じじぃの「皮膚のエコロジーを破壊する化粧品・エコな洗剤・カネボウ美白問題!騙す化粧品」

カネボウ美白化粧品を自主回収 今後のカネボウは? 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=exZ6AOGp1NY
恐怖の実態 合成界面活性剤 人体への悪影響! 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=mIsr8gFOmiE
メダカの学校 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ZUXhCn7JZDA
クローズアップ現代 「最新報告 カネボウ“美白”問題」 (追加) 2013年9月2日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】中村 幸司(NHK解説委員)
驚くほど白くなると思っていた・・・」。カネボウの美白化粧品で、白斑症状を訴える人は1万人を超えた。自主回収から間もなく2ヵ月、新たな事実が浮かび上がってきている。美白化粧品を複数種類「重ね塗り」している人に症状が多く出ている傾向が見えてきた。また、使用を中止すれば多くの人は治るとされているが、2年以上経っても白斑が消えない人もいることも判明している。美白成分「ロドデノール」はどんなものなのか。なぜ、「医薬部外品」として国の承認を得ることができたのか。なぜ、カネボウは消費者や医師からの「異変」を知らせる声にすぐに対応できなかったのか。最新情報を追い、再発防止のために何が必要か考える。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3394.html
界面活性剤 ウィキペディアWikipedia)より
界面活性剤(英語:surface active agent、surfactant)は、分子内に水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基・疎水基)を持つ物質の総称。両親媒性分子と呼ばれることも多い。ミセルやベシクル、ラメラ構造を形成することで、極性物質と非極性物質を均一に混合させる働きをする。また、表面張力を弱める作用を持つ。
洗剤の主成分であり、有用な性質を多くもつため、工業的に大量に合成・使用されている。サポニンやリン脂質、ペプチドなど、天然にも界面活性剤としてはたらく物質は数多く存在する。
【ヒト・環境に対する影響】
基本的に市販されている界面活性剤は多量に飲み込んだりしない限り健康に対して特に問題はない。しかし、目に入ったり、大量に摂取してしまった場合にはただちに医師の診察を受けるべきである(特に目の場合は失明のおそれがある)。また、過度に皮膚の弱い人は使用を控えるか、手袋を着用することが推奨される。工業用など高濃度のものを扱うときにはより注意が必要である。
また、「肌に対する毒性が強い」との情報がネット上で数多く出回っているが、基本的に間違いである。ネット上でよく見かける誤った情報に以下のようなものがある。
・肌に害がある(石鹸との比較) - 油脂に対する洗浄効果が石鹸より高いため、特に食器用の洗剤の使用で手の油分が落ち、手荒れの原因になることから広まった誤解・誇張である。石鹸にも水道水と化合し石鹸カス(脂肪酸カルシウム・脂肪酸ナトリウム)を発生させる・アルカリ性であるなど、肌荒れの原因になる問題を持っている。よって両者には一長一短があり、肌に対する影響は個人差も大きい。
・肌から浸透し、健康を侵す - 洗剤(シャンプーやボディーソープも含む)に使用されている合成界面活性剤の皮膚に対する浸透率は石鹸より高いものの、人体に影響するとは到底考えられない。
・発がん性・催奇性が強い - まず、公的機関(日本国内外)ではこのような研究結果が発表された例はなく、信憑性はない。昔主流だったABSにはその傾向があったが、人体に影響を及ぼす程かといえばそうではない(コーヒーなどにも含まれているカフェインと発がん性について比較してもカフェインより低い値である)。現在家庭用洗剤の主流であるLASはABSよりこの特徴が希薄である。
環境への影響については、そのまま河川へ投入すれば水質汚染につながることが指摘されている。具体的には、河川(海)の生物が死滅したり、奇形が発生する、水が濁る、悪臭がする、などである。これまでの研究からこれらの問題と界面活性剤との関連は深いとみられ、なかでも使用量の多い家庭用(あるいは工業用)洗剤の排水は公害として知られ、大きな問題となっている。
