じじぃの「イグノーベル賞・もうやめて飽きちゃった!気になる科学」

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Please stop, I’m bored

Would you eat ice cream with cow dung?

サイエンスZERO「奇想天外!笑って考える科学 イグ・ノーベル賞2017」 2017年10月22日 NHK Eテレ
【キャスター】南沢奈央竹内薫 【ゲスト】古澤輝由(北海道大学特任助教
誰も真似しない奇想天外な研究に送られるイグ・ノーベル賞
今年、11年連続で日本人が受賞した。生物学賞の吉澤和徳さんが迫ったのは、大きさ、わずか数ミリのチャタテムシ。「性」の常識を覆し、その奥深さを最認識させたと賞賛された。そのほか、「コーヒーをこぼさないカップの持ち方」「猫は液体?」など、ひとクセもふたクセもある研究内容を徹底解説。
●生物学賞  「チャタテムシ」という昆虫。
何と、オチンチンを持ったメスなのだそうです。
https://hh.pid.nhk.or.jp/pidh07/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20171022-31-21993
『気になる科学』 元村有希子/著 中経の文庫 2016年発行
イグ・ノーベル賞 より
科学はすごいと思う。たとえば多くの子どもが一度は抱く「なぜ空は青いんだろう?」とか「なんでおならは臭いの?」というような疑問に、時に明快に答えてくれる。謎もたくさん残っていて、不思議大好きな子どもたちの一部は科学者になる。最高の栄誉の1つがノーベル賞である。
その一方で私は「イグ・ノーベル賞」もすごいと思っている。ignoble(下等な)に引っ掛けたネーミングだが、受賞対象はなかなか粒揃いなのだ。
1991年創設のこの賞に、厳密な審査基準はない。あるのは「人々を笑わせ、そして考えさせる」というユーモア精神である。毎年、ノーベル賞の発表直前、名門ハーバード大の権威ある講堂で発表と表彰式がある。本物のノーベル賞学者から金紙で作った偽物メダルが贈られ、スピーチも許される。ただし1分間も過ぎると少女が現れて「もうやめて! 飽きちゃった!」と叫び出す。
2012年のイグ・ノーベル賞では、「スピーチ・ジャマー」という装置を開発した日本人研究者2人が「音響賞」(本物のノーベル賞にはこの賞は存在しない)を受賞した。
自分の声をわずかに遅らせて聞くと、脳が混乱してしゃべり続けられなくなるという不思議な人間の習性を活用して、空気を読まずに延々としゃべる人を黙らせる機械である。
これは一家に1台、いや一組織に1台必要でしょう。開発した研究者は製品化は考えていないそうだが、製品化して、アスクルなどのオフィス機器販売網を使って売ったらヒットすると思う。アスクルのCMでダジャレを言い続けている管理職にも効きそう?
過去の受賞例を紹介しよう。
「ウシの糞からバニラ香料成分バニリンの抽出に成功」(2007年化学賞)
日本の女性研究者の業績である。廃棄物の有効利用にと着想したという。独創的な方法によって、糞1グラムから0.05グラムのバニリンが取れるのだそうだ。表彰式では、糞由来のバニリンをたっぷり使ったアイスクリームが振る舞われた。バニリンは大量合成できるので、わざわざ糞から作る必要はないのだが、独創性では群を抜いている。
さらに紹介しよう。
「磁石を使ってカエルを浮揚させた」(2000年物理学賞)
受賞者のアンドレ・ガイム氏はなんと、10年後にノーベル物理学賞を受けた。選考委員会によると、ノーベル賞受賞者イグ・ノーベル賞を受賞することはあるが、逆は「初めてだろう」という。
ノーベル賞の受賞理由は04年、原子1個分の厚みにしかない極薄の炭素新素材「グラフェン」を作ったことだ。その作り方はイグ・ノーベル賞級で、鉛筆の芯に使われる黒鉛に、米スリーエム社のスコッチテープを貼る→はがす、という作業を繰り返すという単純明快な方法だった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
もお、ブログのタネが尽きたなあ。
「もうやめて! 飽きちゃった!」
トホホのホ。