じじぃの「笑うイグ・ノーベル賞SP・日本人受賞者・世界を変えた発明編!爆問学問」

イグ・ノーベル賞 日本人7年連続受賞 2013年9月13日 NHKニュース
ノーベル賞のパロディーとしてユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式がアメリカのハーバード大学で行われ、たまねぎを切ると涙が出る原因となる酵素を突き止めた日本の食品メーカーなどの研究グループが「化学賞」に選ばれました。
イグ・ノーベル賞を日本人が受賞するのは、7年連続で、日本の独創的な研究に世界の注目が集まっています。

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2011 Wasabi 警報器奪大獎 - 20111001 - @Baby Net 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=p-ARUm8U2BY
BiblioBattle 091026 「笑う科学 イグ・ノーベル賞 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=k4eyaPk89rY
The 21th First Annual Ig Nobel Prize Ceremony 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=j_wu19NA4yo
兼六園日本武尊の像 いこまいけ高岡
http://takaoka.zening.info/Kanazawa/Kenrokuen/Meijikinen_Monument.htm
笑う科学 イグ・ノーベル賞 志村幸雄/著 PHP研究所 2009年発行
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-77440-4
イグ・ノーベル賞 世にも奇妙な大研究に捧ぐ! マーク・エイブラハムズ/著、福嶋俊造/訳 講談社プラスアルファ文庫 2009年発行
http://www.bookclub.kodansha.co.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=281313
日本人のイグ・ノーベル賞受賞者
http://uguisu.skr.jp/recollection/ignobel.html
世界の雑記帳:イグ・ノーベル賞、「おしゃべり妨害装置」で日本人2人受賞 (追加) 2012年9月21日 毎日jp
ユーモアがあり、かつ意義深い科学的研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式が20日に行われ、おしゃべりな人の話を妨害する装置「スピーチジャマー」を開発した、産業技術総合研究所研究員の栗原一貴さんと科学技術振興機構研究員の塚田浩二さんの2人が「音響賞」を受賞した。
スピーチジャマーは、話し続ける人に対して、その人の音声をわずかな時間をおいて送り返す仕組み。そうすると、発話者はうまく話すことができなくなるという。
http://mainichi.jp/feature/news/20120921reu00m040002000c.html
『もっと! イグ・ノーベル賞 マーク・エイブラハムズ/著、福嶋俊造/訳 ランダムハウス講談社 2005年発行
肉の缶詰「スパム」を長きにわたって愛好する、幸福な味音痴の人びと (一部抜粋しています)
イグ・ノーベル賞委員会による公式発表

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「スパム」(肉の缶詰)を食べる勇気と、54年間もの年月を経ても味のわからない味覚に呆れて、「スパム」の愛好者にイグ・ノーベル栄養学賞を授与する。

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「スパム」とはピンク色の缶詰であり、実際に食した経験のある人は多く、なかには愛好している人もいる。スパムについてはつかみどころのない部分もあるが、それを食べることは、さらに理解しがたい行為と言えよう。
スパムを食べたことのある人の延べ人数を、正確に特定する方法はない。スパムの製造元であるホーメル・フーズによれば、1937年の製造開始以来、1994年の時点で延べ50億個のスパムを製造したそうだ。
少なくともベジタリアンは、進んでスパムを食べることはないだろうし、食べた経験があっても、それを公に認めることはないだろう。また、豚肉を食べない人は、スパムを喜んで食べることはないと思われる。このような人びとを除いては、大半の人びとが一度はスパムを口にした経験があるはずだ。スパムの成分は、ポーク、ハム、塩、水、砂糖、硝酸ナトリウムである。スパムが独特の色をしているのは、硝酸ナトリウムを含んだいるからであり、また硝酸ナトリウムバクテリアの繁殖を防いでいるため、スパムの賞味期限は非常に長いのだ。
スパムの食用者には、いろいろな人がいるだろうが、スパムを食べる理由は3つしかないと推定される。
第1に、経済的な理由。つまり、スパムは肉類のなかで、今も昔も値段が一番安いこと。
第2に、他に選択の余地がなかったこと、第二次大戦中に、米国陸軍は7500万キロ以上のスパムを購入した。大半は食料の供給が制限された地域に配置された米国軍人の食用に支給されたが、深刻な食糧不足に悩む同盟国にも、供与・販売された分もある。実を言うと、米国陸軍が購入したスパムのほとんどは、ほんもののスパムではなくて、安物の類似品だったのだ。ただ、当時は食料が不足しており、人は口にできるものならどんなものでも喜んで食べたのである。そのため、戦争が終わってからも、スパムを食べ続ける人が多かった。
第3に、単に習慣から食べていること。戦争中にスパムを食べ始めた人以外のスパム食用者は、戦争を経験した世代の子供たちであり、幼いころからのスパムを食べ続け、やがて習慣化した人たちである。
総じてスパムの食用者は、スパムを食べる季節、食べる場所、食べ方、調理法などに頓着せずに食べる、また、スパムの食用者は、スパムをいかなる食品と組み合わせても意に介さず食べることができる。
スパムのファンは、スパムの長所と短所を熟知している。スパムはどのように調理しても、他の食材と組み合わせて調理しても、その味は不変で、料理全体の味を決定してしまうほどである。
スパムの愛好者は、スパムをテーマにした絵画や、詩、散文などの芸術作品を創作してスパムを称えているが、最も意義深いことは、この期に及んでもスパムを食べ続けていることだろう。
あのスパムをかくも長期間にわたり食べ続けた功績と勇気を称え、スパムのファンに1992年イグ・ノーベル栄養学賞を授与する。

