じじぃの「人の死にざま_889_FW・クラーク」

クラーク数の大きい元素
http://www.d2.dion.ne.jp/~hmurata/goro/clark.html
Frank Wigglesworth Clarke Wikipedia, the free encyclopedia より
http://en.wikipedia.org/wiki/Frank_Wigglesworth_Clarke
クラーク数 ウィキペディアWikipedia)より
クラーク数(英: Clarke number)とは地球上の地表付近に存在する元素の割合を火成岩の化学分析結果に基いて推定した結果を質量パーセントで表したものである。一番多いのは酸素で、ケイ素、アルミニウム、鉄の順に続く。クラーク数科学史上の学説の一つにすぎず、今日では最新の調査結果に基づいている別の統計資料を利用することが望ましい。
【概要】
アメリカ合衆国の地球化学者フランク・クラーク(Frank Wigglesworth Clarke)は地表部付近から、海水面下10マイルまでの元素の割合を、岩石圏(重量パーセントで93.06%を占める)、水圏(同じく6.91%)、気圏(同じく0.03%)の3つの領域における値を合計することで求めた。ここで岩石圏での元素の割合は95%の火成岩、4%の頁岩、0.75%の砂岩、0.25%の石灰岩より成ると仮定し、火成岩の平均組成は5.159個の試料の分析値の平均でもって代表されると仮定している。

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『元素111の新知識』 桜井弘/編者 BLUE BACKS 1997年発行
地球を分析した最初の人――クラーク (一部抜粋しています)
ハーバード大学を卒業したあと、ハワード大学の化学、物理学の教授となったクラーク(1847 - 1931)は1883年から1924年までアメリカの地質調査所の化学主任をつとめた。蓄積された膨大な数の岩石に関する化学分析の結果にもとづいて、1889年に最初の論文「地殻の平均化学組成」を発表するとともに。元素進化説にもとづいて星の化学組成の分析結果と星雲仮説を統一的に理解できることを示した。
1924年には、地表約10マイルまでの岩石組成を発表した。地表下10参る(約16km)の厚さの地球表層は、地球の全体像の約0.7%にあたる。クラークは、地球表層が0.03%の気圏、6.91%の水圏、93.06%の岩石圏からなるとして、地表の元素の重量%を推定した。
その後、この地殻中の元素の平均重量%は「クラーク数」と呼ばれるようになった。
地球を初めて分析したクラークは、地球化学という新しい学問を生み出すとともに、元素進化説や生命の起源海洋説を立証するためにきわめて大きな役割を果たすこととなった。

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