イグ・ノーベル賞 日本人7年連続受賞 2013年9月13日 NHKニュース
ノーベル賞のパロディーとしてユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式がアメリカのハーバード大学で行われ、たまねぎを切ると涙が出る原因となる酵素を突き止めた日本の食品メーカーなどの研究グループが「化学賞」に選ばれました。
イグ・ノーベル賞を日本人が受賞するのは、7年連続で、日本の独創的な研究に世界の注目が集まっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130913/t10014511351000.html
Bowlingual Dog Translator 動画 YuTube
http://www.youtube.com/watch?v=XiPaRX3xEIU
Megaptera novaeangliae 動画 YuTube
http://www.youtube.com/watch?v=IF9StwXcjQE
イルカ語 動画 YuTube
http://www.youtube.com/watch?v=dAN2HdprRL4
バウリンガル Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%83%90%E3%82%A6%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%AB&gs_upl=0l0l9l136374lllllllllll0&sa=X&oi=image_result_group
イルカと会話するための翻訳機を鋭意開発中、今年中に野生のイルカたちを対象とした実験も 2011年5月24日 GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20110524_talk_with_dolphins/
爆問学問 「笑うイグ・ノーベル賞SP 〜世界を変えた発明編」 2011年9月29日 NHK
【司会】爆笑問題(田中裕二、太田光) 【ゲスト】タレント 伊集院光、慶応義塾大学生物心理学教授 渡辺茂、日本音響研究所所長 鈴木松美、金沢大学大学院特任教授 廣瀬幸雄
“マネできないしマネすべきでない”“笑えて、考えさせられる研究”に与えられ、“裏ノーベル賞”ともいわれる「イグノーベル賞」。後編はさらにパワーアップ。「おならの匂いを消すパンツ」「ガスマスクになるブラジャー」は、スタジオに充満する悪臭から、ゲストを救えるのか? 「ネコ語翻訳機」を使って明らかになった、田中裕二の飼い猫の意外な本音とは? 過去の受賞者も登場。発想のヒントや汗と涙の開発秘話を披露する。
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011026077SA000/
バウリンガル ウィキペディア(Wikipedia)より
バウリンガル(Bow-Lingual)は、株式会社タカラ(現・タカラトミー、開発は子会社のドリームズ・カム・トゥルー)、株式会社インデックス(現・インデックス・ホールディングス)、日本音響研究所が共同開発した、犬とのコミュニケーションツール。日本では2002年9月発売。
本体と、犬の首輪に装着するワイヤレスマイクから構成される。
マイクで捕らえた犬の鳴き声を本体に転送しリアルタイムで分析、日本語に翻訳された感情表現を本体の液晶画面に表示する。出力されるのは「フラストレーション」「威嚇」「自己表現」「楽しい」「悲しい」「欲求」の6種類の感情。
当初は20万個の販売を目標としていたが、最終的には国内外で約30万個を売り上げ、2002年度のイグノーベル賞平和賞を受賞した。
なお、猫向けにミャウリンガルという姉妹品がある。
2009年8月27日には、機能を強化した新型「バウリンガルボイス」が発売。 犬の言葉が音声で再生されるようになった他、心理テストやクイズなどいくつかのゲーム的コンテンツも実装された。
2010年11月11日ツイッター連携機能を搭載したバウリンガル for iPhone がリリース。初日、カテゴリー(SNS)で、ランキング1 位。関西弁、土佐弁、犬の道(犬の鳴きまね判定)の辞書を初めて搭載した。
ザトウクジラ ウィキペディア(Wikipedia)より
ザトウクジラ(学名Megaptera novaeangliae)はクジラ目ヒゲクジラ亜目ナガスクジラ科に属するヒゲクジラの一種。
【生態】
ザトウクジラは歌を歌うクジラとしても知られている。他のクジラも求愛などの際に声を出すことはあるがザトウクジラの歌は他のクジラと全く異なる。歌は1曲数分から30分以上続くが、何曲も繰り返して歌う。最長で20時間程の繰り返しが観測されている。歌の構造はよく研究されており、「歌」はいくつかの「旋律」の組み合わせから成り、ひとつの旋律は「句」の繰り返しであり、ひとつの句はいくつかの単位を並べたものからなる。このため、ザトウクジラの歌は、人類以外の動物による階層構造の利用の例として議論になっている。歌は地域毎にみると、同時期のものはクジラ毎の差異はわずかでしかないが、時とともにどんどんと変化してゆく。また、繁殖する地域によって歌い方にも特徴があり、他の地域のザトウクジラには歌が通じない。なお、この歌はボイジャー1号、2号に積み込まれた地球外知的生命体宛てのレコードにも録音されている。
鈴木松美 ウィキペディア(Wikipedia)より
鈴木松美(男性、1941年1月1日 - )は、日本における音響・音声の研究家。日本音響研究所所長。
【来歴】
日本音響研究所のウェブサイトによると、アダム・スミス大学の理学研究科、法学研究科、心理学研究科を修了し、理学博士、法学博士、心理学博士を取得した。専門は音声科学。
2002年に日本着信メロディ研究所を設立し、バウリンガルを開発した。同年、その業績により佐藤慶太・小暮規夫と共にイグノーベル賞平和賞受賞。
