じじぃの「人の死にざま_919_エピメニデス」

"I am lying, do I say the truth?" - solving Epimenides' paradoxon 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=zxlG4oDIYOA
Anime Explains the Epimenides Paradox 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=XnAeuSvyh70
エピメニデス ウィキペディアWikipedia)より
エピメニデス Epimenides(生没年未詳)ギリシアの伝説的な詩人・預言者ギリシア七賢人の一人に数えられることがある。
エピメニデスのパラドックス ウィキペディアWikipedia)より
エピメニデスのパラドックスは論理の問題の一つである。クレタ島出身の哲学者クノッソスのエピメニデス(紀元前600年ごろ)の名を冠している。この問題を表す文は一種類に決まっているわけではない。ダグラス・ホフスタッターの『ゲーデルエッシャー、バッハ』に記されている典型的バリエーションは次の通りである。
エピメニデスはクレタの人で、次のような金言を残した。「クレタ人はみなうそつきである」
「テトスへの手紙」にエピメニデスへの言及があり、「クレテ人のうちのある預言者が『クレテ人は、いつもうそつき、たちの悪いけもの、なまけ者の食いしんぼう』と言っている」とある(Titus 1:12)。
エピメニデスが言ったことが真実かどうかを考えることで、一般に自己言及のパラドックスが生じる。ただし、エピメニデスが自身以外に正直者のクレタ人を少なくとも1人知っていたとしたら、彼のこの言は単なる嘘であってパラドックスではなく、論理的矛盾を生じない。「全てのクレタ人は嘘つきだ」の否定は「クレタ人には嘘をつかない人もいる」であり、「クレタ人には嘘つきもいる」という文と同時に真となることがある。

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『世界と日本の怪人物FILE』 歴史雑学探究倶楽部/編集 学研 2010年発行
洞窟で予言と魔力を得たギリシャの賢人 エピメニデス (一部抜粋しています)
古代ギリシャには数多くの兼人が生まれたが、「新約聖書」にその名が残った者もいる。クレタ人の預言者エピメニデスだ。
彼はギリシア七賢人の一人であり、「すべてのクレタ人は嘘つきだ」という言葉で有名な「エピメニデスのパラドックス」(自分を含めて言及することで生まれる論理的矛盾点のこと)を投げかけた人物としても知られている。
伝説では、子供の頃に洞窟に迷い込んだエピメニデスは、そのまま寝てしまい、気づけば57年もたっていたという。その間に、彼は霊感を得て、予言の力を持つようになっていった。
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エピメニデスは数々の予言をしたほか、その神通力の強さもあって、その名声はギリシャ中に広まっていった。彼が非常に頼りにされていたことがわかる、こんなエピソードがある。
紀元前596年、アテナイの社会は疫病で危機に瀕(ひん)していた。そこでアテナイの市民はエピメニデスを招聘し、街を浄(きよ)めるように依頼したのだ。彼は神託を受け、黒と白の羊を使った魔術でこれを解決した。これがきっかけとなって、アテナイはのちの黄金時代を築いていったという。