じじぃの「世界経済の火薬庫・ギリシャはユーロから離脱するのか?資源戦争」

ギリシャ財政再建、これからの期待と課題 (追加) 2012年6月28日 日テレNEWS24
「中国からの投資は大歓迎です。サマラス首相は関係をより強固なものにするため、最初の外遊先のひとつとして中国を選ぶだろう」
あらゆる地域で存在感を増す中国。実は、ギリシャでは経済危機前から、中国企業が大規模な投資を行っていた。中国の海運会社「COSCO(コスコ)」もそのひとつ。COSCOの支店で出迎えてくれたのはギリシャ人のバンバキディスさん。中国から派遣された総支配人のもと、広報などを担当する部長として働いている。COSCOが進出したのはアテネ近郊のピレウスにあるコンテナ港。もともとは国の持ち物だったが、2008年、約4000億円(45億ユーロ)を支払い35年という長期のリース契約を結んだ。
http://www.news24.jp/articles/2012/06/28/10208489.html
ギリシャ人はヨーロッパ1の働き者!①』【藤井厳喜】AJER 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=BHDjkTY48IM
ギリシャは本当にユーロから離脱するのか? 前編 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=wlGqCg5u7gg
プライムニュース 「仏大統領にオランド氏当選・ギリシャ総選挙野党躍進 欧州危機・日本への影響を選挙解析」 2012年5月7日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理、安倍宏行解説委員 【ゲスト】大塚耕平民主党参議院議員)、片山さつき自民党参議院議員)、浜矩子(同志社大学大学院教授)
6日に決選投票のフランス大統領選。世論調査の結果によると、野党・社会党のオランド候補がリードしているが、現職のサルコジ大統領が追い上げ、予断を許さない情勢だ。サルコジ氏が敗れることになれば、これまで独仏首脳の主導で行なわれてきた欧州危機への対応に影響が出る可能性もあり、選挙結果に大きな注目が集まっている。
一方、歳出削減策を進めているギリシャでは、同日、総選挙が予定されている。緊縮策に反対する野党が支持を伸ばしていると伝えられ、ギリシャの選挙結果も、欧州債務問題への混迷を深める可能性がある。
参議院財政金融委員会委員を務める民主党参議院議員大塚耕平氏、経済産業大臣政務官などを務めた自民党参議院議員片山さつき氏らをゲストに迎え、フランス大統領選、ギリシャ総選挙の結果を踏まえ、欧州危機の今後と日本経済への影響を分析する。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120507_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d120507_1
日本財政破綻のXデーが2015年にやってくる!? 欧州危機が他人事ではない国債大幅格下げの可能性 2011年12月9日 ダイヤモンド・オンライン
財部誠一現代日本私観
http://diamond.jp/articles/-/15270
ギリシャ人はヨーロッパで一番の働き者? 2012年03月01日 世界の裏側ニュース
ヨーロッパという家族がユーロ圏の経済危機によって分断され、ギリシャは特にその批判の中心の的となっている。ギリシャ人たちは身分不相応の生活をしていたのだろうか?ギリシャ人は怠け者なのだろうか?後者については、統計をみると驚くような事実が見えてくる。
ギリシャは国家破産を免れるため、今週1300億ユーロ(約14兆円)の財政援助を得るための取引の一部として、さらなる財政支出の削減に直面している。
しかし統計をみると、ギリシャが道を誤ったのは国民が怠けていたわけではないことがわかる。労働者一人当たりの年間勤務時間の平均をみれば、ギリシャ人は非常に勤勉なようだ。
経済協力開発機構(OECD)による統計によると、平均的なギリシャ人労働者は年間2,017時間と、他のヨーロッパの国のどこよりも長時間あくせく働き続けているという。経済協力開発機構の加盟国34ヵ国の中では、韓国、チリに次いで3位となっている。
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11179500514.html
日本の労働生産性、先進7ヵ国で最下位 製造業の競争力も低下 2010年 SIerブログ
1位から順列挙します。
ルクセンブルク ノルウェー 米国 アイルランド ベルギー イタリア フランス オーストリア オランダ デンマーク スウェーデン スペイン フィンランド スイス ドイツ カナダ 英国 イスラエル 日本 ギリシャ アイスランド ニュージーランド 韓国 スロベニア チェコ スロバキア ポルトガル ハンガリー トルコ ポーランド エストニア メキシコ チリ
