェア7割強・・・ニッポンのモノづくりの真骨頂!
富士フイルム内でも極秘プロジェクトとして進められてきた、「ある商品」が世界を席巻している。それはタックフィルムという製品。これがないとソニーサムスン、LGなど世界中の液晶テレビメーカーが生産に支障をきたし、悲鳴をあげるという代物だ。一体、このフィルムの何がすごいのか?どうして富士フイルムは世界トップシェアを握ることができたのか?
今回、タックフィルムを生産する九州の工場内部の取材が特別に認められた。そこで行われていた他社を圧倒する生産方式とは?
●研究者1000人が集結!先進研究所の実力
富士フイルムHD会長(当時社長)の古森重隆が改革で徹底的に重視したのが、写真フィルムで培った技術をどう発展させ、生かしていくのかということ。そのため古森は2006年に先進研究所を設立した。国内各所に散らばっていた研究者、技術力を結集し研究にあけくれさせた。分野の垣根を低くして、オープンな空間で研究者1000人がしのぎを削る様は圧巻だ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20120510.html
iFixit、iPhone 5を速攻で解剖 ソニー村田製作所などの日本製部品多数 2012年9月21日 ITmedia ニュース
米iFixitが9月20日、予告通り発売されたばかりの米Appleの「iPhone 5」を解剖した。34ステップにも上る多数の写真入り分解マニュアルはこちら。なお以下の(Step○)は分解マニュアルの該当部分を指している。
うわさ通り、日本製の部品が多く使われていることが分かった。バッテリー(Step 9)とカメラ(Step 31)はソニー製、1GバイトのRAMはエルピーダ製(Step 16)、Wi-Fiモジュールは村田製作所製(Step 15)だ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1209/21/news097.html
シューイチ 2012年9月16日 日本テレビ
【司会】中山秀征、片瀬那奈
便利で多く普及しているスマートフォンだが、利用者は充電がすぐになくなってしまうという不安を抱えている。最近ではそんな悩みを解消するために充電ができる”充電カフェ”が広まっている。タリーズコーヒー八重洲地下街店では1席ごとにコンセントが設置されており、携帯電話やパソコンの充電をすることが可能。 他にもケンタッキーフライドチキンスターバックスコーヒーでも充電の出来る席のある店舗もある。また接続ケーブルの要らない充電パッドを設置している店舗もある。
タリーズコーヒーでは、「電源カフェ」を展開し始めました。
参考  ↓
http://panasonic.co.jp/news/topics/2012/98657.html
東レキヤノン、海外と育む「虎の子」技術 「メードバイJAPAN」 2011/10/3 日本経済新聞
鮮やかな青色で流線形の車体――。東レが9月14日に都内で初公開した2人乗り電気自動車(EV)は世界を驚かせた。米ボーイングの新型旅客機「787」の機体にも採用された炭素繊維をふんだんに使い、市販車より4割も軽くしたのだ。
日本企業が世界シェア7割を握る炭素繊維は日本にとって“虎の子”の技術だが、東レは国内に封じ込める考えがない。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD2908L_Q1A930C1000000/
ドイツ人「日本の技術なしにスマートフォンは作れない!」(ドイツの反応) 2012年8月29日
http://blog.livedoor.jp/trans_vienna/archives/5874778.html
TACフィルム(ティーエーシーフィルム)とは 2006/04/27 Tech-On!
