じじぃの「世界遺産・水道はいつから始まった?ポンデュガール(ローマの水道橋)!水の雑学」

南仏の世界遺産探検1 ポンデュガール 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=8jVXBjGNx1w
スペイン(08.01.01) 古都セゴビアの水道橋 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=_ICB-E6Boeg
acquedotti romani 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=Ks07usbbJ9c
チュニジア ザグアンの水道橋 画像
http://www.seabird1297.com/images/img1946.jpg
モヘンジョ・ダロ遺跡 画像
http://www.indjpn.com/mohenjodaro.jpg
南水北調 プロジェクト 画像
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/652/99/1/kougadam.gif
水資源を考慮した世界地図 画像
http://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2008/2008honbun/image/i3c310010.png
Safe Drinking Water World Map

水道水をそのまま飲める国は13ヵ国 (水を考えるプロジェクトHPより)

  

古代ローマ 水道橋 Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&sa=X&oi=image_result_group&q=%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%20%E6%B0%B4%E9%81%93%E6%A9%8B&tbm=isch
アジアで花咲け なでしこたち 「中国で水を売りまくれ」 2012年3月21日 NHK Eテレ
【出演】熨斗麻起子 【語り】小池徹平 【語り】渡辺菜生子 【漫画】たかぎなおこ
経済が成長し、「食の安全・安心」への関心が急速に高まる中国。熨斗(のし)麻起子さん(39)は、南部の経済都市・深センで、飲料水ビジネスを立ち上げ、今や年商1億円の中堅メーカーにまで成長させた。ビジネス成功の秘けつは、流ちょうな中国語と、明るく社交的な人柄。熨斗さんのもとで働く中国人営業スタッフを育てようと奮闘する日々を追う。
http://www.nhk.or.jp/asia-nadeshiko/part03/index.html
水道の漏水率 - 知識・教養ライブラリー   Yahoo!ブログ
各国の漏水率 水の安全保障研究会 最終報告書2008年7月より
            給水人口   漏水率

                                                                      • -

東京         1213万人     3.6%
ベルリン       350万人    5%
モスクワ       1040万人    9.9%
マドリード      312万人    10.5%
仁川         225万人    17%
カイロ        1600万人    20%
トリノ         120万人    25%
イスタンブール   1150万人    25.2%
香港         675万人    26%
ロンドン       700万人    26.5%
メキシコシティ    860万人    35%
http://blogs.yahoo.co.jp/miniidea/31239596.html
世界遺産ライブラリー [ポン・デュ・ガール] NHK世界遺産
フランスの南部、ニーム近郊のガール川の深い渓谷を行くと、巨大な橋が姿を現します。今からおそよ2000年前のローマ時代に築かれた水道橋です。「ガール川を渡る橋」、ポン・デュ・ガールと呼ばれています。水道橋はアビニョンの東にある水源地ユゼスから、50キロメートル離れたネマウスス、現在のニームまで水を引くために作られました。
「シリーズ世界遺産100」では、3層のアーチ構造に隠されたローマの高度な土木技術を紹介します。ポン・デュ・ガールは高さ49メートル、長さ275メートル。3層のアーチで構成された幾何学的な美しい姿をしています。当時、ローマの都市ネマウススでは人口が増え、大浴場などの公共の施設で使う水が不足し、水源地のユゼスから水を引く必要に迫られました。しかし、ユゼスからネマウススの標高差はわずか12メートルしかなく、水道は平らな地形に沿って大きく迂回した上に、ガール川を渡るために高さ49メートルもの巨大な橋を架ける必要があったのです。ローマ時代の水道橋を研究しているジャン・ルイ・パイエ博士によれば、3層のアーチ構造は、強度を保ちながら、少ない材料で橋を高くする合理的な設計だったと言います。さらに、それぞれのアーチは同じサイズに揃えられ、部分の石の大きさも統一されています。博士によれば、これはいわば史上初のプレバブ工法で、同じ大きさの部品を大量に作り、一気に建築したものでした。この方法によって、古代ローマ人ポン・デュ・ガールをわずか5年で完成させたのです。
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cards118.html
『最新 水の雑学がよ〜くわかる本 ポケット図解』 杉山美次/著 秀和システム 2007年発行
水道はいつから始まった? (一部抜粋しています)
昔から、人々は湧き水のあるところや川や湖の近くなど。飲み水を手に入れやすい場所に住んで生活を営んできました。しかし、多くの人が集まり、都市がつくられるようになってくると、生活や産業で大量の水が必要になってきました。そこで、都市から少し離れた湖や川の上流から、トンネルなどの水路をつくって都市まで水を引いてくるようにしたのが、水道の始まりです。
最初の水道は、紀元前2500年ごろのインダス文明の都市モヘンジョ・ダロといわれています。ここでは、インダス川の水を集落の近くまで引いていました。
本格的な水道としては、紀元前321年に古代ローマでつくられたアピア水道が有名です。この水道は、湧き水を水源としたもので、石積みのアーチ型でした。建設後、数百年の間に規模が拡大し、総延長約600キロメートルまで達したといわれています。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『最新 水の雑学がよ〜くわかる本 ポケット図解』という本を見ていたら、「水道はいつから始まった?」があった。
このページの中に、写真入りで「水道橋 ポン・デュ・ガール」(ガール川を渡る橋)が載っている。
3層のアーチ構造からなるポン・デュ・ガールはフランス南部・ガール県のガルドン川に架かる水道橋である。古代ローマ時代・紀元前19年頃にアウグストゥス帝の時代に造られた。
ネットで「ローマ水道」をキーにして検索してみた。
ローマ帝国が支配していた地域に巨大な水道橋が、あちこちに造られていることが分かった。チュニジアではザグアンからカルタゴまで132kmにわたる水道橋が造られた。スペイン中央部の古都セゴビアに造られた水道橋は世界遺産になっている。
パクス=ロマーナ(ローマの平和)、すべての道はローマに通じるだ。
古代ローマでコンクリートが発明されたというから、ローマの建物と同じように水道橋にもコンクリートが多用されたのだろうか。
古代ローマの人口が100万人を超えていたというのも、ローマに通じる水道、水路があったからなのである。
水は古代においても、現代においても貴重な資源であることは変わらない。
中国において、2002年 「南水北調」という巨大プロジェクトが開始された。
南水北調は、中国南方地域の水(長江)を北方地域(北京市、天津など)に送り、慢性的な水不足を解消するプロジェクトだ。北京市近くを流れる巨大な黄河は河口で干し上がっているのである。
計画はどうなったのだろうか。しかし、北京市にまで送水できたとしても、長江中流の水は汚染されていて、飲料水には適さないらしい。
3月にNHK Eテレ 『アジアで花咲け なでしこたち』の番組で「中国で水を売りまくれ」を観た。
日本の女性が中国で水ビジネスをして成功している、というものだった。中国では国民の消費能力が高まるにつれ、水の消費量は増大する一方だが、深刻な水不足は中国経済のアキレス腱になるかもしれないという。
日本での水道は、徳川家康神田川から江戸城に引いた小石川水道が最初らしい。
ついでに、ネットで「各国の漏水率」を検索してみた。
漏水率とは水道水が浄水場から蛇口に届くまでにムダになってしまう割合をいう。世界の都市を比較して、日本の東京の漏水率は世界でもっとも低く浄水技術で世界一を誇っている。
フランスの南部にあるポン・デュ・ガールは1985年に、文化遺産としてユネスコ世界遺産リストに登録された。