じじぃの「宇宙の渚・オーロラ・謎の閃光(せんこう)スプライト!宇宙飛行士の秘密」

Sprite スプライト 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=dKWyHcAoges
逆カミナリ? スブライトを上空から撮影 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=qHXf1tv0EAQ&feature=related
スプライト現象 画像
http://www.astroarts.jp/news/2011/09/16nagisa/sprite.jpg
red sprite Google 検索
http://www.google.co.jp/images?sourceid=navclient&aq=f&oq=red+sprite&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=red+sprite&gs_upl=0l0l14l191419lllllllllll0&aqi=g1&oi=image_result_group&sa=X
宇宙と地球の神秘をISSから生中継 18日放映「宇宙の渚」 2011年9月16日  NHK
http://www.astroarts.co.jp/news/2011/09/16nagisa/index-j.shtml
レッドスプライト ウィキペディアWikipedia)』より
レッドスプライトは、雷雲上の中間圏で起こる発光現象であり、単に「スプライト」とも呼ばれる(以下「スプライト」と書く)。中間圏発光現象の1つである。
雷とは全く別の発光現象ではあるが、雷(雷放電)に付随して発光するといわれている。
近年衛星(ROCSAT-2衛星搭載のISUAL観測器等)からの観測も行われている。
【概要】
スプライトは、アメリカのFranzらが1989年に夜間ビデオカメラの較正をしていた時に偶然に撮影してしまった発光現象である。その色 (red) と妖精 (sprite) のようにひょっこり姿を現すことから、「レッドスプライト」と呼ばれるようになった。しかし、理論としてはチャールズ・ウィルソンが提唱していたが、当時はカメラも高性能ではなく、たとえ目撃しても目の錯覚だといわれていた。
Franzらの発見後、様々な科学者により盛んに研究され、実像が明らかになりつつある。色は赤色で、高度約50〜80kmで発光し、鉛直方向の大きさは20km程度、水平方向の大きさは数km〜70km程度である。スペクトル解析によると、窒素分子のfirst positive bandが支配的であることから、窒素分子がその発光に寄与していることが分かった。
スプライトの種類はいくつかあり、未発見の種類もあるかもしれない。

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『宇宙飛行士85の秘密』 株式会社レッカ社/編集、岩田勉/監修 PHP文庫 2011年発行
宇宙からオゾンホールは見えるの? (一部抜粋しています)
南極上空に巨大なオゾンホールが発見され、オゾン層を破壊するフロンガスの削減が進められるきっかけとなったことを覚えているだろう。人工衛星からの映像で穴が開いているように見えることから、オゾンホールと名付けられたのだが、宇宙船や国際宇宙ステーションの宇宙飛行士からも見ることができるのだろうか?
その答えは、見えないである。理由は、単純にオゾンは空気と同じで目に見えない物質だからだ。つまり、南極上空に肉眼で観察できる穴が開いているわけではないので、宇宙飛行士がオゾンホールを見ることはないのである。
逆に地上で目にする自然現象であれば、虹などのよほど小規模な現象でないかぎり、宇宙から見ることができるそうだ。例えば、雷も地球の夜間を飛んでいるときは、閃光がはしるのがハッキリ見えるという。さすがに枝分かれするようすまでは見えないそうだが、雷のエネルギーの大きさがなんとなくわかる話だ。
一番ハッキリ見えるのは雲で、さまざまな形の雲を見ることができる。特に渦を巻いた台風は中心にある目まで見えるという。また、台風や低気圧の強風で砂が巻き上げられて起きる砂嵐は、一面茶色で砂漠にしか見えないそうだ。
また極地方でしか見られないオーロラも、近くを通る軌道を飛んでいる場合は宇宙から見ることができるが、オーロラは高度100〜200キロ付近で発生するので、宇宙から見る場合は見下ろすことになる。オーロラは本当に美しいそうで、地球が光の冠をかぶっているように見えるという。