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『千鶴子には見えていた!―透視は、あっても不思議はない』 竹内久美子/著 文藝春秋 2007年発行
イヌ語、サル語を理解するには? (一部抜粋しています)
ご存知の方も多いでしょうが、世界初のイヌ語翻訳機としてかのイグ・ノーベル賞(2002年度)を受賞しました。
それも平和賞。イヌと人間という異種間の平和的な対話に貢献したというわけです。イグ・ノーベルとは、もちろんノーベル賞をもじったものですが、Ignoble(下品な)もかけている。とにかく、笑えることが必須で、ひとしきり笑った後には大いに考えさせられるというのがミソです。
その点、「バウリンガル」は文句なしの受賞ですが、金融取り引きで銀行を破綻させ、収監中の人物に経済学賞を与えるとか、車輪の発明を特許として申請した人物と、実際に特許を与えてしまった間抜けなお役所(オーストラリア特許局。審査せずにポンとハンコを押した)にテクノロジー賞を与えるという皮肉。ただただバカバカしいだけの研究――遠心力を利用した出産促進マシーン(設計図だけで実物はなし)――に健康管理賞という例もあったりします。
バウリンガルを開発する過程でなされたのは、まずいろいろな犬種の声のサンプルをできるだけ多く集めること。しかも、その声が発せられるときの状況を、飼い主さんに記録してもらう。その膨大なデータを元にイヌの気分が読み解かれています。
実は、こうした手法は動物の音声を読み解く上で今も昔も変わらぬ定石です。
1920年代、「動物行動学の父」こと、コンラート・ローレンツがコクマルガラスの音声の意味に気づくようになったある事件のときもそうでした。
ローレンツはコクマルガラスという、ヨーロッパではお馴染みのカラスを自宅で好んで飼っていた。あるとき、渡りの途上にあるコクマルガラスとミヤマガラスの大群が通りかかり、彼の家の近くに一夜の宿を構えた。すると、コクマルガラスの若い連中が、若さゆえか、その大群の魅力にとりつかれ、ホイホイついて行ってしまった。
焦るローレンツ。ところが2羽の労練のオスが、任せておけとばかりに飛び立った。若者たちを探したスト、「キュウー」とか「キョウー」とかいう、長く引っ張るような鈍い声を発し始めた。こうして見事、巣に連れ戻すのに成功したのです。
「キュウー」や「キョウー」は以前にも聞いたことがあった。でも、ここへきてはっきりしたのは、これらの音声は仲間に対し、「お家に帰ろう」と呼びかけるものだということ。
そして彼らが巣から飛び立つときには「キャア」という高い声を発するが、それは「さあ、出発しよう」の意味だったのです。
1940年代の終わりになると、ニホンザルの音声の研究が始まります。
「霊長類学の父」(世界の、です)と呼ばれる今西錦司氏の弟子で、日本のサル学の基礎を築いた伊谷純一郎さんは、数十種類もの音声(細かくみるなら、軽く100は超える)を区別しています。
それらはさらに、グルーピング(群れのまとまり)についての声、外敵への警告声、リーダーとそれに従う者との間の声、順位に関わる声、発情を表わすなど、性に関わる声、赤ん坊の声、と分類されるのですが、伊谷さんがあるとき観察したところによれば、こんな具合。
姿は見えないが、サルたちが森の中を移動していく様が声だけでわかった。
誰かが「グゥー」と太く低い声を出すと(発するのは大人だけ)、「クゥ」とか「クー」という声が返される。返答するのは、若い者や子どもも含めた全員で、こうしたやりとりは、食べ物を食べているときや移動中、森の中にいるときに行われる。
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1960年代に入ると、アメリカのT・T・ストルーセイカーがケニアのキリマンジャロ山麓にすむサバンナモンキーの音声を研究しています。
それによると、外敵の接近を知らせるにしても、何が接近しているかによって音声が違う。その違いによって各人が逃げ方を変えるのです。
ヒョウに対する警告声なら木に登り、タカなら空を見上げつつ、藪に逃げる。ヘビなら立ち上がってあたりをキョロキョロ見回す。
動物の音声についてはその他に、コウモリやイルカ、ネズミやヤマネなどの超音波声によるコミュニケーションの研究も盛んです。
本気を出せば人間も動物の言葉の理解が可能。
サルリンガル、コウモリリンガル、はたまたイルカリンガル?
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どうでもいい、じじぃの日記。
http://space.geocities.jp/hhiratsuka2005/
ぼけっと、竹内久美子著 『千鶴子には見えていた!―透視は、あっても不思議はない 』を見ていたら、「イヌ語、サル語を理解するには?」というのがあった。
「それらはさらに、グルーピング(群れのまとまり)についての声、外敵への警告声、リーダーとそれに従う者との間の声、順位に関わる声、発情を表わすなど、性に関わる声、赤ん坊の声、と分類される」
イヌやネコの鳴き声を聞いていると、いくつか基本パターンがあって、要求、威嚇、警戒・・・と、かなり生理的な鳴き声に高低をつけて、表現しているようにみえる。
異種動物間の会話はどこまで進んでいるのだろうか。
2011年9月、NHK 『爆問学問』で「笑うイグ・ノーベル賞SP 〜世界を変えた発明編」を観た。
イヌとネコの「バウリンガル」はできているらしい。
その他、なんかあるのかな。ネットで「バウリンガル」をキーに検索してみた。
「イルカと会話するための翻訳機を鋭意開発中、今年中に野生のイルカたちを対象とした実験も」
というのが、ヒットした。
へぇ、イルカのバウリンガルが開発されているのか。
世界遺産になった小笠原諸島で、ザトウクジラが見られる。ザトウクジラは歌を歌うクジラとしても知られている。
ザトウクジラは何と、言っているのだろう。
イルカやクジラは人間が乗った船に近づいてきて、何と言っているんだううか。
もしかして、「ともだちになって」、と言っているのかも。