じじぃの「人の死にざま_971_水野・忠邦」

水野忠邦 - あのひと検索 SPYSEE
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【東澤のセンター日本史】 江戸政治史② - 2 動画 YouTube
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天保の改革
http://www.digistats.net/doc/tpkk.htm
水野忠邦 ウィキペディアWikipedia)より
水野忠邦は、江戸時代後期の大名・老中。肥前唐津藩主、のち遠州浜松藩主。
天保の改革
837年(天保8年)4月に家慶が第12代将軍に就任し、ついで1841年(天保12年)閏1月に大御所・徳川家斉薨去を経て、家斉旧側近を罷免し、遠山景元矢部定謙、岡本正成、鳥居耀蔵渋川敬直後藤三右衛門を登用して天保の改革に着手した。天保の改革では「享保・寛政の政治に復帰するように努力せよ」との覚書を申し渡し「法令雨下」と呼ばれるほど多くの法令を定めた。
農村から多数農民が逃散して江戸に流入している状況に鑑み、農村復興のため人返し令を発し、弛緩した大御所時代の風を矯正すべく奢侈禁止・風俗粛正を命じ、また、物価騰貴は株仲間に原因ありとして株仲間の解散を命じる低物価政策を実施したが、その一方で低質な貨幣を濫造して幕府財政の欠損を補う政策をとったため、物価引下げとは相反する結果をもたらした。腹心の遠山は庶民を苦しめる政策に反対し、これを緩和した事により庶民の人気を得、後に『遠山の金さん』として語り継がれた。また、1843年(天保14年)9月に上知令を断行しようとして大名・旗本の反対に遭うなどした上、腹心の鳥居が上知令反対派の老中・土井利位に寝返って機密文書を渡すなどしたため、閏9月13日に老中を罷免されて失脚した。

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『知識人99人の死に方』 荒俣宏/監修 角川文庫 2000年発行
水野忠邦(みずのただくに) (1794年(寛政6年) - 1851年(嘉永4年)) 58歳で死亡。 (一部抜粋しています)
19歳で肥前唐津6万石の藩主となった水野忠邦は、3年後の文化12年(1815)に奏者番(そうじゃばん)を拝命した。奏者番は、若手譜代大名の幕閣要路への登竜門であった。忠邦も享保の改革を支えた6代前の水野忠之(ただゆき)にならって幕閣入りを熱望した。そのためには、実収入の多い唐津殻の転封も辞さず、藩内の反対を押し切って遠江浜松の転封を実現している。以後、大阪城代京都所司代・西の丸老中と昇進し、天保5年(1834)41歳でついに念願の老中の座を手に入れた。
天保12年に大御所家斉(いえなり)が死亡すると、12代将軍家慶(いえよし)は老中首座の忠邦に幕政改革を命じた。
これが天保の改革である。忠邦は堀田正篤や真田幸貫を老中に、俊敏な堀親しげを側用人に、南町奉行矢部定謙らを登用・抜擢して幕閣を一新し、厳しい緊縮政策を推進した。
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弘化2年2月に持病の癪気の悪化を理由に、再任後わずか8ヵ月で再辞職に追い込まれた。4月には腹心であった老中格の堀親しげも罷免された。ここに天保の改革路線は完全に否定された。名実とともに阿部正弘が実験を掌握すると、忠邦らへの追加処分が実地された。
9月2日、忠邦への加増1万石と本知1万石の合計2万石の減封と、居屋敷とその家作を没収し、隠居の上で下屋敷蟄居(ちっきょ)が命じられた。
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蟄居を命じられた忠邦は、当初三田葵坂の中屋敷にいたが、のちに江戸郊外の中渋谷村にある下屋敷に移転した。その際の忠邦の居室は、家臣の長屋を改造した粗末なものであった。
蟄居中の忠邦は持病が次第に悪化し、歩行が困難な時もあった。蟄居生活の悲哀をまぎらわすために、本居宣長門下の才子春角や松崎こう堂門下の一人塩谷宕陰らに師事したり、侍講に招いたりして和歌や詩作に没頭し、和歌集や漢詩集を残している。
めっきり気力も衰えた父を心配した忠精は、蟄居赦免と三田の中屋敷への移転を幕府に何度も願い出た。病状悪化のため三田の中屋敷への転居が許可されたのは、2年後の嘉永2年(1849)12月であった。そして嘉永4年2月10日、58歳の生涯を閉じた。蟄居処分が解かれたのはその5日後であった。

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