じじぃの「日本の宇宙戦略を問う・中国の宇宙開発・宇宙飛行士の秘密」

ISSから分離される民間宇宙船ドラゴン 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ysWqBN04Ouc
[1080p] Liftoff! Indias First Mars Probe Launches Toward the Red Planet 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=fZx-IfLNkhA#t=18
若田さん4度目の宇宙へ ソユーズ打ち上げ 2013年11月7日 朝日新聞デジタル
宇宙飛行士の若田光一さん(50)が乗り込んだロシアのソユーズ宇宙船が日本時間7日午後1時過ぎ、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。若田さんは国際宇宙ステーションISS)に長期滞在し、来年3月に日本人として初めてISSの船長となる。
http://www.asahi.com/articles/TKY201311070050.html
9月24日に火星軌道に到達 インドの探査機 2014.6.17 MSN産経ニュース
インドの宇宙開発を担うインド宇宙研究機構(ISRO)は16日、昨年11月に打ち上げた火星探査機マンガルヤーン(通称)が9月24日に火星の周回軌道上に達する見通しだと発表した。
ISROによると、火星探査機は地球から1億800万キロの距離にあり、およそ70%の行程を航行。探査機とは6分ごとに交信しており、目立った異常はないという。
これまで火星探査に挑んだ日本や中国の計画は探査機故障などで失敗。成功すればアジア初となり、インドでは期待が強まっている。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140617/asi14061700140002-n1.htm
中国、16個目の測位衛星打ち上げ 来年にはGPS対抗 2012年10月26日 朝日新聞デジタル
中国国営新華社通信によると、25日深夜(日本時間26日未明)、中国が独自開発した衛星測位システム「コンパス」用の測位衛星「北斗」を四川省の西昌衛星発射センターから、ロケット「長征3号C」で打ち上げた。北斗の打ち上げは16個目で、予定軌道への投入も成功。アジア太平洋地域の大部分をカバーすることになり、来年初めからサービスを正式に始める。
コンパスは米の全地球測位システムGPS)に対抗して開発されたもの。すでに試験運用を始めており、すべての漁業監視船に搭載されているという。2020年ごろまでに30基あまりを打ち上げて地球規模をカバーするシステムを完成させるとしている。
http://www.asahi.com/international/update/1026/TKY201210260540.html
米民間宇宙船「ドラゴン」が帰還 ロスの太平洋に着水 2012.6.1 MSN産経ニュース
民間機として初めて国際宇宙ステーションにドッキングした米スペースX社の無人宇宙船ドラゴンは5月31日午前11時42分(日本時間6月1日午前0時42分)、米ロサンゼルス南西の太平洋に着水し、地球に帰還した。今回は試験飛行と位置付けていたが、同社はステーションに貨物を12回運ぶ契約を米航空宇宙局(NASA)と結んでおり、秋から本格輸送を始める。3年後には、飛行士を乗せてステーションに送ることも目指している。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120601/scn12060108590001-n1.htm
ライフサイエンス実験 Medaka Osteoclast: 実験の背景と目的 2012年08月21日 JAXA
メダカ幼魚を軌道上に打ち上げ、国際宇宙ステーションの水棲生物実験装置(図4)で約2ヵ月間飼育します。宇宙での飼育開始後、経時的に水槽からメダカを取り出し、化学固定を行います。また、飼育開始時と終了時に遺伝子保存処理を行います。化学固定試料および遺伝子保存処理試料はすべて地上に回収し、歯と骨の周囲にある組織と細胞について組織解析と遺伝子発現解析を行います。
http://iss.jaxa.jp/kiboexp/theme/second/medakaosteoclast/naiyou.html
プライムニュース 「日本の宇宙戦略を問う 宇宙機構法改正の波紋 軍事転用?中国の脅威」 2012年8月14日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理、若松誠解説委員 【ゲスト】藤末健三(宇宙基本法フォローアップ議員協議会事務局次長)、樋口清司(JAXA副理事長)、平松茂雄(中国軍事研究家)
先月15日、日本人宇宙飛行士の星出彰彦氏を乗せたロシアの宇宙船ソユーズが打ち上げに成功、約4か月に渡る長期滞在が始まった。そして先月末には、宇宙ステーション補給機こうのとりが無事に到着。日本の宇宙での本格的な実験が始まろうとしている。
2008年には宇宙基本法が成立、今年6月には改正宇宙機構法が成立し、先月、内閣府に宇宙戦略室が発足した日本。日本人宇宙飛行士のISS滞在期間が世界3位となるなど、宇宙開発に関して存在感を見せているが、現状はどうなっているのだろうか?
一方、隣国・中国の宇宙開発のスピードは目覚ましいものがある。有人宇宙船の開発を進め、さらに、宇宙ステーションの独自建設も目論む中国の動きを、どう捉えれば良いのか?
超党派議員で構成される宇宙基本法フォローアップ議員協議会で事務局次長を務める民主党の藤末健三氏と、JAXA副理事長樋口清司氏、さらに中国の軍事事情に詳しい平松茂雄氏を迎え、日本の宇宙開発最前線と中国の宇宙開発の脅威について聞く。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120814_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120814_1
中国の宇宙開発 ウィキペディアWikipedia)』より
中国の宇宙開発では中華人民共和国の宇宙開発計画全般について述べる。現在の中国の宇宙計画は中国国家航天局によって進められている。
【月探査】
2004年2月、中国は公式に月探査計画の実施段階に入る。中国国家航天局の局長孫来燕によると、中国の月探査計画には月周回、軟着陸、サンプルリターンの三段階存在するという。それによると、第一段階には14億元が支出される予定で、2007年までに月周回軌道に探査機を送り込む。第二段階は2010年までに着陸機を送り込み、第三段階は2020年までに月の土壌サンプルを地球に持ち帰る予定である。
【火星探査】
2006年7月20日、中国国家航天局局長の孫来燕は中国は今後5年間に火星に向けた深宇宙探査計画を始めると語った。
蛍火1号が2009年10月にロシアのフォボス・グルントと共に打ち上げ予定であったが、ロシア側の打ち上げ延期の決定により、蛍火1号の打ち上げも2011年に延期されることとなった。
2010年3月10日、嫦娥1号の総設計者である叶培建は2013年に独自の火星探査計画を実施の可能性を示唆した。
火星への有人探査は2040年から2060年の間に行われるとされる。さらに、火星へ向けた安全な有人航行にも利用可能な宇宙天気予報システムの完成を2012年までに夸父衛星をラグランジュ点L1におくことによって実現させる予定である。

