じじぃの「たかが靴下・されど靴下・タビオ!日本を救う中小企業100」

カンブリア宮殿 劇安 海外製に負けない、次世代の国産モノ作り 動画 Youku
http://v.youku.com/v_show/id_XMjU3MDgwNTg4.html
藤沢久美の社長Talkタビオ越智会長インタビュー 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=CHfLQ8PqloY
カンブリア宮殿 「劇安 海外製に負けない、次世代の国産モノ作り」 2011年4月7日 テレビ東京
【司会】村上龍小池栄子 【ゲスト】タビオ会長 越智直正
"たかが靴下、されど靴下" 靴下人生50年の男が叫ぶ! 激安 海外製に負けない、次世代の国産モノ作り
●中国製 激安靴下に負けない!驚異の国産靴下チェーン
中国製で3足1000円は当たり前、1足100円も珍しくない「安くて履ければいい」と思われがちな靴下。ところが1足600円から2000円といった高額靴下を売りまくり、成長を続けているのが、全国に200店舗以上を展開する「靴下屋」。実は靴下は、不況で売れまくる驚異のアイテム! 女性達は「安くてもおしゃれができる」と景気が悪くなってもお金をかける不思議アイテムなのだ。ここ数年女性達の間で次々と流行っていった、レギンス、カラータイツ、トレンカ、といった足回り新商品の火付け役もここ。一方 男性ビジネスマンにも「一度履いたらこんなにも違うのか」とジワジワ広がりつつあるのだ。他社ではあり得ない素材のこだわりや立体製法が、バツグンの履き心地を実現して消費者の絶大な支持を得ている。
そんな靴下屋を展開するのが大阪本社のタビオ。実はココで売っている靴下、「メイド・イン・ジャパン」なのだ。「本当にいいものを履いてほしい。安さだけの靴下では、靴下がかわいそう」と会長の越智は、品質に徹底してこだわり続け、安くて品質の良くない中国製を排除し続けるパワーを持つ店作りを続けて来た…その強みは、なんと1足単位で製造・配送し、無駄な在庫を持たない独自のシステム。全国の店頭からは、売れた靴下を1足単位で発注、と同時に、オンラインで結ばれた奈良にある協力製造工場で製造が始まる。出来上がり次第、隣接したタビオの物流センターへ納品され、直ちに配送される。結果、発注して1、2日で店舗に商品が届くため、売れ筋の欠品や死に筋の在庫増を防ぐことが可能となり、スリムでスピーディ店舗運営が可能になったのだ。10足単位で数週間はかかる業界標準値とは大違いだ。越智曰く、「これは靴下のラーメン屋! ラーメン屋さんのように、注文されて作るのが理想なんや」
●壮絶! 靴下人生50年、作り上げたのは皆で戦う奇跡の集団
愛媛の11人兄弟の末っ子として生まれた越智。中学卒業前に父を亡くし、そのまま大阪へ丁稚奉公に出される。13年の修行の後に独立、何度も倒産の危機を乗り越えて事業を拡大して来た。越智曰く「みんなに助けてもらった。だから助け合って生きていかないかん」。海外からの激安品が流入する中、卸業から始めた越智がこだわり続ける"製造から販売まで一気通貫"の国産体制は、実にユニークだ。
実はタビオ仕入れ価格の値切りは一切なし、工場が売りたい価格でタビオに卸すのだ。工場が儲かる=作り手がきちんと良質の靴下を生産しつつけることが出来るようにするためだ。これは川下の小売りでも同じ。店舗の半分はFCフランチャイズだが、最初の加盟料以外、月々支払うロイヤリティーは一切なし。良い靴下を売ってもらって、その地域できちんと生きていってもらいたいためだ。「この仕組みのお陰でやっていけているんです」と、親子代々に渡って続けるFC経営者が山と存在する。 資本関係も何もない中小工場・小売りと連携しあって生き残る奇跡の集団なのだ。「作り手、流通(卸)、小売り、お客、と全てがうまく行かないかんのや」と越智は主張する。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/list/list20110407.html
ニューズウィーク日本版』 日本を救う中小企業100 2011年12月7日号 (一部抜粋しています)
東京墨田区の空にそびえる東京スカイツリーが大人気だ。理由は電波塔として高さ世界一という誇りだけではない。東京タワーが建った高度成長期へのノスタルジーだけでもない。
商店や中小企業がひしめく下町で日に日に高さを増していくスカイツリーは08年の着工以来、人口減少や世界経済の変調などで沈みがちな日本経済の中で、日本人の前進力をあらためて思い起してくれたシンボルだ。
そんなスカイツリーを支えているのが、日本の中小企業だ。建設主体は大企業だが、内部の振動制御装置に使われている高さ1.2メートルの巨大コイルばねは、従業員80人余りの東海バネ工業が作った「熱の芸術品」。
ここに日本の希望がある。前進力の中核は、今も昔も企業数で9割、労働者数の7割、利益の5割を占める中小企業。本誌が厳選し紹介する100社は、古い成長モデルが立ち行かなくなった後も新しい時代に適応し、日本経済を活気づけるべく進化してきた中小企業ばかりだ。
     ・
タビオ
靴下の大半が3足1000円の中国製というこのご時世に、1足600円〜1000円の日本製にこだわり続ける靴下の企画:卸会社。安物にはないはき心地は、50の協力工場で働く職人のおかげ。最も古いもので50年前の編み機を気温や湿度に応じて微調整することで、完全自動化された機械では出せない最高の風合いを実現する。

                            • -

どうでもいい、じじぃの日記。
2011年12月7日号『ニューズウィーク日本版』に特集として「日本を救う中小企業100」が載っていた。
この「日本を救う中小企業100の」中に「タビオ」があった。
そういえば、4月7日のテレビ東京カンブリア宮殿』で「劇安 海外製に負けない、次世代の国産モノ作り」というのをやっていた。
「本当にいいものを履いてほしい。安さだけの靴下では、靴下がかわいそう」
番組の冒頭で、村上龍が言う。
村上、「俺の靴下は3足1000円だからな。1000円で3足だと得した気分になるじゃん。人の目につかないところでもあるし」
番組のスタッフ、「試しに履いてみれば」
村上、「そお」
・・・。
村上、「おい、この靴下、10足、今すぐ注文してくれ!」
じじぃも、少し、ブランド(じじぃの場合、ものにマークがあればブランドもの)の靴下を持っている。
ブランドものはやはり、長持ちする。
日本製のものに全部「JAPAN」という、マークを入れればいいんだ。
トヨタもブランド戦略に切り替えたというし。