じじぃの「人の死にざま_933_孫・基禎」

孫基禎 - あのひと検索 SPYSEE
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孫 基禎 1936 ベルリンオリンピック 動画 YouTube
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孫基禎選手の功績しのぶ 母校明大でシンポ 動画 YouTube
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ベルリン五輪男子マラソン金メダリスト 孫基禎

ベルリン五輪男子マラソン金メダリスト・孫基禎生誕100周年シンポジウム『平和への道』を開催 明治大学
孫基禎生誕100周年シンポジウム実行委員会(委員長=寺島善一商学部教授)は6月9日、明治大学および在日本大韓民国民団中央本部と共催で、駿河台キャンパス・リバティホールで、1936年ベルリン五輪男子マラソンで金メダルを獲得した校友の孫基禎さん(1940年専門部法科卒、1995年明治大学特別功労賞受賞)の生誕100年を記念し、「スポーツを通した国際相互理解という真のオリンピック精神を体現したヒーロー・孫基禎生誕100周年シンポジウム『平和への道』」を開催。約300人の聴衆が、孫氏の思想や行動に触れ、スポーツやオリンピック、平和のあり方を考える機会を得ました。
http://www.meiji.ac.jp/koho/blog/007/6t5h7p00000caia0.html
孫基禎 ウィキペディアWikipedia)より
孫基禎(ソン・ギジョン、1912年8月29日 - 2002年11月15日)は、日本統治時代の朝鮮出身の日本の男子マラソン選手。1936年のベルリンオリンピックで、アジアの選手として初めてマラソンで金メダルを獲得した。大韓民国建国後は同国籍になり、同国の陸上チームのコーチや陸連会長を務めた。
【プロフィール】
当時の平安北道新義州府内にある、中華民国との国境を流れる鴨緑江の畔の都市である新義州(現在の北朝鮮)近くの町で育つ。
1935年(昭和10年)11月3日、東京の第8回明治神宮体育大会のマラソンで、当時の世界最高記録2時間26分42秒を樹立した。
1936年(昭和11年)8月のベルリンオリンピックには、朝鮮半島が当時日本に併合されていたため、孫は「日本代表」として出場し、当時のオリンピック記録となる2時間29分19秒2で金メダルを獲得した。現在のところ、オリンピックの男子マラソンで、世界記録保持者として出場した選手が金メダルを獲得した唯一の例である。
大会直後に朝鮮の新聞「東亜日報」に胸の日の丸が塗りつぶされた表彰式の写真が掲載され、当時の朝鮮総督府の警務局によって同紙記者の逮捕・発刊停止処分が下されるという事件が起きる。
第二次世界大戦後の大韓民国の建国後は韓国籍となり、コーチとして活動。終戦後まもなく「マラソン普及会」を南昇龍らと結成し、選手の指導に当たった。教え子の中から、1947年のボストンマラソンでは徐潤福が孫の世界最高記録を12年ぶりに更新する2時間25分39秒で優勝、1950年のボストンマラソンでも韓国選手が上位3着を独占する快挙を達成した。
大韓陸上競技連盟会長にも就任し、1988年のソウルオリンピック開会式では聖火をスタジアムに持って登場した。
孫の金メダリストとしてのIOC公式記録によると国籍は日本となっている。朝鮮南北双方が自国籍と表記するように要請をそれぞれしているが変更はない。

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読売新聞 「ちきゅう 時の散歩」 2012年6月15日 読売新聞より
日韓駆けたメダリスト 孫基禎 (一部抜粋しています)
ガラス張りの近代的な駅舎が立つソウル駅の裏手。小高い山の斜面を覆うように密集する商店や民家の間の小道を上っていくと、1936年のベルリン五輪男子マラソンで、金メダルを獲得した、孫基禎(ソン・ギジョン)の名を冠した公園にたどり着く。
孫が生まれる2年前、朝鮮半島は日本に併合された。同五輪に、孫は日本代表として出場。半島初の金メダリストという快挙に、屈従を強いられていた人々は喜びに沸いた。
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孫は、ベルリン五輪で2時間29分19秒の当時の五輪最高記録で優勝した。しかし、その感激は表彰式で、観客の拍手を一身に受けた後に一転する。「自分自身と祖国コリアのために走った」はずが、君が代が流れ、日の丸が掲揚されるのを見て、「国を奪われた悲哀とみじめさが交錯」。「二度と日章旗の下では走るまい」と心に決めたと自伝では振り返っている。
孫の金メダル獲得は朝鮮半島歓喜をもたらしたが、植民地支配への鬱憤(うっぷん)を抱えていた人々の民族心も喚起。優勝を報じた東亜日報紙が、表彰式で着ていたシャツの日の丸を塗り潰した写真を掲載し、発行停止となる「日章旗抹消事件」が起きた。
「克日」。「日本に打ち勝つ」という意味の韓国の言葉だ。ソウル在住の孫、李俊承(イジュンスン)さん(45)によると生前の孫は「あの時代には、『克日』の対象として見る以外になかった」と語っていたという。
しかし、こうも付け加えていた。「時代は変わった。最も近い隣人である韓国と日本の世代は、過去を乗り越え、真に友好的に付き合っていってほしい」と。
孫の生誕から今年は100年。公園には10月に記念館がオープンするほか、記念のマラソン大会も計画されている。
日韓のランナーが和やかに健脚を競う。そんな大会になることを、孫は望んでいるのではないだろうか。

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