じじぃの「世界的に評価されるピアノの誕生・アップライト・ピアノ!国産はじめて物語」

ヤマハアップライトピアノUX300 演奏動画 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=o5SlBr-ggYY
月光の曲 第一楽章 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=7qH5_ZPzjQk
フジ子・ヘミングノクターン第2番/ショパン 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=CJV4l0cnNO4
Hiromi Uehara @ Marciac - Choux a la creme 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=95UpHPvQAXE&feature=related
中国は世界シェア60%超の“ピアノ大国”に! 2ケタ成長中のヤマハが仕掛ける「需要拡大策」とは?
世界のピアノ市場の60%以上を占めるという中国は、なぜここまで“ピアノ大国化”したのか。そして、ヤマハはどのようにしてこの巨大市場を攻略しているのか。ヤマハで楽器・AV営業を統括する土井好広・上席執行役員に話を伺った。
http://diamond.jp/articles/-/14231
ピアノの比較:世界3大ピアノ弾き比べ(後悔しないピアノ選び)
日本では多くの方が、ピアノというとヤマハやカワイのピアノを思い浮かべるようですが、世界の3大ピアノメーカーと言えば、スタインウェイベーゼンドルファー、ベヒシュタインです。どのメーカーも、生産量はヤマハに比べて圧倒的に少ないですが、老舗の高級ピアノメーカーとして大変有名です。
http://www.convivace.jp/pianoselect_comp.shtml
ピアノ ウィキペディアWikipedia)より
ピアノは弦をハンマーで叩くことで発音する鍵盤楽器の一種である。また、内部機構の面からは打楽器と弦楽器の特徴も併せ持った打弦楽器に分類される。 鍵を押すと、鍵に連動したハンマーが対応する弦を叩き、音が出る。 一般に据え付けて用いる大型の楽器で、音域が非常に広く、現代の標準的なピアノは88鍵を備える。 名前の由来はイタリア語で「弱い音と強い音の出るチェンバロ」という意味の「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」(もしくはそれに類する表現)であり、徐々に省略され「ピアノ」と一般に呼ばれるようになった。
【代表的なメーカー】
スタインウェイ・アンド・サンズ(ハンブルクとニューヨークに製造拠点があり、音色が微妙に違う)
ベーゼンドルファー(92、97鍵仕様の特許あり)
・ベヒシュタイン(フレームと弦を分離している)
ブリュートナー(ハーモニック・ペダルの特許あり。高音部にアリコートと呼ばれる打弦されない第4の弦がはってある)
プレイエル(20世紀初頭にハープシコードの復活に尽力した)
・ファツィオリ(第四ペダルの特許あり)
・シンメル(生産量ドイツ1位)
ヤマハ(disklavierの特許あり。生産量世界1位)
・カワイ(生産量世界2位。ディアパソン、ボストンも生産。ドイツのシンメル社と日本の河合楽器製作所が、本体外枠や脚、蓋など、外から見える大部分が透明なアクリルによってできているクリスタル・ピアノを販売している)
・ボストンピアノ(スタインウェイのピアノを日本でOEM