クレンジング ウィキペディアWikipedia)より
クレンジング(cleansing)は、化粧を落とす事、またはそれに用いる化粧品(クレンジングオイル、化粧ティッシュなど)。
【概要】
化粧品には、肌を美しく見せ、かつ落ちにくいことが求められる。多くの化粧品は油性の基剤により顔料などを肌表面に密着させており、これは普通の洗顔料や石鹸では落としにくい。そのため、化粧品の油分を溶かし落とすために、専用のクレンジング剤が用いられる。
油分を多く含む乳液などでも代用可能である。また、マスカラなど特に落としにくい化粧品は通常のクレンジングの前に別途、専用のリムーバーで落とす場合もある。
洗顔料の前に使用する。
ロドデノール ウィキペディアWikipedia)より
ロドデノールはカネボウ化粧品が開発した医薬部外品有効成分。高いメラニン生成抑制効果があるとして美白化粧品に使用された。4-(4-ヒドロキシフェニル)-2-ブタノール。白樺の樹皮などに多く含まれている。
医薬品医療機器総合機構に報告書を提出し、カネボウと親会社である花王のそれぞれの経営会議を経て自主回収に踏み切ることとした。なお強制的な自主回収を命じられる薬事法上の重篤なものに当たらず、厚生労働省からは対応の判断を委ねられた。

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『騙す化粧品―荒れ肌・老い肌・乾燥肌になるのは当たり前』 小澤王春/著 メタモル出版 2007年発行
皮膚のエコロジーを破壊する化粧品 (一部抜粋しています)
ダブル洗顔をすすめていたかと思うと、今度は洗いすぎを戒める。化粧品業界はお忙しいようです。洗髪もそう、強い洗浄用の合成界面活性剤でシャンプーを作って、洗いすぎを注意する。……。
化粧品業界のいう、洗いすぎに気をつけなければいけないのはなぜでしょうか。皮膚のバリアをこわすという意味なのでしようか。それとも皮膚の微生物を滅ぼしていけないという意味なのでしょうか。単に脂がとれてカサつくからという意味なのでしょうか。
入浴しているときに、腕を水面からもち上げてみてください。皮膚がお湯を水滴状にコロコロとはじき返している様子を観察することができます。水をはじくのですから、皮膚の表面には油膜があるということです。この油膜を「皮脂膜」といいます。
しかし、合成界面活性剤が配合されたクレンジングやシャンプーで皮膚を洗うと、皮脂膜は洗い流されてしまいます。このため皮膚は一時的に皮脂膜を失いますが、たとえ皮脂膜がなくなっても角質層内に数層存在している角質細胞間脂質が水の浸透を防いでくれます。
皮脂膜と角質細胞間脂質は、重要な皮膚バリアの主体です。シャンプーやクレンジングで洗浄をくり返していると、やがて皮脂膜だけでなく角質の細胞間脂質まで奪われるようになり、皮膚は水をはじく力を失っていきます。
先ほどのお風呂の中で腕を上げる話を思い出してください。「私の腕は水滴状にならない」という方もいたかと思います。水面から腕を上げたとき、はじくというよりはジワジワと水が薄く広がっていくような感じではありませんでしたか? こういう人は皮膚のバリアがこわれています。顕著な例が理美容の仕事をしている方、手や腕にシャンプーがかかりやすいので手が荒れている人が多いはずです。
強い洗浄剤で洗う行為が、皮膚のバリアをこわしている最大の原因であることは、今までもくり返し説明してきました。
さらに、クレンジングやシャンプーの主剤である合成界面活性剤は、皮膚のバリア機能がこわすだけではありません。落屑(らくせつ)やアミノ酸などの食料を抱えている皮脂が消える(洗い流される)ということは、皮膚の健康を守る微生物(常在菌、定住菌ともいう)を滅ぼすことでもあるのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『騙す化粧品―荒れ肌・老い肌・乾燥肌になるのは当たり前』という本を見ていたら、「皮膚のエコロジーを破壊する化粧品」というのがあった。
「騙す化粧品」か。
わざわざ、本の表紙の題名に「騙す」が入っている。
「ダブル洗顔をすすめていたかと思うと、今度は洗いすぎを戒める。化粧品業界はお忙しいようです。洗髪もそう、強い洗浄用の合成界面活性剤でシャンプーを作って、洗いすぎを注意する」
「化粧品業界はお忙しいようです」か。
子どもの頃、どこにでも見たメダカを見ることがなくなってしまった。
製薬会社は、エコな化粧品、エコな洗剤などと、テレビで宣伝しているが、どこまで信用できるのか。
東京電力だって、原子力発電はエコなエネルギーだと言っていた。2011年3月11日前までは。