http://sierblog.com/archives/1606304.html
ユーロ残留? 脱落 ?ギリシャ、17日投票 緊縮、反緊縮派が対立 2012.6.9 MSN産経ニュース
深刻な財政危機に陥っているギリシャで今月17日、国会(300議席)の再選挙の投開票が実施される。欧州連合EU)などが金融支援の条件として要求する財政緊縮策をめぐり推進、反対両派が対立。反対派が勝利すれば、支援が停止されギリシャがユーロ圏離脱に追い込まれる可能性がある。
「(旧通貨ドラクマに戻ることは)われわれの選択肢ではない。ただし今の欧州の(緊縮)路線が続けばユーロ圏崩壊は避けられないだろう」
強硬な反緊縮派、急進左派連合(SYRIZA)のツィプラス党首は8日、アテネ郊外で開かれた集会後、ユーロ圏崩壊の可能性に言及した。
各種世論調査では、緊縮推進派の新民主主義党(ND)がSYRIZAを支持率で上回るが僅差。両党とも、第1党に与えられる50議席のボーナスを加算しても過半数には届かない見通しだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120609/erp12060915570002-n1.htm
経済危機ギリシャに見切り? 海外移住説明会に1万人超 2011年10月17日 asahi.com
欧州の債務(借金)危機の震源ギリシャから、海外へと移住する動きが広がっている。地元メディアなどによると、豪州大使館の説明会には、約800人の想定に対して1万5千人が参加を申し込んだ。移住希望者の拡大に、詐欺も増えているという。
豪州やカナダにはギリシャ系の人たちのコミュニティーがあり、英国や米国と並ぶ人気の移住先だ。豪州大使館は「技能を持つ人なら、どこの人でも受け入れる」との意向。10月に入ってアテネで開いた説明会には医師や技術者、研究者らが集まった。
北部テッサロニキから来た医師のルコビティスさん(30)は「半世紀前には肉体労働者が海を渡ったけれど、いまは『頭脳』が国を離れる」と地元メディアに話した。「よりよい教育と給与が得られる所で子どもを育てたい。ギリシャには失望した」という。
http://www.asahi.com/international/update/1017/TKY201110170102.html
オーストラリア ウィキペディアWikipedia)より
オーストラリア連邦(英語: Commonwealth of Australia)、またはオーストラリア(Australia)は、オセアニアに位置する連邦立憲君主制国家。南東にはニュージーランド、北には、インドネシアパプアニューギニア東ティモールがある。ロシア、カナダ、中国、アメリカ、ブラジルに次ぐ世界で6番目に面積の大きい国である。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国。
【ヨーロッパ人の到達以後】
戦後、ヨーロッパからの白人移民は減り続け、国力となる人口増加は鈍った。そこで1980年代からは白豪主義を撤廃し、世界中から移民を受け入れることとし、「多文化主義」へと移行した。ベトナム戦争にも積極的に参加し、アメリカと共に戦い、その後ベトナム難民を数多く受け入れた。1975年、ニューギニア信託統治地域がパプアニューギニアとして独立した。2003年のイラク戦争にも参加した。
距離は離れているものの、同じアングロ・サクソンのイギリス、アメリカや、移民出発地の他のヨーロッパ諸国との結びつきが依然強い。
ギリシャ ウィキペディアWikipedia)より
ギリシャ共和国(英語:Hellenic Republic)、通称ギリシャは、ヨーロッパの南東、バルカン半島最南端部に位置する共和制国家である。半島南部およびペロポネソス半島に加えエーゲ海を中心に存在するおよそ3,000もの島によって構成される。北は西からアルバニアマケドニア共和国ブルガリアと、東はトルコと国境を接している。本土の周囲は東にはエーゲ海、西はイオニア海、南は地中海に囲まれている。
【観光業】
数多くの古代ギリシャや東ローマ時代の遺跡・遺構、エーゲ海の風光明媚な島々などの観光資源も多く、観光も重要な産業となっており、海運業、移民からの送金と観光業でギリシャの三大収入源となっている。アテネオリンピックが開催された2004年の時点でギリシャ総労働者数の16,5%、約66万件が何らかの形で観光業に携わっており、さらにそれまでギリシャ観光を統括していたギリシャ政府観光局の上の組織として観光省が新設された。

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『資源戦争――いま世界で起きている本当に凄い話』 ニュースなるほど塾/編 KAWADE夢文庫 2012年発行