                              • -

『国産はじめて物語―世界に挑戦した日本製品の誕生秘話』 レトロ商品研究所/編集 2003年発行
国産初のピアノ 「アップライト・ピアノ」 (一部抜粋しています)
我々にとって身近な鍵盤楽器のひとつにピアノがある。幼い頃、ピアノを習った経験がある人も多いのではないだろうか。かって家庭にピアノがあるのは、豊かな家庭のシンボルでもあった。
日本でのピアノなど鍵盤楽器の発展は、オルガン製造会社からスタートしたと言える。明治23年頃には我が国のオルガン業者は20以上を数えらが、特に山葉寅楠、西川虎吉、松本雄二郎の3巨頭からピアノ製造へと指向し始めていた。
なかでも企業感覚と世知に長けた山葉寅楠(現在のヤマハの創業者)は、オルガンの製作を進めながら、いち早くピアノの国産化を考えていた。国産ピアノによって一気に国内の鍵盤器市場を掌握しようとしていたのだ。
しかし、ピアノの構造の複雑さは、オルガンのそれとは、比べものもなく、オルガンを修理した経験からオルガンの製造に漕ぎ着けた山葉でも歯が立たなかった。そこで山葉はどうしても本場の工場を見学する必要があると思うようになった。
そこで明治32(1899)年、山葉はアメリカの技術を導入しようと単身渡米する。そしてアメリカに着くと精力的にピアノ工場を視察し、製造方法から工具まで詳しくメモを取り、部品と機械を購入した。
山葉は4ヵ月の渡米期間中に、30台分のピアノの部品を買い付けたという。さらに鉄骨フレームに山葉のブランドを鋳込んだものを注文し、輸入することにも成功した。
帰国した山葉は明治33(1900)年からさっそくアップライト・ピアノの生産を開始した。この山葉のネーム入りピアノは、ヤマハピアノの市場評価を一気に高めていくことになる。
さらに明治35(1902)年にはグランドピアノを完成させた。そして明治37(1904)年のセントルイスアメリカ)万博博覧会にピアノとオルガンを出品し、名誉大賞が贈られるまでになった。
一方で山葉は部品の国産化にも着手する。フレームを浜松織機製作所に発注し、低音弦に同線を巻き付ける技術も自社で、行えるようになった。さらにピアノの心臓部であるアクションも自社生産ができるようにしたのである。
このアクションを手掛けたのは山葉の弟子である河合小市である。腕のいい車大工を父に持つ河合は、技術のある弟子を探していた山葉の住み込み弟子となり、ピアノ製造に山葉とともに情熱を傾けた。
      ・
しかし、その後河合は独立し、昭和2(1927)年、河合楽器研究所を作り、「昭和型」と呼ばれるピアノを誕生させた。これが現在のカワイである。
協力者からライバルへと変わったヤマハとカワイだが、このふたつの会社は現在でも、世界的に高い評価を得ているピアノメーカーである。
なお、諸説あるなかピアノの響板を国産化したことは大きなターニング・ポイントであるため、ヤマハが国産初といってもいいだろう。

                              • -

どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『国産はじめて物語―世界に挑戦した日本製品の誕生秘話』という本を見ていたら、「国産初のピアノ 『アップライト・ピアノ』」というのがあった。
アップライト・ピアノとは、弦が縦に配置しているため、グランド・ピアノよりも場所を取らない。主に家庭などで利用されているピアノだ。形状的にはオルガンに似ているが、オルガンは前の音を残すが、ピアノは前の音を残さず次の音を出すという違いがある。
「そこで明治32(1899)年、山葉はアメリカの技術を導入しようと単身渡米する。そしてアメリカに着くと精力的にピアノ工場を視察し、製造方法から工具まで詳しくメモを取り、部品と機械を購入した」
ピアノは日本が世界的に高い競争力を発揮している製品の1つだ。明治時代に山葉寅楠や河合小市や、先人たちが苦労して築きあげた匠の技が今、花を咲かせているのだ。
「協力者からライバルへと変わったヤマハとカワイだが、このふたつの会社は現在でも、世界的に高い評価を得ているピアノメーカーである」
時々テレビでオーケストラの演奏を観るが、アメリカとかヨーロッパのオーケストラでピアノが置かれていて、そのピアノにばっちりと「YAMAHA」のマークを見つけると誇らしい気持ちになる。
ヤマハとカワイのピアノの世界シェアは世界1、2位だ。しかし、ブランドとなると、そうでもないらしい。
豊かになった中国でピアノの需要が伸びている。ここでも、日本のヤマハとカワイがシェアを伸ばしているらしい。
ネットで「ピアノ YouTube」で検索してみた。
ベートーベンの「月光の曲」が出てきた。
この動画に出てきたピアノは「YAMAHA」か? マークがはっきり見えないな。