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「宇宙の渚 第1集 謎の閃光(せんこう) スプライト」 2012年4月22日 NHKスペシャル
【番組プレゼンター】JAXA古川聡宇宙飛行士
昨年9月、世界で初めて、宇宙からオーロラ、夜景などを生中継して好評をいただいた「宇宙の渚」。その後に撮影された数々の絶景映像を堪能しながら、地球について、私達自身について見つめなおすドキュメンタリーシリーズを、4〜6月に3本シリーズで放送する。
高度十数キロメートル〜数百キロメートル。地球と宇宙がせめぎ合う境界領域を、私たちは「宇宙の渚」と名付けた。国際宇宙ステーションから古川聡宇宙飛行士は、NHKが開発した宇宙用超高感度カメラを使って「宇宙の渚」で展開するスペクタクルの撮影に挑戦した。オーロラ、流星、雷、スプライト(宇宙に放たれる閃光)、夜景など、ほとんどが世界初という映像80時間分の撮影に成功した。
3本シリーズの第1集、主役は「スプライト」、雷雲から宇宙に放たれる閃光だ。航空機のパイロットの間で目撃談が密かに語られていたものの、存在すらはっきりしない謎の光だった。
いったい何者なのか?番組では、国際宇宙ステーションと航空機から、スプライトの世界初の鮮明撮影に成功、ついにその正体を解明した。その結果、地球と宇宙の間に濃密なやり取りがあり、さらには地球の天気が宇宙の影響を受けていることも見えて来た。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0422/
どうでもいい、じじぃの日記。
4/22、NHKスペシャル 「宇宙の渚 第1集 謎の閃光(せんこう) スプライト」を観た。
大体、こんなことを言っていた。 (手抜きしている)
地球を覆う大気層の上に緑色の薄い層が重なって見える映像が出てきた。
世界で初めて宇宙から鮮明に捉えられたオーロラです。長さ数千キロに渡って緑の色がきらめいています。宇宙の大海原から打ち寄せる粒子が、地球の大気に光のさざ波を立てているのです。
ここは地球と宇宙の波打ち際。いわば宇宙の渚です。
地上400キロ。国際宇宙ステーションISS)は宇宙の渚の真っただ中を進みます。このISSから渚で起こるスペクタクルの撮影に挑みます。
ISS内でカメラを持っている古川聡宇宙飛行士が出てきた。
古川さん、「今日は。JAXA宇宙飛行士の古川聡です」
NHKが開発した「宇宙用高感度ハイビジョンカメラ」です。夜の宇宙の渚を狙います。
太陽が沈み、地球が闇に包まれたとき、従来のカメラでは映し出せなかった息を呑む光景が姿を表し出しました。
地球上の夜景の上に雲が覆い、その雲のいたるところで雷の閃光が輝いている映像が出てきた。
古川さん、(ISSから外を眺めて)「スプライト、撮るぞ!」
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一面、雲に覆われた雷の発生源から、突然、宇宙に向かって細長い棒状の閃光が走った。
パイロットたちが囁く奇妙な噂話でしかなかった謎の妖精、スプライト。人々の情熱の神秘のベールを一枚一枚はがしていきました。
古川さんが撮影に成功したスプライトの映像を見て、
イスラエルの研究者、「あった。スプライトだ!」
目を輝かせながら、「みんな、大喜びだったよ」
ベールの向こうから姿を現した妖精の正体。それは地球と宇宙を結ぶ、まさにかけ橋でした。
細い束になったスプライトが一斉に雷の発生源から、宇宙にとき放されていく映像がいくつも出てきた。
スプライトは宇宙の渚が私たちに及ぼす影響の大きさを気づかせてくれました。地球と宇宙の狭間に横たわる宇宙の渚。私たちはこの波打ち際を仲立ちにして、宇宙という大海原とたえず、つながりながら生きているのです。
じじぃの感想
イスラエルの研究者、「あった。スプライトだ!」
目を輝かせながら、「みんな、大喜びだったよ」
単なる、細い光線が出ているだけじゃないか、と思うじじぃ。
こんなのに、目を輝かせながら、興奮して話す、イスラエルの研究者。
こんな人たちが、新しい時代を作っているんだろうな。