じじぃの「高齢者に働く場と生き甲斐を・産業廃棄物?日本を救う中小企業100」

カンブリア宮殿 高齢者に働く場と生き甲斐を 4月19日 バラエティ動画 FC2
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高齢社上田社長.avi 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=cazOyHWaFGQ
カンブリア宮殿 「高齢者に働く場と生き甲斐を!」 2012年4月19日 テレビ東京
【司会】村上龍小池栄子 【ゲスト】高齢社 会長(創業者) 上田研二
お年寄りのことを“産業廃棄物”と呼ぶ一人の男がいる。
それは高齢者専門の人材派遣会社「高齢社」の創業者で会長の上田研二だ。
上田はもちろん、お年寄りを“ごみ”と思っているわけでない。
定年後に何もしないで奥さんや子供から“邪魔なもの”扱いされている高齢者に再び働く場を提供し、高齢者に生きがいを与えようとしているのだ。“産業廃棄物”というのは、言わば上田一流のジョーク。
年金の支給開始年齢が来年引き上げられようとしているが、まだまだ働きたいという高齢者は多い。
上田は「お年寄りも若者もみんなが共存できる働き方はある」と声高に叫ぶ。
“産業廃棄物再生支援機構”上田が作った「高齢社」に迫る!
●高齢社は高齢者が明るく楽しく、みんなで!
高齢社は500人もの登録者を抱える、高齢者専門の人材派遣会社。就労率は54%と、業界平均に比べても非常に高い。仕事の内容は営業や運転助手、ショールーム受付、水泳のインストラクターなど100種類近くある。その人気の理由は、低コスト。毎日が日曜日の高齢者には休日手当を支払う必要はないし、新人と違って研修費も必要ないからだ。この他にも人生の先輩として若い社員に与える影響も大きく、企業として使わない手はない、というわけ。
●社員を大切にする経営
高齢社の創業者である上田のモットーは“社員を大切にする経営”。それはかつて父親が失業し、自分自身が苦労した経験をもつから。高卒で東京ガスに入り、検針員から理事にまで上り詰め、業績不振の関連企業を再建した経験を持つ上田。その際も上田は、一切リストラをしなかった。
高齢者の社員は出社日を好きに設定できるし、午後4時過ぎればオフィスでビール飲み放題。
その上、経常利益の30%を期末手当などとして社員に分配している。
●高齢者に押し寄せる荒波…でも一筋の光
7期連続増収を記録する高齢社だが、去年は大手メーカーから70人分もの契約を打ち切られた。
しかし上田は、「売上が落ちた原因は社内にある」として恨み言一つ言わない。
不景気の荒波にものまれない、上田の前向き経営理念がそこにはあった。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20120419.html
ニューズウィーク日本版』 日本を救う中小企業100 2011年12月7日号 (一部抜粋しています)
東京墨田区の空にそびえる東京スカイツリーが大人気だ。理由は電波塔として高さ世界一という誇りだけではない。東京タワーが建った高度成長期へのノスタルジーだけでもない。
商店や中小企業がひしめく下町で日に日に高さを増していくスカイツリーは08年の着工以来、人口減少や世界経済の変調などで沈みがちな日本経済の中で、日本人の前進力をあらためて思い起してくれたシンボルだ。
そんなスカイツリーを支えているのが、日本の中小企業だ。建設主体は大企業だが、内部の振動制御装置に使われている高さ1.2メートルの巨大コイルばねは、従業員80人余りの東海バネ工業が作った「熱の芸術品」。
ここに日本の希望がある。前進力の中核は、今も昔も企業数で9割、労働者数の7割、利益の5割を占める中小企業。本誌が厳選し紹介する100社は、古い成長モデルが立ち行かなくなった後も新しい時代に適応し、日本経済を活気づけるべく進化してきた中小企業ばかりだ。
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高齢社
経験があり労働意欲も豊富なお年寄りに、引退後の活躍の場を提供する高齢者専門の人材派遣会社。
登録資格を60〜74歳に限定し、ガス関連業務やマンション管理業務などに派遣。登録者は500人を超え、就労率は60%近くに上る。
高齢化社会の新しいビジネスモデルとして、複数の海外メディアにも取り上げられた。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2011年12月7日号『ニューズウィーク日本版』に特集として「日本を救う中小企業100」が載っていた。
この「日本を救う中小企業100の」中に「高齢社」があった。
そういえば、4月19日のテレビ東京カンブリア宮殿』で「高齢者に働く場と生き甲斐を!」というのをやっていた。
高齢社会長の上田が言う。
「一番感謝しているんは奥さん。粗大ゴミがいなくなったわけだから。亭主、元気で留守がいい」
「高齢者専門の人材派遣会社。就労率は54%と、業界平均に比べても非常に高い」
こんな会社もあるんだ。
番組では、引っ越しなどのとき、ガスを止めて回っている高齢者が出ていた。こういう仕事は「高圧ガス製造保安責任者」という国家資格が必要らしい。
ビル管理なんかも、「電気工事士」とか、「ボイラー技士」なんかの国家資格が必要らしい。
それなりの努力がいるんだ。
「じじぃ、元気で留守がいい」なんて、言われてみたい。