ギリシャ移民を続々受け入れるオーストラリアの思惑とは? (一部抜粋しています)
現在、ギリシャは「世界経済の火薬庫」と呼ばれている。巨額の財政赤字を抱えて国家破綻の目前となり、自国のみならずヨーロッパ各国に火の粉を撒き散らしているから、というのがその理由だ。
2011年秋にギリシャの国家破綻が騒がれて以来、イタリア、スペインと次々に危機が連鎖。火消しができなければ、EU欧州連合)の共通通貨「ユーロ」が解体する可能性もあると危惧されている。
EUIMF国際通貨基金)はギリシャ政府に対して金融支援を行なうと同時に、赤字を削減するよう何度も忠告しているが、国民が政府の緊急財政策に不満を示していることもあって、財政状況がなかなか改善しない。
ギリシャがこうした事態に陥った理由に派政府による放漫財政が挙げられるが、問題の根本にはギリシャ人のメンタリティがあるという指摘もなされている。
以下は『週刊現代』誌に掲載された、ジャーナリスト田中宇氏の解説である。
ギリシャはロシアやトルコ、中東などに対する戦略上の要衝(ようしょう)にある。そのため、19世紀にオスマン・トルコから独立して以来、ヨーロッパ諸国やアメリカから特別扱いされ、さまざまな支援を受けてきた。ギリシャ人はさほど働かなくても豊かな生活が送れるようになり、政府が借金してもそれが当然だと思うくらい財政感覚がマヒしてしまったという。
そんなお国柄を象徴するのが、ギリシャの公務員の多さだ。労働人口約400万人のうちなんと約25%(一説では40%)が公務員なのである。
しかも、彼らは民間より高い給与をもらい、気に入らないことがあるとすぐにストライキを行なう。税務署の職員でさえも、賄賂を受け取ったり、脱税をしたりする者も珍しくない。
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当然、ギリシャから脱出して移民となる人も増えている。彼らの行く先は、オーストラリアだ。同国がギリシャ人を迎え入れる理由は、彼らをそれほど”怠け者”ではないと思っているからだ。
実際、ギリシャ人には真面目な労働者もたくさんいる。OECD経済協力開発機構)の統計によると、2010年のギリシャの労働者一人当たりの労働時間は2109時間で、EU最大の経済大国ドイツよりも690時間も多い。自己申告ながら、ざっと1.5倍もギリシャ人のほうが働いていることになるのである。
オーストラリアはギリシャ人のそうした点に目を付けたのか、「技能を身につけている」ことを条件に移民を受け入れることを表明している。
ギリシャ人にとっても、オーストラリアは人気の移民先だ。同国にはギリシャ系移民のコミュニティがあり、2011年10月にオーストラリア大氏館がアテネで開催した説明会には、1万5000人もの人が参加を申し込んだほどである。
ギリシャ人が本当に働き者ならば、オーストラリアとしては優秀な人材という貴重な資源の獲得に労せずにして成功することになる。はたして、オーストラリアの人材獲得戦略は吉と出るのか、凶と出るのか注目されるところだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『資源戦争――いま世界で起きている本当に凄い話』という本を見ていたら、「ギリシャ移民を続々受け入れるオーストラリアの思惑とは?」というのがあった。
ギリシャはヨーロッパの火薬庫だ。そして、ヨーロッパは世界経済の火薬庫になるかもしれないという。
ネットで「ギリシャ 失業率」をキーに検索してみた。
「3月のギリシャ失業率、過去最悪の21.9% 若年層の失業率、52.7%」
すごい、数字だ。
OECD経済協力開発機構)の統計によると、2010年のギリシャの労働者一人当たりの労働時間は2109時間で、EU最大の経済大国ドイツよりも690時間も多い。自己申告ながら、ざっと1.5倍もギリシャ人のほうが働いていることになるのである」
ギリシャ人って、結構働き者じゃん。
ネットで「ギリシャ 労働生産性」をキーに検索してみた。
「日本 ギリシャ アイスランド ニュージーランド 韓国・・・」
OECD加盟国の中で、労働生産性の低さは日本とギリシャは同じような順番だ。ギリシャ人って日本人に似ている。昔、「日本と似た国」で調べたら、ギリシャがヒットした。
「当然、ギリシャから脱出して移民となる人も増えている。彼らの行く先は、オーストラリアだ」
オーストラリアは国民の幸福度世界No.1の国だ。
5月22日、格付け会社フィッチ・レーティングスは日本国債の格付けを「ダブルAマイナス」から1段階引き下げて「シングルAプラス」に格下げをした。
日本からオーストラリアは近い。日本人も行く先を考えておいたほうがいい。オーストラリアも歓迎するかもしれない。
6月17日、ギリシャでユーロ残留か脱落か、の再選挙が行われる。