TACとは,トリアセチルセルロース(Triacetylcellulose)の略称。三酢酸セルロースまたはセルローストリアセテートとも呼ばれる。天然の高分子であるセルロースを無水酢酸と反応させて,セルロース分子に含まれる水酸基(OH-)をアセチル基(CH3CO-)に置き換える(アセチル化)ことにより得られる高分子がアセチルセルロース。このうち,すべての水酸基をアセチル化したものがTAC(トリアセチルセルロース)である。
 TACはもともと,写真用フィルムの基材として開発されたものだが,不燃性,透明性,表面外観,電気絶縁性などに優れることから,写真フィルム以外の用途開拓が進んでおり,その一環として液晶ディスプレイの構成部材である偏光板の保護膜としての用途が発見された。
液晶パネルそのものについては韓国Samsung Electronics社に大きく水を空けられているが,それに使う部材となると日本メーカーは高い競争力を持っている。中でも日本メーカーが高いシェアを誇る部材の代表がTACフィルムだ。富士写真フイルムが約8割のシェア,続いてコニカミノルタが約2割と,日本メーカーでほぼ独占している。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20060427/116698/
『ニッポンの「世界No.1」企業』 日経産業新聞/編 日本経済新聞出版社 2012年発行
銀塩フィルムから最先端素材を生み出す――富士フィルムHD  (一部抜粋しています)
●偏光板用保護フィルム
富士フィルムホールディングス(HD)は液晶パネルに使う偏光板用保護フィルムで80%の世界シェアを持つ。銀塩フィルム時代からの技術の蓄積が最先端の機能性材料で生きている。大型設備とノウハウが必要なため、参入障壁が高いことが競争力の源泉だ。
偏光板はバックライト光原からくる光のうち、一定方向に振動する光だけを選択的に通す役割を持つ。この偏光板の強度を支え、熱や水分による品質劣化を防ぐのがフィルムだ。保護フィルムの素材はTAC(トリアセチルセルロース)。透明度が非常に高く、耐熱性、電気絶縁性などの要件も満たしており、偏光板の素材であるPVA(ポリビニルアルコール)との相性もよい。元は銀塩フィルムの素材だったが、写真以外の需要を探すなかで今の用途が見つかった。
銀塩フィルムは20層に100種の薬剤が含まれた精密化学製品。ここで培われた薄膜の塗布や有機合成の技術が役立った。富士フィルムに次ぐ業界2位はやはり写真フィルムメーカーだったコニカミノルタ(シェア20%)で、日本製がほぼ独占している分野だ。
そのなかでも富士フィルムが圧倒的な首位に立つのは、早くから液晶向けの可能性に着目したことが大きい。液晶電卓が世間に普及し始めた1970年代後半からフィルムの供給を開始。資本関係があるダイセルが、TAC原料のセルロースを生産していたことも事業拡大を後押しした。
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保護フィルムは供給先企業や製品によってサイズや仕様が異なる。「1ラインだけつくっても意味がなく、複数ラインで顧客の要望に応える体制にすることが重要」(浜直樹フラットパネルディスプレイ材料事業部次長)。これが新規参入を困難にしている一因だ。
最近では液晶テレビの進化に伴い、保護フィルムも大型化・薄膜化が求められている。同社はと小幅2300ミリメートルの「超広幅」の設備を増強中だ。2000ミリの最大テレビサイズが84インチなのに対し、2300ミリだと100インチのテレビに対応可能。また46インチのテレビ2枚分を横に並べてとることもできるため、生産効率が高まるという。
保護フィルムを含むインフォメーション部門の営業利益は11年3月期で1035億円。全体の6割を占める。品質や供給力向上へのあくなき取り込みがトップシェアをもたらし、同社を収益面でも支えている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
4/20、テレビ東京ワールドビジネスサテライト』で特集「日本企業 スマートフォンの中の世界」を観た。
そこには、スマートフォンの部品にいかに日本製品が使われているか、をやっていた。
三星ダイヤモンド工業の液晶ガラス分断の世界シェアは7割、AGCアサヒ硝子の高精細パネル向けガラスの世界シェアはほぼ10割、富士フイルムの偏光板用保護フィルムの世界シェアはほぼ8割、クラレのポバールフィルムの世界シェアは8割、淀川メデックの偏光板貼り付け装置の世界シェアは7割超、パナソニックの角速度センサーの世界シェアは5割、旭化成電子コンパスの世界シェアは8割、とどれもが世界一となっている」
先日、図書館の中で新刊書コーナーを覗いてみたら、『ニッポンの「世界No.1」企業』という本があった。
本をぱらぱらめくると、「銀塩フィルムから最先端素材を生み出す――富士フィルムHD」という題名で、スマートフォンや携帯電話の液晶表示に欠かせない、偏光板用保護フィルムについて書かれていた。
富士フィルムホールディングス(HD)は液晶パネルに使う偏光板用保護フィルムで80%の世界シェアを持つ。・・・銀塩フィルムは20層に100種の薬剤が含まれた精密化学製品。・・・ここで培われた薄膜の塗布や有機合成の技術が役立った。富士フィルムに次ぐ業界2位はやはり写真フィルムメーカーだったコニカミノルタ(シェア20%)で、日本製がほぼ独占している分野だ」
スマートフォンの液晶を挟んでいるこの保護フィルムがないと映像を画像として映し出すことはできない。
富士フィルムが世界シェアのほほ80%を、コニカミノルタが世界シェア20%を占めている。2社で世界シェアほぼ100%だ。
2010年9月、尖閣諸島問題に関連して、中国が日本へのレアアース輸出を禁止した。
日本も、いざとなったら、スマートフォン用の保護フィルムを輸出禁止すればいいんだ。そうすれば、中国製のスマートフォンなどたちまち世界から駆逐される。韓国も似たようなものだ。
医療の検査機器などに使われる光電子増倍管は世界シェア90%以上が日本製だし、炭素繊維なども世界シェアの約70%を日本企業で独占している。まだまだ、いろんな戦略的部品がありそうだ。