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爆問学問 「笑うイグ・ノーベル賞SP 〜衝撃映像EXPO編」 2011年9月22日 NHK
【司会】爆笑問題田中裕二太田光) 【ゲスト】タレント 伊集院光慶応義塾大学生物心理学教授 渡辺茂
“マネできないしマネすべきでない”“笑えて、考えさせられる研究”に与えられ、“裏ノーベル賞”ともいわれる「イグ・ノーベル賞」。前編は「黒板を引っかく音は本当に嫌なのか」「水の中とシロップの中、どちらが速く泳げるか」「ハトはピカソとモネを見分けられるか」といった奇想天外な実験や、セックス中の男女のMRI撮影、どんな衝撃にも耐えられるスーツの開発まで、“世界中のアンビリバボー”な研究や発明品を一挙紹介。
http://nhk.jp/chronicle/?B10002200091109230030065
爆問学問 「笑うイグ・ノーベル賞SP 〜世界を変えた発明編」 2011年9月29日 NHK
【司会】爆笑問題田中裕二太田光) 【ゲスト】タレント 伊集院光慶応義塾大学生物心理学教授 渡辺茂、日本音響研究所所長 鈴木松美、金沢大学大学院特任教授 廣瀬幸雄
“マネできないしマネすべきでない”“笑えて、考えさせられる研究”に与えられ、“裏ノーベル賞”ともいわれる「イグノーベル賞」。後編はさらにパワーアップ。「おならの匂いを消すパンツ」「ガスマスクになるブラジャー」は、スタジオに充満する悪臭から、ゲストを救えるのか? 「ネコ語翻訳機」を使って明らかになった、田中裕二の飼い猫の意外な本音とは? 過去の受賞者も登場。発想のヒントや汗と涙の開発秘話を披露する。http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011026077SA000/
どうでもいい、じじいの日記。
9/29、NHK 『爆問学問』で「笑うイグ・ノーベル賞SP 〜世界を変えた発明編」を観た。
今回の『爆問学問』は先週の続き「笑うイグ・ノーベル賞SP 〜衝撃映像EXPO編」の「発明編」だ。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
田中 発明品で受賞した開発者の登場です。
「イヌネコ語翻訳機」を作られた、日本音響研究所所長の鈴木松美さんが愛犬「アーチャン」を連れて登場。
音声分析のプロフェショナルとして、愛犬家鈴木松美が開発したのが「犬の鳴き声翻訳機」。2002年平和賞を受賞。
鈴木 異種動物間の会話を可能にしました。
アーチャンが「おいで、おいで」をしている田中さんのところに駈け寄っていって鳴いた。ワァン。
田中 今、何て言いました?
鈴木さんが電卓ぐらいの大きさのものの液晶画面を眺めている。
鈴木 「最高!」って。もう一度やってみましょうか?
アーチャンが尻尾を振って、ワァンワァンワン。
鈴木 「楽しい!」って。
鈴木は声紋分析の第一人者だ。「グリコ森永事件」を始め、「大韓航空機爆破事件」「ベニグノ・アキノ暗殺事件」などの大事件で残された声を分析し声主の年齢や体格、録音時の状況などを割り出してきた。
ボード上に6種類の犬の声紋の波形パターンが貼りだされている。
鈴木 犬の鳴き声の基本パターンは6つあるんです。悲しい、フラストレーション、威嚇、要求、楽しい、自己表現。これが基本パターンなんです。・・・・。実は猫語のニャオリンガルというのを作りました。ニャオリンガルは簡単だった。猫ってあまり鳴き声が変わらないでしょ。・・・・。
VTRで田中さんが自宅で猫を抱いている映像が出てきた。
鈴木 ニャンニャンして、と言ってますよ。
伊集院 チューしてとか、ニャンニャンしてとか、バツイチの中年男だな。
