じじぃの「人の死にざま_932_吉田・健一」

吉田健一 - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E5%90%89%E7%94%B0%E5%81%A5%E4%B8%80/28609/
吉田健一 画像
http://blog-imgs-30.fc2.com/j/i/m/jimfox65/20100821001536256.jpg
吉田健一訳『ロビンソン漂流記』
ロビンソン・クルーソーの物語ならたぶん、誰でも知っている。しかし、知っているのは絵本や子供向けの脚色版で読んだからで、原作を読み通した人は少ないのではないだろうか。もったいないことだ。原著は刊行が1719年というから、もう300年近くも読みつがれてきたことになる。300年という時の試練を経てきた本が面白くないはずがない。吉田健一訳で『ロビンソン漂流記』(新潮文庫)を読めば、思いもしなかった魅力を発見できるに違いない。
http://www.honyaku-tsushin.net/hihyo/bn/robinson.html
吉田健一 (英文学者) ウィキペディアWikipedia)より
吉田健一は、英文学の翻訳家、評論家、小説家である。父は吉田茂、母・雪子は牧野伸顕内大臣)の娘で、大久保利通の曾孫にあたる。ケンブリッジ大学中退。誕生日については、戸籍上は4月1日だが、吉田家では3月27日に祝っていた。英文学、フランス文学を中心としたヨーロッパ文学への素養をもとに、評論や小説を著した。また、イギリスの文学の翻訳も多数おこなっている。父と親交の深かった長谷川如是閑の肝いりで、中央大学文学部教授(英文学)を一時期務めた。
【著作】
・金沢    河出書房新社 1973 のち講談社文芸文庫
・旅の時間 河出書房新社 1976 のち講談社文芸文庫
・怪奇な話 短編集 中央公論社 1977、のち中公文庫
【翻訳】
・ロビンソン漂流記 デフォオ 新潮文庫 1951
・日ざかり エリザベス・ボウエン 新潮社 1952
・木曜の男 G・K・チェスタトン 東京創元社 1956 のち創元推理文庫
・ブライヅヘッドふたたび イヴリン・ウォー 筑摩書房 1963

                                  • -

『人間臨終図巻 下巻』 山田風太郎著 徳間書店
吉田健一(よしだけんいち) (1912-1977) 65歳で死亡。(一部抜粋しています)
吉田健一は昭和52年、留学中の長男と長女を訪ねるのがおもな目的で、約1ヵ月ヨーロッパに旅行したが、ロンドンで冷夏のため風邪をひき、軽い肺炎症状を起した。
7月3日に帰国したが、その直後からひどい疲労を訴え、聖路加病院に入院した。
やがて退院したが、8月3日、夕食を告げる夫人に、ベッドから、「あ、そうかい」と答えたが、そのあとに死んだ。死因は肺炎による心臓衰弱と記録された。
父茂の死後ちょうど10年目であった。

                                  • -

吉田健一  Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&sa=X&oi=image_result_group&q=%E5%90%89%E7%94%B0%E5%81%A5%E4%B8%80%20%E8%8B%B1%E6%96%87%E5%AD%A6%20%E7%94%BB%E5%83%8F&tbm=isch