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『宇宙飛行士85の秘密』 株式会社レッカ社/編集、岩田勉/監修 PHP文庫 2011年発行
宇宙船内の法律はどうなっているの? (一部抜粋しています)
一般にはあまり知られていないが、国連(国際連合)で採択された宇宙空間の利用に関する条約(宇宙条約)が、1967年の時点ですでに発効されている。
この条約では、国際法にしたがっているかぎり、「すべての国の利益にために、すべての人が自由に宇宙空間を使用できる」としており、いずれの国も領有を主張できないと定められている。
かって、「アポロ計画」で月に降り立った宇宙飛行士は、月面にアメリカの国旗である星条旗を立てていたが、あれは領有を主張するものではなく、あくまで記念碑的なものだったということだろう。
また、月など天体の利用に対しては平和利用に限定しており、軍事利用は一切禁止。核兵器をはじめとする大量破壊兵器を、地球の軌道上に配備することも禁止されている。
冷戦時代、アメリカでは衛星を使って弾道ミサイルを迎撃する「スターウォーズ計画」が構想されたこともあったが、実現しなかった背景にはこの条約の影響もあったのかもしれない。
さて、宇宙条約では、宇宙に打ち上げた物体について、打ち上げ国がすべての責任を負うことになっている。刑事裁判権についても規定があり、誰かが軌道上で犯罪を起こした場合は、その人物が所属する国の法律に基づいて裁かれる。

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どうでもいい、じじぃの日記。
7月15日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズは17日、国際宇宙ステーションISS)とのドッキングに成功した。星出彰彦宇宙飛行士は約4ヵ月間ISSに滞在し、11月12日に地球に帰還する予定である。
星出宇宙飛行士のミッションは大別すれば次の2つだ。
・メダカを使った水棲生物の実験
・小型衛星の放出
8月14日に放送された BSフジ 『プライムニュース』の番組「日本の宇宙戦略を問う 宇宙機構法改正の波紋 軍事転用?中国の脅威」のダイジェスト版(動画)を観た。
今後の日本の宇宙開発について、解説があった。
アメリカでは大体、ISSまでの距離の宇宙開発は民間に任せ、惑星探査とかはNASAが行うという2本立てに移っている。
日本も、アメリカのような方向に向かうのがベターではないか。
GPS衛星からの信号に日本が開発した準天頂衛星からの信号を組み合わせると、従来のGPSの精度の100倍の精度の位置情報が得られるとのこと。東南アジアでも同じことがいえて、日本が開発した衛星を売り込むチャンスでもある。
中国は10年ごとに宇宙基本計画が見直され、大体、計画どおりに宇宙開発が進んでいる。2020年には中国の宇宙ステーションを完成させる予定でいる。計画どおりに進んでいる背景には中国の海亀政策(帰国研究者の優遇)が後押ししている。つまり、アメリカで宇宙開発機関に携わった中国人研究者を中国に呼び寄せて開発に当たらせていることが成功の1つの要因になっている。
宇宙開発はすでに、単に夢を追う場ではなくなっている。気象衛星「ひまわり」、準天頂衛星とか、我々の生活に直結しているのだ。
星出宇宙飛行士のメダカの実験も地上での骨粗しょう症や筋力低下の予防につながるのではないかと期待されている。
とか。