イグ・ノーベル賞、仰天スペシャル。続いては誰でも知っている日本初、超身近な発明だ。
爆問学問のナレーター 井上喜久子さんが番組進行役として登場。
井上 1つは「カラオケ」。2004年に平和賞を受賞しています。受賞理由は「音痴であっても、歌を歌う喜びを人に与え、平和的な欲求不満解消法を提供した功績」です。
伊集院 アーテストで歌がうまいのはカラオケ世代だから。
井上 もう1つは「たまごっち」。1997年 経済賞を受賞しています。これはイギリスで大フィーバーしたときの写真です。受賞理由は「世界中の労働時間を仮装ペットに費やさせた功績」という皮肉混じりの理由になっています。
写真に曙(みたいな太った)人が出ている。
伊集院 何で曙が写っているんだ。
田中 みんな、仕事中にやってんだ。
井上 こちらは分かりますか?
何か、プラスチックの真四角い弁当箱サイズのものが出てきた。「若者にしか聞こえない不快な音の発生装置」だ。どんな音かというと。この装置はイギリスで若者の迷惑行為を撃退するのに効果を上げた。コンビニにたむろしていたり、万引きしたりする若者が激減したのだ。2006年平和賞を受賞した。
井上 スイッチを入れますので、もし聞こえたら、手を上げてください。
太田 うあぁ、聞こえた。
井上 まだ、スイッチを入れていません。
誰も聞こえていない。
田中 誰か聞こえた人、いないの?
番組スタッフの若い人(29歳)、「聞こえた」。もう1人の若い人(29歳)、「甲高い音でキーン」。
井上 アメリカでは授業中に鳴ってもバレないので携帯着信音として、逆に使われている。
2003年、化学賞を受賞した金沢大学大学院特任教授の廣瀬幸雄さんが登場。
その受賞は「人には感じられないあるモノ」を発明した。それがこの銅像。130年間、鳥のフンを付けられたことがない銅像
石川県・金沢市兼六園にある「日本武尊(やまとたける)」の銅像の映像が出てきた。
伊集院 成分に違いがあった?
廣瀬 ヒ素と鉛が非常に多いです。上野の銅像は2%だが、こちらは鉛やヒ素を多く混ぜて溶けやすくしていた。
廣瀬は学生のころ、友達と連れ立って兼六園に遊びにきた。なぜ、この銅像にフンが付かないのか不思議に思ったという。そして時が経ち、日本武尊像の改修工事に立ち会い、その謎は解明された。この銅像は他の銅像とは異なる成分で出来ていた。廣瀬は当時と同じように鉛やヒ素を入れた銅版を作り、公園に持っていき、銅版のまわりにエサを置いて、ハトの様子を観察した。
廣瀬 嫌がるんです。異種金属の成分を変えると、そのまわりの電磁波が変化する。その電磁波がハトの波長と合わないんでしょう。
当時の銅像造りの技術では、銅を溶かす温度を十分に上げられなかった。そのため鉛やヒ素が多く混入してしまっていた。
伊集院 ハトの処理で困っているところがたくさんある。ハトには傷がつかないし、いいんじゃない。
田中 ずっと、そのことを思い続けたというのがすごい。
井上 こちらのブラジャーとパンツ、それぞれ別々に受賞しています。
ガスマスクになるブラジャーやおならの匂いを吸収するパンツが登場。パンツには「炭素フィルターが無臭のメタンは通す」。臭いの元になる硫化水素だけを吸収する。
伊集院 うちのカミさんから、ずっとはいとけと言われるわ。
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じじぃの感想
おバカなノーベル賞と言ったってハーバード大マサチューセッツ工科大の教授らが書類選考して決めているんだ。
もしかしたら、もうちょいとで、ノーベル賞なのかも。
だけど、「缶詰食べ続けて」イグ・ノーベル賞というのもあった。たまにはおバカなのが、イグ・ノーベル賞なのだ?